岡野隆浩 Photograph

一応プロカメラマンの端くれです。
主に自身で撮影した写真を載せています。

ストロボ光を考える。

2013年01月02日 20時39分00秒 | 写真カメラな事
 昨年末に、スレーブ発光に特化した外付けストロボ「GODOX TT560」を購入し遊んでいます。(関連記事は、こちら)

基本機能はだいぶ分かったので(ってかシンプルでいい)、次の段階デュフューズする事を考えましょう。
デュフューズとは、ストロボの前にトレぺ等を空間が開くように取り付けて、ストロボ光を拡散、柔らかく光を回す技術です(?)

通常外付けのストロボは、大なり小なりこのような格好をしています。
このまま発光すれば、光がスポイルされる事無く「硬い絵」になります、報道関係は昔と違いデュフューズする事は減りました。


内臓ストロボも、だいたいこんな格好ですね。


このまま撮影すれば必ず、硬く、影の強い見苦しい写真になります。
では、そうするかと言えば、先にも書いたようにトレぺや既製品(ストロボデュフューザー)を取り付けて、光を拡散させれば柔らかい光になりソフトなイメージになります。

外付けストロボに(TT560)、トレぺでデュフューズ。
ポイントは、発光面にべったり貼らずに、空間を開けて取り付ける事。


内臓ストロボは既製品のストロボデュフューザーを取り付けています。
値段は、だいたい¥500~3,000位と比較的安い。


これをして撮影したのが、この2枚。
こちらの絵と比べると柔らく光が回っている事が分かると思います。
ストロボ直射→こちら
こちらは、内蔵ストロボが反射してしまいうるさい感じ…ですが、光は柔らく回ってる。

いつものグラスですが、前回よりソフトに。
共通データ、内臓ストロボ(デュフューズ)、TT560(デュフューズ)
50mm F5.6 1/60 ISO100 光量1/8

これでだいたいOKかな?まぁまだまだ、揃えなくてはいけない物もあるけど一段落。
ただ光沢のある物を撮影する時は、嫌なストロボ光の写り込みに注意しよう、スレーブ発光でTT560が1台しかない以上仕方がない。

っと、反省点もあるけど上々ですね。
次の撮影に生かそう!!ストロボがあれば、どこでもスタジオに変わる。

駄文にお付き合い頂きありがとうございますm(__)m