毎回色々なエピソードが出てくるので、
どういう風にまとめようか悩んじゃうドラマですね。
今回の患者は、
極度の貧血とめまい、診察中に吐血の宮本茂(井田國彦)→白石(新垣結衣)担当。
救急車で運び込まれた、胸の痛みを訴える老人
→藤川(浅利陽介)と緋山(戸田恵梨香)が、処置室で手伝う。
川底で頭を強打した21歳の男性→緋山がドクターヘリで搬送。
熱射病で倒れた藤川の母(山本道子)→藍沢(山下智久)&冴島(比嘉愛未)。
大きく分けるとこんな感じでしょうか?
藍沢は、藤川の母・静子にちょっと関りましたが、本日のメインは、”退院係”。
ベットを空けないと、患者を受け入れられないので、
快方に向かっている患者から順に、退院や転院させる係りです。
藍沢:「追い出すわけですか?」
黒田(柳葉敏郎):「向いてるだろう、きつい事平気でいえるから」
藍沢:「そうですね」
黒田:「患者さんとの会話を勉強するいい機会だ」
一件きつい事言い合ってるようで、お互いまんざらでもない雰囲気でしたし、
藍沢の性格からすると、こういう地味なで大変な仕事は嫌がるかと思ったら、
しっかり患者さんの状況チェックをして、
その中で、他のフェローの抱えている問題もちゃんと見ているんですね。
藤川は、黒田からの呼び出しをフライトドクターだと思い込み、
いいところを見せようと張り切りすぎ、逆に空回りし、何だか邪魔な感じ。
さらに、事も有ろうか、
除細動処置中の救急患者の手に触れてしまい、通電し心停止。
一応回復しますが、入院になります。
緋山は、以前ついてしまった嘘のせいで、黒田に嫌われ、
ドクターヘリ担当になれないのではと心配中ですが、急遽ヘリ担当。
適切な判断、テキパキとした処置を三井(りょう)や黒田に認められます。
しかし、その患者・飯田敏夫が、
頭の手術は上手くいったものの脊髄損傷で、首から下が一生麻痺。
その告知で、心を痛め、何とか助ける方法は無いのか、
脳外科の西条(杉本哲太)に言いますが、
「医者は神じゃない、出来ることだってたかが知れている。
世の中には理不尽だろうが何だろうが、
なすすべが無く受け入れるしかない事を知るべきだ、患者も医者もな・・・・。」
と言われ、医療の限界・厳しさを見つめ、
最終的には、この残酷な”告知”をしっかりやりきりました。
白石が担当した宮本は、吐血・低血糖など、
深刻な症状を発症する割には、精密検査で異常個所が見つかりません。
黒田や西条と共に、色々なケースを検討している中、
ゴミ箱の中から、血液を入れていたビンが捨てられているのが発見され、
宮本のベットの下には、インシュリンはじめ、
色々な病気の症状を発症させるための薬剤が、隠してありました。
典型的な”ミュンヒハウゼン症候群”とかで、
寂しくて、誰かに構って欲しくて、自ら病気のフリをしていたようです。
その患者を救ったのが藤川のひと言でした。
黒田から、この仕事は向いていないので辞めたほうが良いと宣告され、
落ち込んでいたとき、隣のベッドに入院していた宮本の一件が発覚。
白石・黒田・冴島に、薬剤を使っての仮病を責められそうな宮本に、
「寝てる間に、知らずに飲んじゃったんじゃないですか?」
と、助け舟を出します。
”ミュンヒハウゼン症候群”は、追い詰めると逆効果なようです。
藤川のひと言で、宮本は救われたようで、自分の非を認め退院できたようです。
自分は役に立たないと落ち込んでいた藤川は田所(児玉清)の言葉に励まされ、
もう一度フライトドクターに成れる様に、頑張る決意をしたようです。
まだまだ藤川の成長は未知数ですが、「心療内科」の先生でも良いかも?
今回も、バタバタと色々な患者さんがいる中、
藤川の母親が息子の様子を見に来て、
いつも自分に良い事ばっかり言っていた息子の現実を垣間見、心を痛めます。
自分の息子を自慢の息子だと、藍川に語るその母は、
息子が医者になったからじゃなく、
体の弱かった子が、何でも良いから元気に頑張れるのが良いと、話します。
そんな藤川の母の気持ちに打たれたのか、
「お前ができないと、何時までも俺がやらされる・・・」と言いつつ、
藍川は藤川に、気管切開の方法を教えてあげていました。
「外科医は才能と経験」と黒田に言い、
暗に藤川はこの仕事に適さないような事を匂わしていた藍川も、
ただ実績だけを挙げればいいというのではなく、
ちょっと人間的になってきたのでしょうか?
今回ちょっと見えてきたのは・・・・・
藍川は小さい時両親が離婚し、母も自分が6歳の時に亡くなり、その後父も他界、
祖母の手によって育てられたという事。
冴島は、ずっと両親と離れて暮らしていて、
”出来の悪い子”として嫌われているらしく、
もう一生親に会うことは無いような事を、藤川の母に言っていましたね。
そんな時、藤川の母に「間違ってる、そんな親はいない」と言われ、
冴島は逆に「親に心配されて、本気で怒る子供はいませんよ」と・・・・・・。
それぞれの立場での、親の気持ち・子の気持ちが、ジーンと伝わりました。
最初の頃に比べたら、
落ち着いて色々な事に対応できるようになってきた白石&緋山ですが、
それでもやっぱり技術だけじゃない”医師”としての難しさを痛感したようですね。
でもこういうこともたくさん積み重なって、良い医師になっていくのでしょう。
来週は、藍沢を育ててくれた祖母ちゃんに何か有るのかな?他の回の感想
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