こんにちは![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
イケメン王宮のバレンタインイベントのルイ編です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
③からの続きで、プレミアエンドです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
-----------------------
私はチョコを手に持ったまま、夜の廊下を歩いていた。
ほのかな灯りが、足元に影を伸ばしている。
(今日中に、渡せたらいいんだけど・・・・・・)
ルイの姿を探し歩いていると、私はやがて庭へとたどりついた。
「・・・・・・」
庭に出ると、私は足を止めて白い息を吐く。
そこには、探していた後ろ姿があった。
ルイ「カレン・・・・・・?」
振り返ったルイが目を細め、低い声を響かせる。
ルイ「・・・・・・どうしたの?」
「・・・・・・・・・」
私は真っ直ぐにルイを見上げ、口を開いた。
「ルイに、逢いたくて」
自分の言葉に顔を赤く染めながらも、私はそっと尋ねる。
「ルイは・・・・・・?」
ルイ「・・・・・・・・・」
するとわずかに驚いたように眉を上げたルイが、ふわりと目を細め笑みを浮かべた。
ルイ「・・・・・・うん、俺も」
そして手を伸ばし、歩みよる私の身体を抱き寄せる。
ルイ「ここにいれば、カレンに逢えるような気がしたから」
(ルイ・・・・・・)
ルイの背中に手を回し、私はぎゅっと力を込めた。
(あったかいな・・・・・・)
冷たい風が髪を揺らすものの、お互いの身体はすでに熱を帯びている。
「ルイ・・・・・・どうやって噂のこと、解決してくれたの?」
ルイ「・・・・・・・・・」
尋ねると、ルイがふっと目を細めた。
そして顔を寄せ、低い声でささやく。
ルイ「内緒」
その言葉に思わず顔を上げると、ルイの柔らかな唇が重なった・・・・・・。
冷たい風が吹く庭園で、私は温かなルイの唇を感じていた。
「ん・・・・・・っ・・・」
やがて唇が離れると、ルイが耳元でささやく。
ルイ「・・・・・・部屋に、行こうか」
その響きに、寒さのせいではなく私の背中が震えた。
2人でこっそり部屋に戻ると、ドアを閉めた瞬間、ルイが身体を後ろから抱き寄せた。
「ん・・・・・・」
首筋に触れる唇の感触に、私はあわてて身をよじらせる。
「ま、待って・・・・・・」
ルイ「・・・・・・ん?」
私はルイと向かい合うように振り返り、持っていたチョコを差し出した。
「ありがとう、ルイ」
(きっと私の知らないところで、色々と努力してくれたんだよね)
「今日はバレンタインで、想いを伝える日だから・・・」
微かに首を傾げるルイを見上げ、私は頬を赤く染めたまま言う。
「大好き、ルイ」
ルイ「・・・・・・・・・」
私の言葉の余韻が、静寂の中を漂っていった。
やがてルイがチョコを受け取り、口元に笑みを浮かべて告げる。
ルイ「うん。俺も」
そして腰をかがめ、私の唇に軽いキスを落とした。
「・・・・・・っ」
驚く私の顔を覗きこみ、悪戯っぽく尋ねる。
ルイ「食べても、いい?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
プリンセスチェック![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
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「う、うん・・・・・・」
(チョコのこと、だよね・・・)
私が頷くと、ルイがチョコの箱を開きその一粒を口の中に入れた。
そして、次の瞬間・・・・・・。
「・・・・・・っ」
ルイが顔を寄せ、強引に唇を重ねる。
驚き息を呑むと、その瞬間にチョコの香りの吐息が入り込んだ。
「ん・・・・・・っ」
唇が重なると、甘さが口の中いっぱいに広がる。
「・・・・・・んんっ」
何度もキスを繰り返され、私は息を荒げてルイの腕を掴んだ。
ルイ「・・・・・・」
やがて音を立てて唇が離れると、ルイが私の顔を覗きこむ。
ルイ「・・・・・・おいしい?」
「・・・・・・!」
ルイの言葉に私はかあっと頬を赤く染めた。
(そんなこと、聞くなんて・・・・・・)
それでも答えを待つルイの視線に、私は小さく頷く。
するとルイが、再びからかう様に口を開いた。
ルイ「じゃあ・・・・・・もっとって言って?」
「え?」
ルイが箱の中からもう一粒、チョコを口の中に放り込む。
そして私を見下ろすと、ふっと目を細めた。
「・・・・・・・・・・・・」
(今日のルイ、意地悪だ・・・・・・)
思いながらも、私は掠れた声で口にする。
「・・・・・・もっと・・・」
するとルイが嬉しそうに笑みを浮かべ、私の顎に指先を添えた。
ルイ「うん」
そしてわずかに口を開いたまま、顔を寄せた・・・。
「ん・・・・・・っ・・・」
チョコ味のキスを繰り返しながら、ルイが甘いため息をつく。
ルイ「・・・・・・・・・」
そして私の身体をぎゅっと抱きしめると、耳元でつぶやいた。
ルイ「・・・・・・もう、離れたくないんだ」
「・・・・・・え?」
(いま、なんて・・・・・・)
身体に回る腕にぎゅっと力が込められ、私はルイの肩に指先を置く。
ルイ「離さないけど、いい?」
耳に触れたルイの唇が振るえ、低いささやきが聞こえた。
「・・・・・・っ」
私は指先に力を込めながら、小さく頷いて答える。
(嫌な訳は、ないから・・・・・・)
「・・・・・・私も、ずっと側にいたい」
ルイ「・・・・・・」
そっと告げると、笑みを浮かべたルイが私の身体を軽く抱き上げた。
そうして私を離さないまま歩き、ベッドに腰掛ける。
「ルイ・・・・・・?」
膝に乗ったまま、私は戸惑いの目でルイを見下ろした。
するとルイが私の頬に手を伸ばし、指先をそっと曲線をなぞるように動かしていく。
「あ・・・・・・」
思わず口を開くと、ルイが上目づかいのまま軽く首を傾げた。
ルイ「・・・・・・カレンから、キスしてくれる?」
膝の上に乗せた私の顔を覗きこみ、ルイが小さな声で言う。
「・・・・・・っ」
その不安そうな視線に、私の鼓動が大きく跳ねた。
(ルイも・・・何か不安に思うときがあるのかな・・・・・・)
私はそっと、ルイの滑らかな頬に触れる。
そして鼓動を高鳴らせるまま顔を寄せ、音もなく唇を重ねた。
「・・・・・・」
唇を離し顔を上げようとすると、ルイの手が私の腰元を引き寄せる。
そして下からすくい上げるように、深いキスをした。
「ん・・・・・・っ・・・」
まるで本物のキスはこれだと教えるように何度も舌を絡めとられ、
私は必死にルイに応えていく。
「・・・・・・」
やがてルイの背中がベッドにつくと、私の身体もルイの上で横になった。
「・・・・・・ぁ・・・」
ルイの手が、ドレスのリボンを解いていく。
指先が肌に触れるたび、腰元が跳ねるように震えた。
(きっともう、ルイ以外の人は選べないんだろうな)
(こんなに、甘さを知ってしまったら・・・・・・)
ルイ「もっと」
ルイの手が、私の首筋を優しく引き寄せていく。
ねだられるまま唇を重ねると、ルイが私の身体を反転させた。
「・・・・・・っ」
今度はルイが私の身体に覆いかぶさると、胸元にキスを落としていく。
やがて胸元に顔をうずめたまま、ルイが呟いた。
ゆっくりと視線をあげ、私を捉える。
ルイ「まだ足りないから・・・・・・」
ルイ「全部、くれる?」
「・・・・・・ぁ・・・」
私はルイの柔らかな髪に指先を伸ばしながら、何度も頷いた。
(ルイにだったら・・・・・・全部、あげてもいい)
そして一晩中、身体に触れるルイのキスに声をあげていった・・・・・・。
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以上です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
結局ルイが何をしたのかはわからずじまい・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
次はアランかジルかレオいきます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
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私はチョコを手に持ったまま、夜の廊下を歩いていた。
ほのかな灯りが、足元に影を伸ばしている。
(今日中に、渡せたらいいんだけど・・・・・・)
ルイの姿を探し歩いていると、私はやがて庭へとたどりついた。
「・・・・・・」
庭に出ると、私は足を止めて白い息を吐く。
そこには、探していた後ろ姿があった。
ルイ「カレン・・・・・・?」
振り返ったルイが目を細め、低い声を響かせる。
ルイ「・・・・・・どうしたの?」
「・・・・・・・・・」
私は真っ直ぐにルイを見上げ、口を開いた。
「ルイに、逢いたくて」
自分の言葉に顔を赤く染めながらも、私はそっと尋ねる。
「ルイは・・・・・・?」
ルイ「・・・・・・・・・」
するとわずかに驚いたように眉を上げたルイが、ふわりと目を細め笑みを浮かべた。
ルイ「・・・・・・うん、俺も」
そして手を伸ばし、歩みよる私の身体を抱き寄せる。
ルイ「ここにいれば、カレンに逢えるような気がしたから」
(ルイ・・・・・・)
ルイの背中に手を回し、私はぎゅっと力を込めた。
(あったかいな・・・・・・)
冷たい風が髪を揺らすものの、お互いの身体はすでに熱を帯びている。
「ルイ・・・・・・どうやって噂のこと、解決してくれたの?」
ルイ「・・・・・・・・・」
尋ねると、ルイがふっと目を細めた。
そして顔を寄せ、低い声でささやく。
ルイ「内緒」
その言葉に思わず顔を上げると、ルイの柔らかな唇が重なった・・・・・・。
冷たい風が吹く庭園で、私は温かなルイの唇を感じていた。
「ん・・・・・・っ・・・」
やがて唇が離れると、ルイが耳元でささやく。
ルイ「・・・・・・部屋に、行こうか」
その響きに、寒さのせいではなく私の背中が震えた。
2人でこっそり部屋に戻ると、ドアを閉めた瞬間、ルイが身体を後ろから抱き寄せた。
「ん・・・・・・」
首筋に触れる唇の感触に、私はあわてて身をよじらせる。
「ま、待って・・・・・・」
ルイ「・・・・・・ん?」
私はルイと向かい合うように振り返り、持っていたチョコを差し出した。
「ありがとう、ルイ」
(きっと私の知らないところで、色々と努力してくれたんだよね)
「今日はバレンタインで、想いを伝える日だから・・・」
微かに首を傾げるルイを見上げ、私は頬を赤く染めたまま言う。
「大好き、ルイ」
ルイ「・・・・・・・・・」
私の言葉の余韻が、静寂の中を漂っていった。
やがてルイがチョコを受け取り、口元に笑みを浮かべて告げる。
ルイ「うん。俺も」
そして腰をかがめ、私の唇に軽いキスを落とした。
「・・・・・・っ」
驚く私の顔を覗きこみ、悪戯っぽく尋ねる。
ルイ「食べても、いい?」
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「う、うん・・・・・・」
(チョコのこと、だよね・・・)
私が頷くと、ルイがチョコの箱を開きその一粒を口の中に入れた。
そして、次の瞬間・・・・・・。
「・・・・・・っ」
ルイが顔を寄せ、強引に唇を重ねる。
驚き息を呑むと、その瞬間にチョコの香りの吐息が入り込んだ。
「ん・・・・・・っ」
唇が重なると、甘さが口の中いっぱいに広がる。
「・・・・・・んんっ」
何度もキスを繰り返され、私は息を荒げてルイの腕を掴んだ。
ルイ「・・・・・・」
やがて音を立てて唇が離れると、ルイが私の顔を覗きこむ。
ルイ「・・・・・・おいしい?」
「・・・・・・!」
ルイの言葉に私はかあっと頬を赤く染めた。
(そんなこと、聞くなんて・・・・・・)
それでも答えを待つルイの視線に、私は小さく頷く。
するとルイが、再びからかう様に口を開いた。
ルイ「じゃあ・・・・・・もっとって言って?」
「え?」
ルイが箱の中からもう一粒、チョコを口の中に放り込む。
そして私を見下ろすと、ふっと目を細めた。
「・・・・・・・・・・・・」
(今日のルイ、意地悪だ・・・・・・)
思いながらも、私は掠れた声で口にする。
「・・・・・・もっと・・・」
するとルイが嬉しそうに笑みを浮かべ、私の顎に指先を添えた。
ルイ「うん」
そしてわずかに口を開いたまま、顔を寄せた・・・。
「ん・・・・・・っ・・・」
チョコ味のキスを繰り返しながら、ルイが甘いため息をつく。
ルイ「・・・・・・・・・」
そして私の身体をぎゅっと抱きしめると、耳元でつぶやいた。
ルイ「・・・・・・もう、離れたくないんだ」
「・・・・・・え?」
(いま、なんて・・・・・・)
身体に回る腕にぎゅっと力が込められ、私はルイの肩に指先を置く。
ルイ「離さないけど、いい?」
耳に触れたルイの唇が振るえ、低いささやきが聞こえた。
「・・・・・・っ」
私は指先に力を込めながら、小さく頷いて答える。
(嫌な訳は、ないから・・・・・・)
「・・・・・・私も、ずっと側にいたい」
ルイ「・・・・・・」
そっと告げると、笑みを浮かべたルイが私の身体を軽く抱き上げた。
そうして私を離さないまま歩き、ベッドに腰掛ける。
「ルイ・・・・・・?」
膝に乗ったまま、私は戸惑いの目でルイを見下ろした。
するとルイが私の頬に手を伸ばし、指先をそっと曲線をなぞるように動かしていく。
「あ・・・・・・」
思わず口を開くと、ルイが上目づかいのまま軽く首を傾げた。
ルイ「・・・・・・カレンから、キスしてくれる?」
膝の上に乗せた私の顔を覗きこみ、ルイが小さな声で言う。
「・・・・・・っ」
その不安そうな視線に、私の鼓動が大きく跳ねた。
(ルイも・・・何か不安に思うときがあるのかな・・・・・・)
私はそっと、ルイの滑らかな頬に触れる。
そして鼓動を高鳴らせるまま顔を寄せ、音もなく唇を重ねた。
「・・・・・・」
唇を離し顔を上げようとすると、ルイの手が私の腰元を引き寄せる。
そして下からすくい上げるように、深いキスをした。
「ん・・・・・・っ・・・」
まるで本物のキスはこれだと教えるように何度も舌を絡めとられ、
私は必死にルイに応えていく。
「・・・・・・」
やがてルイの背中がベッドにつくと、私の身体もルイの上で横になった。
「・・・・・・ぁ・・・」
ルイの手が、ドレスのリボンを解いていく。
指先が肌に触れるたび、腰元が跳ねるように震えた。
(きっともう、ルイ以外の人は選べないんだろうな)
(こんなに、甘さを知ってしまったら・・・・・・)
ルイ「もっと」
ルイの手が、私の首筋を優しく引き寄せていく。
ねだられるまま唇を重ねると、ルイが私の身体を反転させた。
「・・・・・・っ」
今度はルイが私の身体に覆いかぶさると、胸元にキスを落としていく。
やがて胸元に顔をうずめたまま、ルイが呟いた。
ゆっくりと視線をあげ、私を捉える。
ルイ「まだ足りないから・・・・・・」
ルイ「全部、くれる?」
「・・・・・・ぁ・・・」
私はルイの柔らかな髪に指先を伸ばしながら、何度も頷いた。
(ルイにだったら・・・・・・全部、あげてもいい)
そして一晩中、身体に触れるルイのキスに声をあげていった・・・・・・。
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結局ルイが何をしたのかはわからずじまい・・・
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