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*イケメン王宮 バレンタイン×スキャンダル ルイ攻略 最終話 プレミアエンド*

2013-02-06 09:39:05 | イケメン王宮☆バレンタイン×スキャンダル
こんにちは

イケメン王宮のバレンタインイベントのルイ編です

③からの続きで、プレミアエンドです





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私はチョコを手に持ったまま、夜の廊下を歩いていた。

ほのかな灯りが、足元に影を伸ばしている。

(今日中に、渡せたらいいんだけど・・・・・・)


ルイの姿を探し歩いていると、私はやがて庭へとたどりついた。

「・・・・・・」

庭に出ると、私は足を止めて白い息を吐く。

そこには、探していた後ろ姿があった。

ルイ「カレン・・・・・・?」

振り返ったルイが目を細め、低い声を響かせる。

ルイ「・・・・・・どうしたの?」

「・・・・・・・・・」

私は真っ直ぐにルイを見上げ、口を開いた。

「ルイに、逢いたくて」

自分の言葉に顔を赤く染めながらも、私はそっと尋ねる。

「ルイは・・・・・・?」

ルイ「・・・・・・・・・」

するとわずかに驚いたように眉を上げたルイが、ふわりと目を細め笑みを浮かべた。

ルイ「・・・・・・うん、俺も」

そして手を伸ばし、歩みよる私の身体を抱き寄せる。

ルイ「ここにいれば、カレンに逢えるような気がしたから」

(ルイ・・・・・・)

ルイの背中に手を回し、私はぎゅっと力を込めた。

(あったかいな・・・・・・)

冷たい風が髪を揺らすものの、お互いの身体はすでに熱を帯びている。

「ルイ・・・・・・どうやって噂のこと、解決してくれたの?」

ルイ「・・・・・・・・・」

尋ねると、ルイがふっと目を細めた。

そして顔を寄せ、低い声でささやく。

ルイ「内緒」

その言葉に思わず顔を上げると、ルイの柔らかな唇が重なった・・・・・・。



冷たい風が吹く庭園で、私は温かなルイの唇を感じていた。

「ん・・・・・・っ・・・」


やがて唇が離れると、ルイが耳元でささやく。

ルイ「・・・・・・部屋に、行こうか」

その響きに、寒さのせいではなく私の背中が震えた。


2人でこっそり部屋に戻ると、ドアを閉めた瞬間、ルイが身体を後ろから抱き寄せた。

「ん・・・・・・」

首筋に触れる唇の感触に、私はあわてて身をよじらせる。

「ま、待って・・・・・・」

ルイ「・・・・・・ん?」


私はルイと向かい合うように振り返り、持っていたチョコを差し出した。

「ありがとう、ルイ」

(きっと私の知らないところで、色々と努力してくれたんだよね)

「今日はバレンタインで、想いを伝える日だから・・・」

微かに首を傾げるルイを見上げ、私は頬を赤く染めたまま言う。

「大好き、ルイ」

ルイ「・・・・・・・・・」

私の言葉の余韻が、静寂の中を漂っていった。

やがてルイがチョコを受け取り、口元に笑みを浮かべて告げる。

ルイ「うん。俺も」

そして腰をかがめ、私の唇に軽いキスを落とした。

「・・・・・・っ」

驚く私の顔を覗きこみ、悪戯っぽく尋ねる。

ルイ「食べても、いい?」


プリンセスチェック


「う、うん・・・・・・」

(チョコのこと、だよね・・・)

私が頷くと、ルイがチョコの箱を開きその一粒を口の中に入れた。

そして、次の瞬間・・・・・・。

「・・・・・・っ」

ルイが顔を寄せ、強引に唇を重ねる。

驚き息を呑むと、その瞬間にチョコの香りの吐息が入り込んだ。

「ん・・・・・・っ」

唇が重なると、甘さが口の中いっぱいに広がる。

「・・・・・・んんっ」

何度もキスを繰り返され、私は息を荒げてルイの腕を掴んだ。

ルイ「・・・・・・」

やがて音を立てて唇が離れると、ルイが私の顔を覗きこむ。

ルイ「・・・・・・おいしい?」

「・・・・・・!」

ルイの言葉に私はかあっと頬を赤く染めた。

(そんなこと、聞くなんて・・・・・・)

それでも答えを待つルイの視線に、私は小さく頷く。


するとルイが、再びからかう様に口を開いた。

ルイ「じゃあ・・・・・・もっとって言って?」

「え?」

ルイが箱の中からもう一粒、チョコを口の中に放り込む。

そして私を見下ろすと、ふっと目を細めた。

「・・・・・・・・・・・・」

(今日のルイ、意地悪だ・・・・・・)

思いながらも、私は掠れた声で口にする。

「・・・・・・もっと・・・」

するとルイが嬉しそうに笑みを浮かべ、私の顎に指先を添えた。

ルイ「うん」

そしてわずかに口を開いたまま、顔を寄せた・・・。



「ん・・・・・・っ・・・」

チョコ味のキスを繰り返しながら、ルイが甘いため息をつく。

ルイ「・・・・・・・・・」

そして私の身体をぎゅっと抱きしめると、耳元でつぶやいた。

ルイ「・・・・・・もう、離れたくないんだ」

「・・・・・・え?」

(いま、なんて・・・・・・)

身体に回る腕にぎゅっと力が込められ、私はルイの肩に指先を置く。

ルイ「離さないけど、いい?」

耳に触れたルイの唇が振るえ、低いささやきが聞こえた。

「・・・・・・っ」

私は指先に力を込めながら、小さく頷いて答える。

(嫌な訳は、ないから・・・・・・)

「・・・・・・私も、ずっと側にいたい」

ルイ「・・・・・・」

そっと告げると、笑みを浮かべたルイが私の身体を軽く抱き上げた。

そうして私を離さないまま歩き、ベッドに腰掛ける。

「ルイ・・・・・・?」

膝に乗ったまま、私は戸惑いの目でルイを見下ろした。

するとルイが私の頬に手を伸ばし、指先をそっと曲線をなぞるように動かしていく。

「あ・・・・・・」

思わず口を開くと、ルイが上目づかいのまま軽く首を傾げた。

ルイ「・・・・・・カレンから、キスしてくれる?」



膝の上に乗せた私の顔を覗きこみ、ルイが小さな声で言う。

「・・・・・・っ」

その不安そうな視線に、私の鼓動が大きく跳ねた。

(ルイも・・・何か不安に思うときがあるのかな・・・・・・)


私はそっと、ルイの滑らかな頬に触れる。

そして鼓動を高鳴らせるまま顔を寄せ、音もなく唇を重ねた。

「・・・・・・」

唇を離し顔を上げようとすると、ルイの手が私の腰元を引き寄せる。

そして下からすくい上げるように、深いキスをした。

「ん・・・・・・っ・・・」

まるで本物のキスはこれだと教えるように何度も舌を絡めとられ、

私は必死にルイに応えていく。

「・・・・・・」


やがてルイの背中がベッドにつくと、私の身体もルイの上で横になった。

「・・・・・・ぁ・・・」

ルイの手が、ドレスのリボンを解いていく。

指先が肌に触れるたび、腰元が跳ねるように震えた。

(きっともう、ルイ以外の人は選べないんだろうな)

(こんなに、甘さを知ってしまったら・・・・・・)

ルイ「もっと」

ルイの手が、私の首筋を優しく引き寄せていく。

ねだられるまま唇を重ねると、ルイが私の身体を反転させた。

「・・・・・・っ」

今度はルイが私の身体に覆いかぶさると、胸元にキスを落としていく。


やがて胸元に顔をうずめたまま、ルイが呟いた。

ゆっくりと視線をあげ、私を捉える。

ルイ「まだ足りないから・・・・・・」

ルイ「全部、くれる?」

「・・・・・・ぁ・・・」

私はルイの柔らかな髪に指先を伸ばしながら、何度も頷いた。

(ルイにだったら・・・・・・全部、あげてもいい)

そして一晩中、身体に触れるルイのキスに声をあげていった・・・・・・。




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以上です

結局ルイが何をしたのかはわからずじまい・・・

次はアランかジルかレオいきます

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