アケボノソウ

離婚・相続など家事事件及び中小企業法務を得意とする、立川市のあけぼの綜合法律事務所のブログです。

国際社会で活躍する弁護士

2010年09月05日 | 法曹事情
 中国語の初級講座を受け始めました。全く初めてだったので、
戸惑いましたが、新しい勉強を始めるのは楽しいものです。


 さて、4日の日経新聞「大磯小磯」では、海外で活躍する弁
護士が足りないと指摘し、弁護士に努力を要求しています。


 確かに、少子化が進み、日本が今後生き残るには、企業が海
外で外貨を獲得していく必要があり、その手助けをするため、
弁護士も海外の案件を扱える必要があります。そのため、弁護
士が努力をする必要があるのは当然です。


 しかし、その前に、日本の英語教育を見直す必要もあるはず
です。今、弁護士になっている世代は、中学・高校・大学で、
少なくとも8年以上、英語を勉強しているのに、ほとんどの
弁護士が英語を話せません。
 企業に入社した人も、同様なのでしょう。企業で、語学教育
をしたりしています。
 
 弁護士に限らず、海外で活躍する日本人を増やすためには、
英語教育を見直すことが先決です。
 それをせずに、マスコミは個々人に語学力を要求するのは、
本質を誤った指摘をしていると思われます。

 もっとも、既に、義務教育を終えた我々の場合、日本の英語
教育が変わったとしても、語学力を自分で磨く必要があるので、
始めた中国語だけでなく、英語も継続して勉強を続けようと思
った次第です。


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