基本的には、図1.のような構造を取ります。
図1.
ダイヤフラムは有効径で示される有効面積を確保
しなければならない。
この有効面積の往復運動距離が吸引あるいは圧送
する体積となります。
有効径は図上ではポンプ側にセンタープレートがあ
がるに従い外側に広がり有効径は大きくなる傾向があ
り、大気側に下がると小さくなる傾向があります。
しかし実際にはそれほど厳密には考えません。セン
タープレートはピストンとしての重要な部分であり、
布とゴムに確実に接着されていることが必要である。
ここで一つの問題があります。すなわちセンタープ
レートと布及びゴムが強固に接着されているとしても
往復運動のいずれかの方向に対しては剥離する力が作
用する。
プレートの形状にもよりますが、プレート外周部分
の接着界面のストレスはかなり大きくなります。これは、
加硫接着する物全てに言えることで金属とゴムの熱膨張
の差によるものである。
ゴムの方が金属より大きく、従って加硫接着後冷却さ
れると接着面でゴムが収縮する方向にひずみがかかる。
一方、流体の温度が高くなると接着周辺のゴムの強度
も低下する。また、ゴムの配合によっては屈曲、圧縮お
よび伸張により内部発熱をする事もある。
これらの事を考えるとプレートは布の両側にありピス
トンロットに固定されている事が必要と思われる。
しかし、近年接液部にテフロンを使用し耐液性能の向
上を狙ったダイヤフラムが多くなり全てにあてはまるわ
けではありません。
図1.
ダイヤフラムは有効径で示される有効面積を確保
しなければならない。
この有効面積の往復運動距離が吸引あるいは圧送
する体積となります。
有効径は図上ではポンプ側にセンタープレートがあ
がるに従い外側に広がり有効径は大きくなる傾向があ
り、大気側に下がると小さくなる傾向があります。
しかし実際にはそれほど厳密には考えません。セン
タープレートはピストンとしての重要な部分であり、
布とゴムに確実に接着されていることが必要である。
ここで一つの問題があります。すなわちセンタープ
レートと布及びゴムが強固に接着されているとしても
往復運動のいずれかの方向に対しては剥離する力が作
用する。
プレートの形状にもよりますが、プレート外周部分
の接着界面のストレスはかなり大きくなります。これは、
加硫接着する物全てに言えることで金属とゴムの熱膨張
の差によるものである。
ゴムの方が金属より大きく、従って加硫接着後冷却さ
れると接着面でゴムが収縮する方向にひずみがかかる。
一方、流体の温度が高くなると接着周辺のゴムの強度
も低下する。また、ゴムの配合によっては屈曲、圧縮お
よび伸張により内部発熱をする事もある。
これらの事を考えるとプレートは布の両側にありピス
トンロットに固定されている事が必要と思われる。
しかし、近年接液部にテフロンを使用し耐液性能の向
上を狙ったダイヤフラムが多くなり全てにあてはまるわ
けではありません。