土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

アカメの国農園選果・直販所完成

2013-05-12 08:49:00 | アカメの国農園

 アカメの国農園選果・直販所が完成しました。
 直販所の営業はミカンがあるときだっけです。11月下旬から3月いっぱいというところです。
 黄色っぽい建物が直販所で、つながって選果場と倉庫です。








 場所は芸西村から安芸市に入ってすぐ、境界から20メートルほど
です。室戸方面に向かって国道の左手にあります。
 芸西村と安芸市の境界には国道の上に[安芸市・芸西村]のプレートがあります。

 直販所が営業しているときには、「営業中」ののぼりがたっていますのでお気軽にお立ち寄りください。

 直販所は売店というよりも「アカメギャラリー」と言った方がよいかもしれません。アカメのことなら『何でも分かる』を目指しています。

 車が止まって誰か居そうな気配があれば声をかけてください。

 アカメの話をしましょう。

標識放流330号~331号(2013年度6~7号) 

2013-05-11 08:51:00 | アカメ調査室

 岡田 勝さんが、今年度最初の標識放流です。岡田さんは今年すでに11尾のアカメを釣っていますが、これまで釣ったものは全て京都水族館に寄贈されています。要請されていた数が昨年度の分も含めて揃ったそうです。岡田さん、お疲れ様でした。





 釣獲日:2013年5月10日
 釣り人:岡田 勝さん
 全長:34センチ
 体長:29センチ

釣獲日:2013年5月10日
 釣り人:岡田 勝さん
 全長:42センチ
 体長:36センチ

贈られた水族館のアカメたちは高知の自然のすごさをアピールしてくれることでしょう。アカメは高知の観光大使です。

水族館へ

2013-05-10 20:55:00 | 続アカメ日記





 岡田 勝さんが釣られて京都水族館に寄贈されたアカメたちです。

 岡田さんは4月28日 1尾
      4月30日 5尾
      5月3日 4尾
      5月4日 1尾
を釣り水族館に寄贈しました。いつも標識放流調査に協力していただいている
敏森さんも 5月5日に1尾同じ水族館に提供したそうです。
 

 岡田さん、敏森さんお疲れ様でした。

ニホンミツバチの分封

2013-05-05 11:59:00 | 生き物色々
 
 2013/5/2 ミカン畑がシカに襲撃されてひどいことになっていました。ミカンの葉を食べてしまうのです。大きな被害をうけた木は枯れてしまうこともあります。

 見回りをしていてふと気づきました。

 5㍍ほど先の防風林の珊瑚樹からミツバチが飛び出しているようなのです。これはきっと分封で分かれてきた蜂群が珊瑚樹に付いているのではないかとおもってそっと近づきました。


 近づいてみると思ったとおりでした。分封蜂球です。


 観察していると絶えず数匹の蜂が飛び立っています。新しい住処をさがしているのです。

 近くに置いてあった空の巣箱に昨年ミツバチが入りました。それほど大きい蜂群ではなかったのですが、無事冬を越して今年はどんどんと数が増えていました。これだけ蜂が増えると分封するであろうとこの巣箱から50㍍ほど離れた場所に巣箱を設置。数日前にやっと咲き出した金稜辺をこの巣箱のそばに置いてありました。
 早速見に行きました。金稜辺にミツバチが群がっているのを期待していったのですが、それほどではなく2~3匹が集まっている程度でした。

 さてどうしよう。まさか分封した蜂球に遭遇するとは思ってもみなかったのです。当然準備などはしていません。

 蜂球から新しい巣箱まで直線距離で約50メートル、段々畑なので上に設置した巣箱まで歩く距離は約100メートル。登りがきついのです。素手の両手で掬い取っても量はしれたものです。手のひらにのせるだけでは距離があるため到着までに飛び立ってしまいます。そうだ。車にレジ袋があった。あれを使おう。軍手もありました。昔は素手で作業をしていました。蜂球の近くに巣箱を持って行ってから蜂たちを巣箱に移すときは蜂球の向側から手前に素手で掬い取っていたのです。やさしくするとミツバチは刺したりしません。誤って蜂を押さえつけたり強い刺激をあたえると反射的に刺すのです。ミツバチは毒針で刺すと針だけではなく毒胞も皮膚に残ります。当然刺したミツバチは命を落とします。スズメバチなどは毒液だけを注入するので何度でも攻撃が可能ですが、ミツバチは命をかけた一刺しだけです。刺されると当然とても痛いのでいまでは軍手をしています。それでも刺されるときは刺されるのですが。


 
 レジ袋で蜂群を掬い取って新しい巣箱に運ぶという作業を3回繰り返しました。
 少し心配でした。レジ袋は当然風通しが悪いため袋の底になったミツバチたちが自分たちの体温で死んでしまうかもしれないと危惧したのです。しかし、この日は全国的に気温が低く北海道などでは吹雪という天候でした。これが幸いしたのでしょう。一匹の犠牲もなく運び終えました。



 近くに置いてある金稜辺の花に次々とミツバチたちが群がります。



 金稜辺の花はミツバチの重さに耐えかねて地面についてしまいました。



 やがて金稜辺の花をはなれ全ての蜂が巣箱の底に蜂球をつくり落ち着いてしまいました。
 座り込んで、しばらく観察していました。次々と偵察蜂が新しい巣箱の様子をみに入るのですが、中々偵察蜂の入る数は増えないのです。1時間ほど観察していたのですがとうとうしびれを切らしました。私は本当はかなりせっかちなのです。観察者にはむいていません。

 巣箱の重しをのけて、巣箱を斜めに倒してから、蜂群を右手で掬い取っては巣箱に移しました。こんどは蜂たちはぞろぞろと巣箱の中に入っていきます。ほとんどの蜂を無事巣箱に収めました。周りを飛びまわっている蜂たちも巣箱の底に残っていた蜂たちも次々と巣箱に入りました。
 やれやれ。



 翌日、ミツバチは新しい巣箱を気に入って住処としてくれているだろうかと見に行きました。今のところ、気に入っているようで働き蜂たちが巣箱から飛び立っています。密や花粉を持って帰ってくる蜂もたくさんいます。
 一安心ですが、不安が完全に去ったわけではありません。ここ3~4日が勝負です。気に入っているように見えても数日後もぬけの殻だったということがよくあります。ミツバチの住処選びの基準はかなり高いのです。

 2013.5.7現在
 新住居に入れてから5日経ちましたが、元気に働きバチが働いています。どうやら新しい巣箱を気に入ってくれたようです。
 やれ嬉しや。

アカメの水中写真

2013-05-04 09:37:00 | 続アカメ日記

 アカメと自然を豊かにする会の標識放流調査で活躍してる岡田 勝さんからアカメの水中写真をいただきました。

 水中写真は中々難しいようです。潜って写すのもうんと近づいて写せるときでないと特に透明度が問題です。

 この写真はストリンガーにつないだアカメをカメラだけ水中に入れて写したそうです。この場合もどの範囲が写るのか、被写体の状況を確認しながらはできないのでかなり難しそうです。





 撮影は2013年4月です。

 この個体はある水族館に寄贈されたそうです。