司法修習生をご存じですか？
今、司法修習制度は、司法改革の流れの中で、給費制（給料の支給）の廃止や就職難などの問題に大いに揺れており、今年ほど、新聞・テレビなどで司法修習生のことがマスコミを賑わせた年は無かったのではないでしょうか。
司法試験を合格した後、弁護士や裁判官、検察官になる前の研修生、つまり、法曹実務家の卵なのです。今は、一年間かけて、それぞれの実務等を経験します。
早いもので、私も弁護実務修習の指導担当を受け持つ年代となり、当事務所にも、先月１１月２９日から来年１月２８日までの予定で司法修習生が来ました。
私の実務修習地は広島でしたが、当時、弁護実務を指導してくださった先生は、私にとって目標であり、尊敬する恩師です。
私は、まだまだ彼にとって、そのような存在になれるとは思いませんが、身近な先輩の弁護士として、一生懸命、充実した修習の手助けをしたいと思っています。そして、将来の糧として、何かしらの弁護士魂だけでも伝えられればと願います。
ところで、上の写真は、司法修習生バッチです。ｊｕｒｉｓｔ （法学者）の ｊ をかたどったものであり、藍が裁判官、赤が検察官、白が弁護士を表しているそうです。
自分の襟も正しつつ、良き ｊｕｒｉｓｔ 仲間となれることを心から応援しています。
