高知には、謎の干し芋がある。
平べったくて飴色でねっちょりしている。病みつきになってしまう甘さと歯触りだ。
名を、東山という。
語源はよくわからない。ネットで調べてみようとしたが、地名や人名ばかりに当てはまって干し芋にたどり着くことはできなかった。
干菓子(ヒガシ)というところから来ているのは知っているが、後の“山”はなんなんだろう・・・。
という訳で、高知では皆語源がわからないまま、音通りに漢字を当てはめて“東山”と呼んでいる。
さてこの干し芋、“人参芋”という芋で作られるのだが、この芋は主に東山にしか使われないため、芋自体を東山と呼んでもいる。種屋とかで、注文するときは「東山の蔓ください」で通る。
そこで、野菜大好き、果物大好き、干し柿大好き、てことはつまり干し芋ももちろん大好きのアカネは、東山を作って一儲けしようと企んだ。
5月に東山のツルを買ったものの、いつもの不精がたたって植えつけるまでに時間がかかり、その後日照り続きで30本買ったツルのうち、根付いたのは12本であった。
その後また植え足したりして、二畝分植えたのだが、夏の間は勢力を伸ばしてきたひょうたんかぼちゃにのしかかられ、きっとほとんど実になってないだろう・・・と半ば諦めていた。
しかし、そろそろ掘らなければ寒さにあたったら腐ってしまう。
さつま芋は熱帯の作物なので、寒いと腐る、と非科学的な性質を持っているんである。
そこで、堀の畑まで出かけて行って、伸びまくった蔓をどかしてみたら・・・。
なんじゃこりゃぁあああぁあぁ!!!
畝からはみ出した超巨大な芋の身体から、ぶわーっと芽が出まくっている。人の頭ぐらいある。いや、もしかするとそれ以上かも…。
アカネは焦って、父とともに掘り始めた。
出るわ出るわ、見事に肥大化した芋がゴロゴロ。自分のでかさに耐えられなくなって、割れている者まである。一体、こいつらはどうなりたいのか?
まるで万田酵素でも入れたかのような巨体ップリである。しかし、断言しておくが、肥料は一切入れてないのだ。
この畑は5・6年前までナスのハウスだったのが、放置されていたのを父が借りて開墾したんである。何年も雑草天国だったのだが、ハウスの時の肥がまだ効いていたということであろうか。
後から植えた列はそこまで太っていないが、標準的な大きさである。不思議なことに、後に植えた所には、奇麗な赤紫色の皮のものと、薄いオレンジ色っぽい芋が二種類混在していた。
お昼に両方チンしてみると、オレンジ色の方が甘味が強くねとっとしていた。両方、中身は薄いピンク色でとても綺麗だった。
午後には全部掘り終え、芋のツルがないところも試しに掘ってみるとおまけのようにでかいのが出てきたりした。
コンテナ9つに、でかいのやら小さいのやらがいっぱい採れた。試しに一番でかいのを計ってみると、6・5キロもあった。
さて、肝心の東山作りは、しばらく芋を寝かせて甘みが増してからだそうなので、1か月先ぐらいにしようかな。
その間に、芋切りカッターを作ったり、干す台を作ったり、のんびり取り組もう^^
平べったくて飴色でねっちょりしている。病みつきになってしまう甘さと歯触りだ。
名を、東山という。
語源はよくわからない。ネットで調べてみようとしたが、地名や人名ばかりに当てはまって干し芋にたどり着くことはできなかった。
干菓子(ヒガシ)というところから来ているのは知っているが、後の“山”はなんなんだろう・・・。
という訳で、高知では皆語源がわからないまま、音通りに漢字を当てはめて“東山”と呼んでいる。
さてこの干し芋、“人参芋”という芋で作られるのだが、この芋は主に東山にしか使われないため、芋自体を東山と呼んでもいる。種屋とかで、注文するときは「東山の蔓ください」で通る。
そこで、野菜大好き、果物大好き、干し柿大好き、てことはつまり干し芋ももちろん大好きのアカネは、東山を作って一儲けしようと企んだ。
5月に東山のツルを買ったものの、いつもの不精がたたって植えつけるまでに時間がかかり、その後日照り続きで30本買ったツルのうち、根付いたのは12本であった。
その後また植え足したりして、二畝分植えたのだが、夏の間は勢力を伸ばしてきたひょうたんかぼちゃにのしかかられ、きっとほとんど実になってないだろう・・・と半ば諦めていた。
しかし、そろそろ掘らなければ寒さにあたったら腐ってしまう。
さつま芋は熱帯の作物なので、寒いと腐る、と非科学的な性質を持っているんである。
そこで、堀の畑まで出かけて行って、伸びまくった蔓をどかしてみたら・・・。
なんじゃこりゃぁあああぁあぁ!!!
畝からはみ出した超巨大な芋の身体から、ぶわーっと芽が出まくっている。人の頭ぐらいある。いや、もしかするとそれ以上かも…。
アカネは焦って、父とともに掘り始めた。
出るわ出るわ、見事に肥大化した芋がゴロゴロ。自分のでかさに耐えられなくなって、割れている者まである。一体、こいつらはどうなりたいのか?
まるで万田酵素でも入れたかのような巨体ップリである。しかし、断言しておくが、肥料は一切入れてないのだ。
この畑は5・6年前までナスのハウスだったのが、放置されていたのを父が借りて開墾したんである。何年も雑草天国だったのだが、ハウスの時の肥がまだ効いていたということであろうか。
後から植えた列はそこまで太っていないが、標準的な大きさである。不思議なことに、後に植えた所には、奇麗な赤紫色の皮のものと、薄いオレンジ色っぽい芋が二種類混在していた。
お昼に両方チンしてみると、オレンジ色の方が甘味が強くねとっとしていた。両方、中身は薄いピンク色でとても綺麗だった。
午後には全部掘り終え、芋のツルがないところも試しに掘ってみるとおまけのようにでかいのが出てきたりした。
コンテナ9つに、でかいのやら小さいのやらがいっぱい採れた。試しに一番でかいのを計ってみると、6・5キロもあった。
さて、肝心の東山作りは、しばらく芋を寝かせて甘みが増してからだそうなので、1か月先ぐらいにしようかな。
その間に、芋切りカッターを作ったり、干す台を作ったり、のんびり取り組もう^^
東山さんで作った干し芋を見てみたい。
今度、よかったら写真載せてね。
東山、うちも試しに植えたらしいけど
ひょろりとした、ただ長いだけの根になり下がっていた。。。ははは
どうやったらうまくいくんだろうか??
頭・・・・・確実に先生の顔よりも大きそう・・
ヤンバルクイナさんは干し柿作ったんですか?
でもあんまり大き過ぎるので、この芋は美味しくないと思いますー
熟成と天日干しでどれだけ美味しくなるか分かりませんが。
実がついてないかと思ってた。
芋は肥料があんまり要らんって言うけどね?
時期が遅かった??
アントニオ猪木の頭ぐらいの重さはあると思う
・・・って、芋自体が美味しいか不明
お姉さん、結構舌肥えてそう・・・。
うまいことできたらごっそりあげるよー^^