言玉綴の紅彩書箱

徒然言の葉綴り、玉飾り連ね置く処。趣味趣向の記録帳にして装飾小箱。

向日葵書林報葉 2013総括編

2013年12月31日 | 記録
例え一日だけだったとしても、毎年どうにかこうにかが出来た筈なのに……
今冬は道も閉ざされたのに飽きたらず、全部塗り潰されてました。
……とどのつまり。冬コミに行けませんでしたよー!!
切ない年の瀬の超貴重な休日
なけなしの給料握りしめて、PSP用のメモカorデジカメ用のSDカードを買う予定が、
気付いたらfigmaミク2.0さんになってた件について。「ミクさんマジ天使!」でしたよ。
兄さんにも付けれるやね! これで寒色兄妹ごっこで遊べる!!
けれど、そんな暇なぞなく箱入り娘のままでございます。
(……癒やされたかったんだと。
 こうなると、ねんどろミク2.0も気になりつつありますw)

なんと雪ミクさんはfigma版も登場する、だと?!
色相的に兄さんとお似合いで、マフラーお揃いとかできるし!

買うっきゃないでしょう!!
実は進撃のミカサをfigmaで欲しいなぁとは思い始めてます。再販来ますし。
(しかし、装備故にお値段も宜しい!)


――年末は総括やってる時間なかったですが、書き置いたも+αです。


……大変残念ながら。
「今年は何の成果も得られませんでしたー!! > orz」

夏場に買ったはずの新PCが実戦投入に至っていないこの現実w
付属品が沢山いるわー!(ミニラックも必要だと気付いたり)
大掃除した筈なのに、買ってあったオフィスソフトが出て来ないですwww
(もうこの際2013買うべきか? それか諦めて2003でダウングレードもなぁ……)
兄さん本体を買うなんて夢のまた夢でした。

活動関連にしても、ボカロ系オンリー参加から、6月の「KAITO PARADISE」とか、
サークル参加はおろか一般参加すら出来無くなっていたのが心残りに過ぎます。
更に年末の冬コミにも辿り着けれなかった!って益々悪化してましたし。
(皇菜ちゃんのフォロー本当に有難うございます! マジで「女神だ……」と。)
基本ジャンルに至っては、開店休業っぷりに自分でも嫌気が差していましたよ。
去年以上にどうにかしなきゃならない事が山積み発覚はう……
ジャンルはこのまま続行な感じもいたしますが、
来年は本年以上にもっと頑張らなきゃ駄目過ぎですね。


――本年印象に残ったものは、漫画とアニメでは「進撃の巨人」
……足掻いた果てに巨人プロレスか!
とも思いましたが、決して理想的な方向に進まない所酷くていい
でも不思議と萌えたりw心を掴まれてしまう所がある。あの劇画感癖になって来ました。
謎解きの要素もあるので、一体どう締め括るのかが楽しみであります。
(安易にハッピーエンドじゃないんだろうなぁと戦々恐々しつつ。)
アニメはアニメとしての表現法を追求していた感が。気になる端折等もありましたが、
制作会社はアクション売りですし、全体像を掴むための解り易さはアニメならではだったと。
数多くの制作スタッフや役者さん方、何より本当、作画兵団お疲れ様でした。
そして、今尚描き続ける作者がんがれ。


今更だけど「忍殺(ニンジャスレイヤー)」
丁度コンプティークに載ってた漫画版と先達ヘッズの纏めを拝読。
現在。漫画原作のニュービー推奨の短編他。ヤモト=サンのエピソード関連だけなら殆ど読了w
第一部は一年目をモータルめいたノロさで進行中。
評判に違わぬ「忍者が出てきて御挨拶して殺戮。」「血肉沸き立つ忍者活劇」
これで説明付く所が、凄いそして、真っ当に面白い
一見盛大な一発ネタっぽいのに、お約束とか根本が確り作ってある
故に安定していて、分り易くノリ易い。

原作者方の、先達のSFやアメコミ文化、トンデモ日本文化・日本時代劇のリミックス具合の
センス。
そして、翻訳チームの言語センスに表現手法と絵師のわらいなく氏の絶妙なアメコミセンスも
全て相まって、唯一無二のものに仕上がってる。
ツイッターという媒体ともマッチしたんだなと。
(ツイはやってないので、生放送を見に行く事はないでしょうが……)
しかも其々遊び心はあるが、物凄く真剣にやってるのがよく判る。だから面白い
……何というか、Gガンダムをこよなく愛する紅蓮には実際解り易い、アトモスフィアである
と書いたら、伝わるかもしれない。ゲルマン忍者にしても忍者最強説w
(音声ネタで秋元羊介氏のお声で「甘いぞ小僧」ってあった時には、感動すらしたw)
昔の嘘屋とかっぽい言われたらそんな感じでもあるし、いいぞもっとやれ!!
物理書籍版も読破したいですし、忍殺坂の先は長い。備えよう

――以上。寡黙っぽい黒髪(ショート)のマフラー乙女マイブームみたいでしたw

また。2013年は愛読していた長編シリーズが完結していく年でもありました。
完結を見れた達成感と作者さん方への感謝。そして一抹の寂しさも……
軽小説・少女小説では……
●コバルト文庫:「伯爵と妖精」(全33巻) 「悪魔のような花婿(あなた)」(全10巻)
 「英国マザーグース物語」(全6巻)

アンコール短篇集のみは「ビクトリアン・ローズテーラー」(全29巻)
 マザーグースのみ、本年中に最終巻まで読了出来ませんでした。
 短篇集続刊の可能性も有。)

●ビーズログ文庫:「恋する王子シリーズ」(全8巻) 
●GA文庫:「神曲奏界ポリフォニカ赤(クリムゾン)」(本編全12巻・キネ版9巻)


コバルト文庫多いのと、ビクトリア朝なのは趣味です。
昔は、完全にくっつく・結婚・家庭持つと続編の面白さ失速していた作品も多かったんですが、
時代は変わりましたね。ヒロイン一代記としても成り立っていますし。
夫婦なら早い段階で色々いちゃらぶさせてもOKな風潮になってきた模様。
確か売れ筋が、
学園→ファンタジー→姫系→職業乙女→ビクトリア調→姫嫁巫女中華云々……
って流れにもなった故なのか。
ここに上げた作品は時代物・職業物が多く。これらの作品は乙女的な恋愛描写だけでなく、
時代に基づく現実の苦さや暗さを描いてる作品が殆どで、大変読み応えがありました
少女小説、いや乙女萌えの範疇でどれだけ描くか匙加減が難しいと。
また。謎解き要素の含ませ方は、コバルトお家芸だったユーモア・ミステリーのエッセンスを
継いでいると感じました。
この中では悪婿のみ創作中世ですが、謎解き要素の含ませ方も上手いですし、
モデルの時代の背徳も妖しさ等も、愛(love)と笑い(laugh)の軽妙さで、さらりと超えてみせた
所にただならぬ力量を感じます。
代表作の「嘘姫シリーズ」は全巻揃えれたので、来年読む予定。
特に谷さん、青木さん、松田さんは一般向けでも十分通じる感性と文章構成力の持ち主方と
思います。谷さんは既に一般で刊行されてますね。

笑いと言えば、賑やかコメディ系はビズログが得意ですね。
「恋する王子」は、変態残念系の復権
サブキャラの恋愛模様にもシフトしつつ、メインカプの成長もを見事に纏めた一作。
「傾国と恋に落ちた王をアンバランスに」かつ「登場人物が寿命以外で死なない話」としてある
通り、サブの多くが少々恋愛脳過ぎる所少女小説だしw)はありますが、
会話と行動描写がコミカルで楽しく安心して読めるコメディでした。
(しかし王子の変態振りはまだ甘いわ!感じてしまうw 線引が無駄に上ってます。)
次作がなんと「現代物で変身モノ」とチャレンジャーですが、小椋さんならやれそうと
期待しております。

少女小説は殆ど納得のラストでありましたが、赤ポリ社会人編のオチはちょっと肩透かし
でしたね。シェアードワールド・ポリフォニカシリーズのメインを張る物語で、前の巻迄は
かなり盛り上がっていたんですが……
八大女神全員集合とか、システムについて色々解決させるか? 或いは進展でもあるのか?
と思ったけれど、それも無しか。
……ってかリシュリーは現代ではどーなった?ってのも無しですかい!!!
「白」内でちゃんと還って来てくれたけど、アレですからね。凄く気になるしw
 主人公が「居る」ことでお察し下さいでしょうが、親族の系統でも末裔言いますからな。)

コーティー的にはハッピー・エンドとは言えるのが救いではありますけど。
ポリフォニカ的あるあるでしたし。
原稿は出来てたのに出版が遅かったらしいとか色々合った中での完結でした。
ですが、キネティック版の「プラス」や「F」がノベライズ化されるかもしれないですし、
動向を見守ります。

――現在進行中。
GA関連では、ニャル子相変わらずでしたね~
アニメはOPとEDsの出来「セラエノ図書館(戦争)」ネタ。その辺が見れて良かった。
原作11巻の珠緒さん参戦がどう出るか?
「3の法則」もあるらしいので、来年の12巻に持ち越し?
(3の倍数毎に真尋さんとの進展があるとかなんとか。)
ギャルゲ(エロゲ)で攻略させろ!と冗談で言い続けてたらホントにFD出たよw的な戸惑い感
でもありますが……
紅蓮はもしも「珠緒さんEND」になったとしても、「面白そうw」と思える輩ですwww
まあ。片思いだった頃の方が、イイハナシダナーとは思うのですが。

それより、やっと嘘屋の「スチパン初期三部作ネタ」が出たよ!と喜ぶべきかw
しかし。星野氏の漫画「ニャル子ちゃんタイム」の安定感は凄い!
(更新率は下がってますが……)

大体別館行きにさせてますが……クトゥルフコメディではスマッシュ文庫名状し難い二作
久々に出てきた「うちのメイドは不定形2」と、早めの「未完少女ラヴクラフト2」
感想は追って挙げる予定ですが、二冊とも「何か」を宿す少年主人公と化しておりますね。
また。1巻目からいい意味で思いも寄らない方向に走っていってますので、
生暖かく見守りたいです。
不定形では約二年越しのクー音姉さんネタのやり取りが、原典時代の作家のやり取り
(MLTRPGの始祖かもしれない。)彷彿させます。

ライター系ですと、鋼屋氏&空十雲氏の漫画「ダイン・フリークス」は、
物語が始まった途端、イキイキとしていた感じが。
「スーパー(悪堕ち)鋼屋大戦」と化してますね。むげん可愛いよむげんw
桜井さんの作家業開幕
ニトロコラボスチパンシリーズ単行本「灰燼のカルシェール」から始まり、
嘘屋卒業でフリー化。型月の「Fate/Prototype 青銀のフラグメンツ」ノベライズ、
及びラノベデビュー作の「殺戮のマトリクスエッジ」。こちらは続刊決まったそうなので、

来年も活躍を期待しております!
――この辺り、関係者略全員(TRPG)卓囲みのお仲間!ですやんw


――こちらは祝復活編!! 「魔方陣グルグル2」
オンライン連載されてたとは聞いていたが、単行本化待ってました! 懐かしの作品ですが、
スレイヤーズと同じく「RPGのお約束を熟知していてるが故に茶化せる話」
笑いとおポンチとシュール・ファンタジーにカワイイぐるぐるして、召喚した様な名作です。
嘗ての続きが再び拝めるとは……意図して絵を戻されてますね。
飽きたから冒険始めるとか、ズルい大人なお金の使い方とかw
そんなコトやってても、彼等は彼等で安心しましたよ。
ただ。ククリちゃんが「かぼちゃパンツ」では無くなった事は誠に遺憾で御座います。
そっちの方が衝撃だった件。(真剣)

ギップルは無駄にイイ。キタキタオヤジは次巻には出てくるんですよな。
二巻は来年らしいので楽しみに。



――総括として。
今年は時流に乗ってみた感じもありましたが、11年と同じく前年の萌を引きずる形でしたね。
KAITO兄さんリリィ(影含む)さんと言う概念脳内占めていましたw
来年の予定も殆ど2月発売の「ソナーニルRefrain」が頭を占めている状態です。
(しかし予約特典が中々来ないので、一体どうしたもんでしょう? 特に公式!)

気付けば、スレイヤーズ来年でとうとう25週年五年は重いですね。
20週年記念本は出したので、アクション起こさねばなりません。
(実は「グランアース」は積んでる等と、神坂ファンとしては在るまじき所業を……orz
 秋田氏の「インクライアント」手に入れ損ねてしまったので……ごにょごにょ……)

……以上。思ったよりも長々と語ってました。やっとすっきりした感じですw 
――来年も良き萌を!


 追記:片田舎でも漸く新台入荷したそうです@チラシw やっとかー!!
  看板でもあれば写真位撮りに行きたいんですけどね。どうだろう?

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