今夜は、バーボンの話です。
僕が人生で初めて飲んだバーボンは、
「アーリー・タイムス・イエローラベル」です。
18歳の頃ですから、今から四半世紀前。(あかんやん
)
1つ上のやんちゃな先輩がおりまして、
この人がまたお金持ちの子でしてねぇ。
その人の遊び方そのものに憧れた僕は、
そりゃもう遊びに誘われるたびに
喜び勇んで着いていきました。
当時はその人の家で飲もうということになると、
必ず出てきたのがこのバーボンでして、
「うわー、なんやこの甘い、きっつい酒は
」
と、思いながらいやいや口にしてたんですよ。
でも、ある日先輩が一本のソーダの瓶を自慢げに持ち出し、
シュワシュワっとしたソーダ割りを作ってくれました。
「ミナミのBARではこれやで。」と。
そのシーンにも憧れましたけど、
ビールすら苦くてうまいと思えなかった僕には、
これが、なんとも旨かった!!
甘さもあって、ちょっと爽やかで、何より大人っぽくて。
かっこええなぁと酒と自分に酔っておりました。
それからの何年間は、どこへ行っても自慢げに、
「バーボンソーダ!」と注文するこましゃくれた少年に。
今思えば、このあたりから
この仕事につく変遷はあったんやなぁと、しみじみ。
さぁ、今夜もウイスキーのご紹介といきましょう。
イーグルレア10年 シングルバレル
蒸留所 : エンシェント・エイジ蒸留所
(発売/サゼラック社)
地 域 : アメリカ・ケンタッキー州
イーグルレアは
『時間と熟練と忍耐が生んだバーボン』
と言われているバーボンです。
徹底したこだわりに由来するニックネームだそうで、
10年以上の熟成を経た原酒は、
ベテランのテイスターによって1樽ずつ検品され、
選び抜かれたものだけが製品化されます。
そのチェックの入念さ、厳しさには定評があり、
原酒37樽の中から選ばれるのは
わずか1樽とさえ言われています。
それこそが高いクオリティを維持し続ける、
何よりの秘訣となっているのでしょう。
このシングルバレルはその中でも、
よりプレミアムなバーボンに位置づけられ、
スタンダード品よりも度数が低いですが、
唯一つの「選ばれし樽=バレル」から詰めらます。
樽由来ローストした甘さが柔らかく、
少し蜂蜜を感じるような甘さもあります。
バーボン特有のほのかな酸味もバランスよく、
オン・ザ・ロックでゆったり楽しんでください。
僕が人生で初めて飲んだバーボンは、
「アーリー・タイムス・イエローラベル」です。
18歳の頃ですから、今から四半世紀前。(あかんやん

1つ上のやんちゃな先輩がおりまして、
この人がまたお金持ちの子でしてねぇ。
その人の遊び方そのものに憧れた僕は、
そりゃもう遊びに誘われるたびに
喜び勇んで着いていきました。
当時はその人の家で飲もうということになると、
必ず出てきたのがこのバーボンでして、
「うわー、なんやこの甘い、きっつい酒は

と、思いながらいやいや口にしてたんですよ。
でも、ある日先輩が一本のソーダの瓶を自慢げに持ち出し、
シュワシュワっとしたソーダ割りを作ってくれました。
「ミナミのBARではこれやで。」と。
そのシーンにも憧れましたけど、
ビールすら苦くてうまいと思えなかった僕には、
これが、なんとも旨かった!!
甘さもあって、ちょっと爽やかで、何より大人っぽくて。
かっこええなぁと酒と自分に酔っておりました。
それからの何年間は、どこへ行っても自慢げに、
「バーボンソーダ!」と注文するこましゃくれた少年に。
今思えば、このあたりから
この仕事につく変遷はあったんやなぁと、しみじみ。

さぁ、今夜もウイスキーのご紹介といきましょう。
イーグルレア10年 シングルバレル
蒸留所 : エンシェント・エイジ蒸留所
(発売/サゼラック社)
地 域 : アメリカ・ケンタッキー州
イーグルレアは
『時間と熟練と忍耐が生んだバーボン』
と言われているバーボンです。
徹底したこだわりに由来するニックネームだそうで、
10年以上の熟成を経た原酒は、
ベテランのテイスターによって1樽ずつ検品され、
選び抜かれたものだけが製品化されます。
そのチェックの入念さ、厳しさには定評があり、
原酒37樽の中から選ばれるのは
わずか1樽とさえ言われています。
それこそが高いクオリティを維持し続ける、
何よりの秘訣となっているのでしょう。
このシングルバレルはその中でも、
よりプレミアムなバーボンに位置づけられ、
スタンダード品よりも度数が低いですが、
唯一つの「選ばれし樽=バレル」から詰めらます。
樽由来ローストした甘さが柔らかく、
少し蜂蜜を感じるような甘さもあります。
バーボン特有のほのかな酸味もバランスよく、
オン・ザ・ロックでゆったり楽しんでください。