東京でダイヤフラムを専門設計製作している永島パッキング製作所の
公式ブログへようこそ!
今回は、一般的な織物(基布、布)を説明いたします。
まず、織物とは、糸を経(縦) 糸と緯 (横) 糸にして織り上げたもの。糸の種類や太さ,あるいは組織の仕組み方,織り方の密度,
さらに用途などに応じて多種多様な織物がある。また、英語風にテキスタイルまたはテクスタイル(英語:textile)とも呼ばれる。

(多摩の産技研でケブラー繊維を使用して織物を織っている織機)
基本的には、ダイヤフラムに使用される織物は、平織と呼ばれる縦糸と横糸を交互に織ってあるのも、たとえば、
ワイシャツの様な折り方の織物を使用いたします。
下の図では、(1)の、赤糸が縦糸(2)の青糸が横糸です。一般的には、(1)、(2)の糸は同じ太さを使います。

織物の規格は業界的には、密度で表し、1インチに縦に何本、横に何本糸が使われているか、また、その1本の太さで表わします。太さの単位をデシテックス(以前はデニール)といいます。
デシテックス:10,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。10,000mで、重量が、Nグラムの場合、太さはNデシテックス(dtex)となります。
デニール :9,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。
また、強度的には
引張強度(N/cm)
引裂強度(N/cm)
破裂強度(MPa)
引張震度(%)
等を各織物で測定いたします。
ダイヤフラムで使用される織物の選定には、使用温度、使用雰囲気、使用強度、伸び、破裂強度等を考慮して選定いたします。
次回は、実際の選定について考えます。
ダイヤフラムの事なら永島パッキング製作所へ
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今回は、一般的な織物(基布、布)を説明いたします。
まず、織物とは、糸を経(縦) 糸と緯 (横) 糸にして織り上げたもの。糸の種類や太さ,あるいは組織の仕組み方,織り方の密度,
さらに用途などに応じて多種多様な織物がある。また、英語風にテキスタイルまたはテクスタイル(英語:textile)とも呼ばれる。

(多摩の産技研でケブラー繊維を使用して織物を織っている織機)
基本的には、ダイヤフラムに使用される織物は、平織と呼ばれる縦糸と横糸を交互に織ってあるのも、たとえば、
ワイシャツの様な折り方の織物を使用いたします。
下の図では、(1)の、赤糸が縦糸(2)の青糸が横糸です。一般的には、(1)、(2)の糸は同じ太さを使います。

織物の規格は業界的には、密度で表し、1インチに縦に何本、横に何本糸が使われているか、また、その1本の太さで表わします。太さの単位をデシテックス(以前はデニール)といいます。
デシテックス:10,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。10,000mで、重量が、Nグラムの場合、太さはNデシテックス(dtex)となります。
デニール :9,000メートルの糸の質量をグラム単位で表したものです。
また、強度的には
引張強度(N/cm)
引裂強度(N/cm)
破裂強度(MPa)
引張震度(%)
等を各織物で測定いたします。
ダイヤフラムで使用される織物の選定には、使用温度、使用雰囲気、使用強度、伸び、破裂強度等を考慮して選定いたします。
次回は、実際の選定について考えます。
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