4月4日(水)、予定より少し遅れましたが【屋根を緑化】する作業をしていただきました。使用する苔シートはモスワールドの【モス・インティー】(スナゴケとハイゴケの2種類を混合したもの)という商品です。モスワールドが推奨するセッパン屋根メッシュパネル工法をヒントに建築家と工務店とで知恵を出し合っていただきました。折半屋根の上にFRPの波板を設置(雪止め金具から接着剤に変更)し、波板にモス・インティーを接着剤で固定する方法をとりました。また、念のためワイヤーで苔シートを押さえました。右の画像は取り付け直後の苔シートの状態です。これから何年かかかって3cm~4cmの厚さに生長していきます。
日本緑化工学会誌のなかで下記のような文献が発表されています。それによれば苔の生育は「南面より北面の方が生育良好で、日照より雨水の影響を受け、傾斜が緩いほど生育は良好で、雨水が当たらない垂直の場合は不良であった」と記述されています(『コケ板の設置傾斜角及び方角とスナゴケの生育との関係』 日本緑化工学会誌 Vol.30 No.1 p.207-210 2004より引用)。だとするとわが家の設置場所は理想どおりとなります。あとは接着剤を使用した取り付け方法が半永久的に保ってくれれば良いのですが、メンテナンスが必要になってくるかもしれません。まずはローコストな方法のなかでどれだけ実行できるかです。
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yas
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