さんぽみち

自然を眺めて又日頃の出来事等を記していきます

年末のお掃除

2006-12-25 16:30:05 | Weblog

今年は年末の掃除が計画通りに進み9割位済ませた。
と、いっても30年も住んだ古い家屋のため、目だって
「年末の掃除を済ませた」という変化はない。
所帯を始めて40年にもなるのでゴチャゴチャ物の多い事。
そろそろ整理をしていかなくてはと思いながら、なかなか物を
捨てられない。
何年も使っていないものでこの際捨てようと、眺めていても
「要ることもあるかも」と又もとどうりしまってしまう。
来年からは一大決心して、物を減らしていこう。

早く掃除が終わったため27日は映画「武士の一分」
を見に行こうと思っている。
ここのところ藤沢周平の作品の映画を観る機会がよくあり
「蝉しぐれ」も観た。
「蝉しぐれ」は背景がきれいだったが、特に訴えるものがなく
あまり心に残っていない。
「武士の一分」は期待している。

お正月は高校生の頃から毎年楽しみにテレビ観戦している
1日「実業団駅伝」、2~3日の「箱根駅伝」の合間にブログの
投稿も頑張ろう・・・
因みに大学生の「箱根駅伝」は順大を応援している。
特に順大を応援する理由はないが、なんとなくである。

 


 


悲しい日

2006-12-01 22:54:22 | Weblog

今日はとっても悲しくてつらい一日だった。
知り合いのお孫さんがパパの赴任先の上海で
マンションから転落して亡くなった。
今月の25日のことで、昨日(30日)御遺体で帰国し
今日(12月1日)お葬式であった。

5歳の男の子である。 来年ピカピカの1年生になる筈だった。
この4月に一家で上海に移り、8月には夏休みで1ヶ月
ママの実家へママと妹と3人で帰っていた。
近くの極楽寺(仮称)の朝起き会にかわいい浴衣で
おまいりしていた姿を思い出す。

葬儀会場には幼稚園で歌ったりお遊戯をした歌が流れ
祭壇の前に彼が幼稚園で作った作品がいっぱい
飾ってあって、家で遊んだであろう電車や飛行機のおもちゃ、
それに来年4月から背負って行く筈の水色のランドセルが
お供えしてあった。
彼が生まれてからのアルバムも葬儀に参列した人に
みてもらうために置いてあった。

若いパパもママも深い悲しみの中、遠い中国から遺体と共に
帰国するのによくそこまで気が付いたものである。

葬儀には日本にいる時に通っていた幼稚園の園児達20人
くらいとそのお母さんたちも参列していた。
上海でもこちらの葬儀の時間に合わせて、上海の幼稚園や
サッカークラブの人たちがお別れ会をしてくれているとのことで
代表焼香に上海にいる人の名前も呼んでいた。

お棺のそばまで行ってS君と最後のお別れをした園児達はみな
大きな声で泣きながら出てきて、それを見た参列者も貰い泣き
で会場は涙、涙であった

パパ、ママもお浄土へ旅立つS君に一緒に付いて行きたい
くらいの気持ちであったろう
妹さんとご主人にかかえられているママは立っていられない位である。
霊柩車の扉が閉まる時
S君!S君!と呼ぶお爺ちゃんの声が今も耳から離れない。
それに一列に並んで小さな手を合わせ合掌している園児たちの
姿、目に焼きついている。

やすらかに
みはてぬ夢を追いながら
静かに眠れ若き友

悲しい日であった