ダイヤフラムの株式会社 永島パッキング製作所

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ダイヤフラムの補強繊維(基布、布) 4

2017-09-30 09:16:45 | 日記
東京でダイヤフラムを専門設計製作している永島パッキング製作所の
公式ブログへようこそ!

今回は、ダイヤフラムで使用する織物(基布、布)の選定について説明いたします。

ダイヤフラムに補強繊維を使う必要性は、以前説明したように

ダイヤフラムの伸びの抑制であります。

特に精密に繰り返し駆動するダイヤフラムに使用するためには、その使用圧力に

耐えることを前提に致します。

また、現在の課題としてダイヤフラムの実働域での補強繊維の伸びが

弾性変形内であるのか、知る必要があります。

よく織物の物性に伸びとありますが、これは、引っ張って切れた時の伸びの%を表示

しているので、ナイロンでは、30~40%、テトロンでは10~20%などと表示されますが

実際に使用されるのは、伸びがごく少ない領域で使用されます。

ですので、圧力のかかった時に伸びないぐらいの余裕が引張強度、破裂強度に要求されます。

引張強度は、引張試験機で測定されます。

破裂強度は、φ50の受圧面に油圧を掛け破裂した時の値を通常呼びます。

また、温度による選定方法は、ナイロン、テトロン、アラミドの順に高温に使用いたします。

ところが、ダイヤフラムゴムの場合、高温になるとどんなゴムでも軟化し、機械的強度が相当低下するので

高温化で動かすには、無理があります。

フッ素ゴム、シリコンゴムとアラミド繊維の補強繊維、PTFE等の組み合わせですと無負荷停止状態ですと

200℃ぐらいまで耐えますが、駆動すると130℃でも壊れる可能性があります。

繊維の選定には、温度、圧力、動きやすさ、等を総合的に判断し、何種類かの繊維を実際試作して

耐久試験を行うことをお勧めいたします。

ダイヤフラムを試作するときは、実際織物の種類を数多く所有している企業に相談する事をお勧めいたします。

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