ゆずにっき

家族のこと、友達のこと、日々のこと、1型糖尿病のこと…

CSII、さよ~なら~~

2007-01-31 | 1型糖尿病

初めての妊娠以来、5年半お世話になっていたCSIIを外しました。

度重なるシリンジ内への液漏れとメーカーの対応の遅さから、自分の中でのこのポンプに対する信頼度が下がっている、というのが理由です。

やっぱ身軽だね~。
着替えに困らない。

1月のはじめに切り替え、注射の回数は少ない方がいいという主治医の見解により、朝夕ログmix、昼ログという指示。
しかしながらなかなかコントロールつかず。
(生理前で乱れてたせいもあるけど)

mixって調整しにくいね。25mixから50mixに変更したけどそれでもダメみたい。
普通にログとNで5回打ちにならないかなぁ。
早く落ち着きたい。

とりあえず今は久しぶりにワンピースなんかを楽しみたいかな~


最近はやってること

2007-01-28 | ゆずのこと

ゆず、最近ハサミが気に入ってます。

我が家では子供の手が届かないように、事務用品を押入れの中段奥にしまってあります。
イスをあちこちに持っていって、自分のほしい物を手に入れる技を頻繁に使うようになってるゆず。
しかしながら押入れってけっこう奥行きがあるので、大人の胸の高さくらいだと、ゆずの使う豆イスに乗ったくらいでは届きません。

いつものようにハサミで遊びたいと言い出しました。
でもトイレに行った後で、まだパンツも穿いてません。
「ゆ~ずっ、まずパンツ穿きなさいっ。ハサミはご飯食べた後っ。」
お昼どきで、早くご飯を食べてしまいたいわたし。台所から声を掛けます。

子供ってなかなかパンツを穿きたがらない(たぶんそういう子が多いと思う)
自分でできることはなるべくひとりでやってほしいので、期待半分で昼食の準備。

おもむろに台所横の洗面所にやってきたゆず。
やっぱりパンツ穿いてません…
先に手を洗うのかな?と思って見てたら…

いきなり踏み台を持ち出しました。

ずるずると引きずって(そりゃそうだ、重量約5kg)隣の隣の部屋まで移動。

ハサミのしまってある押入れの前にセット。

ぶふっ、もう笑いが止まりません~~
すごい考えてるよ~おもしろすぎる~
しかもおしり丸出し、顔は真剣、ありえな~い。

あまりにアホっぽい光景に、ただ笑いこけるわたしなのでした。


ミーハー

2007-01-27 | 日々のこと

ミーハー
ではないつもりでした。

が、しかし…

最近気づきました。
あたし、小栗旬けっこう好きかも。

そう、花より男子です。
あの原作のマンガを読んだのは6年前。けっこう最近です。
働いてた頃、後輩から借りて一気に読みました。
ちょうど仕事をやめる2週間前だったので、途中までしか借りられず、続きはマンガ喫茶初体験をしてまで読みました。

あの時もかなり夢中になったなぁ。
ターゲットはきっと10台から20代前半くらい?なんだろうけど、そこから外れてるわたしにも十分おもしろかった。

マンガでも花沢類好きだったので、そのせいかも。

でもなぁ、小栗旬、顔が好き。
背が高いところもいい。
関係ないけど、スーパーなんかでも背の高い人を見るとついつい後をつけそうになる。(やばいよね、これ)
そして顔を見てがっかりする。(失礼だな、わたし)

ドラマみたいに、小栗旬にあんな間近で顔を覗きこまれたら心臓が止まるに違いない、ね…
うらやましいぞ、井上真央。


大変なことに…

2007-01-20 | 日々のこと

全国版のトップニュースになってます、わが町。

そうです、あのガス漏れ。
ガス漏れが起こっていたと思われる日の朝、現場をわたくし通っていました。
そこから100mほど離れたところにある子育てセンターに向かっているときのこと。

ゆず「なんかくさい」

わたし「そう?くさくないけど」

ゆず「なんかにおいする」

わたし「何のにおい?」

ゆず「う~ん、わかんない」

これ、そのときの会話。
車で移動してたわたし達、ガス漏れのにおいがわかるはずはない、と思うのですが…

子供って目に見えないことに特に敏感な気がするので、ちょっと怖い。
その場所で死者が出たことを知ったのは2日後。
背筋が凍りました。

亡くなられた方の2件隣に夫の友達のご実家。
一本通りを挟んでもう一人、夫の友達のおうち。
きっと今も安心できない状況でしょう。

最近この辺もあんまり喜ばしくない事態が続いてます。
気をつけよう…


新年早々③

2007-01-08 | 1型糖尿病

ブルーな内容続きでゴメンナサイ。

それから数日間は、なんだかどんよりした気持ちで過ごしました。
「頑張ってるのに何でこうなっちゃうんだろう」
「普通の生活を当たり前に送ることって、そんなに気を使わなくちゃできないことなのか」

そんなことを毎日考えていました。実際、普段から疲れないように、無理をしないように…家族に迷惑をかけたくない、重症低血糖は起こしたくない、と十分注意しているつもりでした。

今まで一度も思ったことのなかったこと。
「どうしてこの病気は治らないんだろう。治りたい…」
今回はそんなことを考えました。

今までこの病気に関して、「いやだな」とときどき感じることがあったとしても、「まあ、こんなもんだ、十分普通に生活する手段は持っている。それにいいこともあるし」と自分を納得させることができていたつもりだったから。

でもきっと。

しかたのないことなんだ。
コントロールが良くなれば低血糖は増えてくる。
いかに早くその低血糖に気づき、対処できるか。
これに尽きるんだろうな。

これが私に与えられた道であり、ときどき失敗しながらでも歩いていくしかない道。

そして心強い仲間もたくさんいる。

時に手を引かれ、背中を押してもらいながら前を向いて行こう。

今までそうしてきたようにね。  


新年早々②

2007-01-07 | 1型糖尿病

続きです。

病院に行った方がいいだろうな、と心の中で思ってはいても、会話がほとんど成り立たない状態のわたしは意志を伝えることができません。

救急車が到着したとき「なぜ救急車?」と思いつつもこれで病院に行けるとホッとしました。
午後10時40分頃だったと思います。
 
冷静に考えると自分で歩くことはほとんど不可能だったので、救急車の要請は妥当だったでしょう。
質問をいろいろされ、答えは頭の中に用意できるのに言葉にならない。
そんな状態でした。
 
10分ほどで病院に到着しました。
意識レベルの確認などが行われ、「ああ、救急車で運ばれると、こんなにたくさんの人に囲まれるんだな」なんて考えながら一通りの検査が行われていきます。
私が記憶してるだけでも、採血、採尿、血圧、検温、血ガス、頭部CT、腹部X-P、インフルエンザなんかは検査しました。
余談ですが、血ガスの採血をするとき、医師が鼠径部に穿刺するのを見て、「あぁ、血ガスだよね、動脈血は医師じゃないと採れないもんね」などと思いながら、「血ガス?」とやっとの思いで言葉にできました。
近くにいたナースが振り返ってニッコリし「うん、そう」と言ったので、初めて会話が成立したことにかなり満足し、そのあと少し眠りました。
 
病院到着後の血糖は確か110くらいだったと思います。
その後250前後まで上がり(家でレスキューを摂取したせいかな?)担当医師は「絶対に低血糖じゃない」と断言し、グルコースなどの処置は全く行われませんでした。
 
血圧が160とか熱が38度だとか、尿ケトン(4+)、アシドーシスなしなどいろいろな検査結果が聞こえてきました。
 
発熱と嘔吐があったので(除雪の時点では全くありませんでした)感染性の胃腸炎では?意識障害については原因不明。ということで入院になったわけです。
病棟にあがったのは午前1時頃だったと記憶しています。
 
病棟ではインスリンの投与の仕方についてもめていました。
病棟でCSIIの操作は全くわからない、ということらしかったです。
少し言葉が出るようになってきたわたしは、猛烈な眠気を感じながら「自分でCSIIの操作ができるか」の質問に「今は無理」というような答えをしました。
結局その会話の途中で眠ってしまい、点滴でインスリン(N)を1U/1hを投与されていたことを知ったのは朝でした。
 
朝になると言葉の問題はほとんどクリアになり、手元の細かい作業が少しぎこちないとか新聞のような細かい活字を読みにくいなどの軽い低血糖症状が2日ほど続きましたが、その日のうちに退院となりました。
 
ここに書かれていることはほとんどわたしの記憶によるものです。
自分では正確に記憶しているつもりでも、もしかしたら違っていることがあるかも知れません。
そのあたりは差し引いて読んでいただけるとありがたいです。
 
1月になって受診した外来でも、主治医に「どういうことだかわからない」と言われましたが、実はわたしの中では夫が最初に血糖を測ってくれたとき(つまり自宅で、午後8時の時点で)、どういうことなのか予測ができていました。(正しい予測だったかは不明ですが…)
 
10数年前、何かの本(確かエキスパートナース、糖尿病なんとかマニュアルだったと思います)で低血糖が遷延し、血糖が正常に戻ったあとでも意識障害が続いた症例を見ていたからです。
低血糖を放置した時間がどれくらいだったのか、全くもとの状態になるのにどれくらいかかったのかなどは覚えていませんけど。
きっとこれだな。
そう思いました。
低血糖の持続時間が3~4時間だとすると、ちょっと短いような気がするけど、たぶんそうだ。
 
何度も説明しようと夫や看護師に訴えてみても、出てくる言葉が全く意味をなさない。
きっと除雪のエピソードや搬送前にレスキューを摂取したことなんかは伝わってなかったんじゃないかな。
そんなわけで、結局その時の血糖で判断され、グルコースなどの処置が行われなかった。敗因はこれだと思います。 
 
もちろん感染性胃腸炎かなんかもあったんでしょう。
そして重たい気持ちを抱えたまま、なんとか新年を迎えます。 
 

新年早々…

2007-01-06 | 1型糖尿病

明けましておめでとうございます。

クリスマスの話題などを載せようと思ってはいたんですが、年賀状その他でなかなか時間がとれず、すっかりご無沙汰になってしまってました。
時間ができたら少しずつupしようと思ってます。

さてさて、新年早々こんな話題もどうかと思ったのですが、かなり大きな出来事だったので話してみようかな~と思います。
「暗い話題なんて見たくな~い」というかたは迷わずスルーしてください。
続きが気になるかたは目を通してくださるとありがたいです。
ご意見、お叱り、励ましなどをいただけたら、更にありがたいです。

時はさかのぼり12月29日。
この日は大雪でした。
午前中、車の上にガッツリ積もった雪を払いのけ、子育てセンターにゆずと遊びに行きました。センターでおやつが出てインスリンせずに少し食べました。
お昼に帰宅、昼食をとって(BS168)インスリンを少なめにして午後1時半頃から除雪をはじめました。

2時間くらいかかったでしょうか。
あぁ、低いな…
低血糖を感じ家に入りました。
帽子に積もった雪をはらい、上着を干して電気をつけ、カーテンを閉め…
そこで記憶が途絶えます。

ゆずの声で意識が戻ります。
午後6時50分。
かなり低い?何とかしないと。
グラグラする頭で部屋の中をうろうろ。
ゆずをトイレに連れて行かなきゃ。
でも言葉がはっきり出ない。
誰かに連絡しなくちゃ。でも電話がかけられない。
血糖測ってみる?でも血の出し方がわからない。
何か食べれば戻るのに。どこに食べ物をとりに行けばいいのか…

結局何もできずにいると、外で除雪の音が聞こえます。
帰ってきた夫でした。午後8時頃。
窓を叩き助けを求めます。
驚いてドアを開ける夫。
「ゆず、トイレ」何とか伝えます。
低血糖だと気づいた夫はとりあえずゆずをトイレに連れて行き、血糖を測ってくれました。
「あれ?91だ」

正常値だということがわかったとき、わたしの頭の中をあることがよぎります。
3~4時間前から低かったせいだと思う、そう言いたかったのに、出てくる言葉は「短い、3~4ヶ月」こればっかり。

隣で夫が電話。
間もなく両親到着。
その後1型仲間にも相談。
「聞いたことないなぁ…」という返事だったよう。
救外に相談。

このあと病院に行くことになります。
長くなったので一度〆ます。