波木圭二＆克己ハーモニカコンサート

6/3(日）波木圭二さん克己さん親子によるコンサート（於・文化シャッターBXホール）に行ってきました
ブルースハープを始めて間もないころ、波木克己さんの教本を手にして以来、一度直接演奏を聴いてみたいと思っていました
ベテランのハーモニカ奏者波木圭二さんの名前を知った時、「波木克己さんの親か？」と想像しましたが、やはりそうでした

プログラムは、第1部圭二ソロ・第2部克己ソロ・第3部圭二＆克己という構成
圭二さんのソロはクロマチック
克己さんのソロは10ホールズ
デュオでは、圭二さんがコードハーモニアまたはクロマチックで克己さんは10ホールズという編成でした

このコンサート、ジャズやポップスのスタンダードナンバーに加えて、なんといっても特徴的なのは、克己さんのオリジナル曲でしょう
「浮雲」「野沢讃歌」「含羞（はじらい）」……　教本に載っている練習曲に通じる個性を感じました
第2部は背景に映像を投影しながらの演奏で「なるほどこういう表現方法もあるのか」と

圭二さんのMCで、二人に共通するテクニック「ヴィブラート」のことを話していたのが印象的でした。
それと、もともとコードハーモニカが専門だった圭二さんがクロマチックを始めたのは60歳を過ぎてからだとの話は、「おお、そうなのか！」と内心嬉しかった

ハーモニカの楽しさ、魅力を堪能したライブ
おかげでまた、やる気が出てきました


【参考資料】
『ロック&ブルースハーモニカ独習 (CD SELF TAUGHT SERIES)』
『模範演奏入りCD付 10ホールズ 楽しく吹けるブルースハーモニカ』