イケメン王宮のイベント「王子様とかくれんぼ」
レオ編です
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私は、柔らかな木漏れ日の落ちる森の中を歩いていた。
(…今、こっちで音が…)
そっと幹に手を触れ、大きな木の後ろを覗き込むと…―。
(あれ、もしかして…)
「レオ…?」
呼びかけると、木に腰掛け本を読んでいたレオの姿があった。
レオ「あー、見つかっちゃったか」
レオが持っていた本をぱたんと閉じる。
苦笑するその姿に、私の頬も自然とほころんだ。
「じゃあ、見つかった人は部屋に戻ってね」
レオ「分かった」
レオは頷くと、私の隣に立つ。
そして、そのまま私の耳元に唇を寄せた。
レオ「でも、せっかく二人きりなんだし」
レオ「このまま、どこか行っちゃおうか?」
「えっ…?」
意味がわからず首を傾げると、レオがにこっと笑みを浮かべる。
レオ「一応、誘ってるつもりなんだけど」
(誘ってるって……)
レオの意味深な言葉に、私の頬が自然と染まってしまう。
どう答えていいのか分からず目を瞬かせていると、
レオがふっと吹きだして笑った。
レオ「うそ、冗談だよ」
穏やかな風が吹き木々を揺らす。
レオ「真っ赤なカレンちゃん、可愛いね」
レオは言いながら私の頬にかかる髪を優しく払ってくれた。
「レオっ…からかわないで…」
レオ「からかってないよ」
レオ「カレンちゃんを、可愛いって思ってるのは、本当」
レオの真っすぐな眼差しに見つめられ、
私は気恥ずかしさに顔を俯かせた…―。
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おわり
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