あかつきノート

地方の小都市から大都市へ移り住んだ弁護士の日常を思いつくまま書いています。

「スポーツと法」の講義

2011-01-08 16:03:06 | 法律

少し前のことですが、年末に、山形県体育協会で「スポーツと法」の講義を担当しました!

この講義は、日本体育協会公認上級指導員養成講座のカリキュラムに組み込まれているもの。
私は、平成17年度から5回目の担当でしたが、こうして山形から離れて横浜に来た後も、講師に指名していただけるのは大変うれしいことです。内容は、スポーツ事故に関する指導者の安全配慮義務と安全管理において考慮するべき事柄、スポーツ指導者が陥りやすい人権侵害に対する知識と心構え、スポーツ団体内のトラブル、スポーツ仲裁裁判所のことなど。
当然、気合が入り、5回目ということもあって、新しい事例、その前週に参加した「ジュニアスポーツ法律アドバイザー研究会」で仕入れた新ネタなどを盛り込みましたが、、いろいろ欲張りすぎてしまったかも。。。将来、少しでも、参加された皆さまの役に立つことになれば嬉しいです。

法律というと、一見、スポーツとは馴染みがなさそうであり、現場の人の中には拒絶反応を起こされる方もいらっしゃいます。
しかし、万が一の事故の防止、
スポーツにおける正義の実現、ひいては、より安心・安全で参加しやすい形でのスポーツの発展には、先例を踏まえた法律の知識も不可欠だと思います。
ですから、私自身も、今後も、よりよい講義内容、事件活動を目指して、この分野の精進を重ねたいと思います。何と言っても、私は、スポーツが大好きです。

ところで、私、最近、スノーボードのインストラクターの資格(日本スノーボード協会公認C級)を取得しました。それと、公認セーフティパトロールの資格も。今後、もし、ボランティアでも教えることがあったら、自分の講義内容をしっかりと実践しなければなりませんね。