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日々のおもい

先生でピアニストで歌手で主婦でただの人間。の日記

想像するとがんばれる

2010-03-12 20:50:38 | レッスン
爽やかな陽気でしたね~

こういう日は運転をしていても、

梅林を発見すると窓を全開にして匂いを嗅いでしまう


だけど車道から梅林が遠いから、

すんごい息吸わないと匂いがわからなかったりする(笑)


今、

出張レッスンから帰ってきて夕飯を食べ、

落ち着いたところです


金曜日に出張で教えている小学5年生の生徒さんは、

普通を超えた想像力を持っています


今日はドビュッシーの「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」を弾きながら、

レッスンの大半を妄想に費やしてしまった(笑)


私「ここまでスタッカートがついているけれど、この先はついてないよね」

生「…意味。意味がある

私「きっと意味があるよ!想像してみるとどう…?

生「あー!わかった!ここから先、しとやかになる感じ

私「そうだね!しとやかっていう言葉がぴったり


私「ここ、一回目はクレッシェンドとデクレッシェンドがついているけど?」

生「二回目は、ない

私「どうなる?」

生「えーっと…あー!1回目でイルカがわ~!ってジャンプして、2回目はその後水がサーーーってなるの

私「お~まさにそんな雰囲気だね」

生「で、その後をチョロチョロチョロ~って、オレンジと青の魚が~…


その後私がお手本演奏をしている間も、

上を見て目を細め、

「わぁ~なんて綺麗な曲なんだろう~」と、うっとり。


「はい!朝だよ起きて!」って叩き起こさないと、

どこまでも夢を見続けてしまう(笑)


「想像すると、がんばれるんです!」という彼女。

今回の曲では、

海に朝日が昇って、イルカのジャンプや魚の群れを見て、

日が沈み、森林にそよ風が吹いたり木漏れ日がさしたりして、

また朝を迎える。というストーリーができあがったみたい


だから彼女がいつもピアノを弾いているところを見ると、

私まで幸せになってしまうほど

心からピアノを楽しんでいるんですね。


発表会で彼女が演奏を始めたら、

きっと周りに壮大な海や可愛い魚たちが見えるんだろうな。

とっても楽しみにしています!

ご褒美作戦

2010-03-11 20:51:55 | レッスン
最近ピアノを練習する気にならないという小学低学年の女の子に、

「ご褒美作戦」という原始的な方法を取ってみたところ、

非常に効果的でした


「お皿を二つ用意します。

一つのお皿は、乗っているお菓子を食べてはいけないお皿

もう一つのお皿は、食べてもいいお皿です

最初は、食べてはいけないお皿にしかお菓子は乗っていません。

一回綺麗に弾けたら、お菓子を食べてもいいお皿に一つ移します

五回弾けたら、食べてもいいお皿に五つお菓子が乗っていることになります。

練習が終わったら、食べてもいいお皿に乗っているお菓子を食べていいよ


お母様には、

「小さくてたくさん入っているお菓子なら、

金平糖でもキャンディーでもマシュマロでもなんでもいいです」とお願いしてあったんだけど、

「輪投げチョコにしたー

・・・らしい(笑)


あれだよね、真ん中に穴があいた丸い何かに、

マーブルチョコがたくさん入っているやつ


「練習する前に食べるんじゃないよ」と度々忠告しているが(笑)


ご褒美作戦をやらなくても自分で、

「好きな曲は一番最後に弾く!」と言って練習してくる子もいます。


「がんばった後には楽しみが待っている」と思うと、

がんばることが楽しくなるよね。

もう一度生きているみたい

2010-03-10 18:09:32 | レッスン
雪、すぐに溶けちゃったね

昨夜外の電気をつけてみたら竹が地面につくほどしなっていたけど、

起きてみたらもう真っすぐ立っていました

竹みたいにしなやかな人間になりたいもんだ。


今日は体調が悪くて、

死ぬ~とか思ってたけど、

普通に生きてたよ。


生徒さんが見えても、

いつものような元気は出ず、

ろう人形みたいな顔のままレッスン

ごめんねみんな。


今日レッスンのある子、

とてつもなくマイペースで非常に忘れっぽく、

「なんだっけ?」と言って私を見ることが多いんだけど、

その「なんだっけ」がピアノに関してだけではなく、

生活における常識にまで及んでいる。


右手左手の区別も、

最初のうちに何度も確認したはずなのに、

ど~うも「ここは右手」とか言っても通じないなぁ~と思ってたら、

忘れてた


「じゃあ今日はバッグを左手で持って帰るんだな」と言ったら、

「え~?こっちか」って右手に持つんだもん(笑)


だけどね、

この子、頭の中の情報量を一気に増やさないから、

自分を追い込んで練習してくる子に比べて、

爆発する恐れが少ない。


いろんな意味で寿命が長そうというか、

息が長く続きそうな感じがして、

妙に安心して見ていられます

忘れたらもう一度やればいいかくらいなもんで(笑)


私の生徒さんたちは今は女の子オンリーで、

いろんなタイプの女の子たちに接しているけれど、

うわ~この子昔の私とそっくりだなー!っていう子も何人かいたり(大抵は上から2番目の子)、

きゃー私とは正反対のタイプだなぁって尊敬しちゃう子もいたり(大抵一人っ子か長女)、

「私がもう一度生きているみたい」で楽しいですね

発表会を宣伝

2010-03-09 19:54:07 | レッスン
さーむかったー

すごいね雪

春一番吹いちゃった後にこの天気って、

どうなんですかい


修理に修理を重ねた私の8年もののブーツが見事に雪を吸収し、

足が感覚を失うほど冷えました

今家の中に新聞紙敷いて、ブーツ乾かしてる


今日のお昼に市の広報課の方から連絡があってね、

今年は私の教室の発表会を市報でも宣伝することになりました


宣伝することにしたのは理由があります。


私の生徒の中に、

毎日のように泣きながら練習してくる小さい女の子がいるの


ピアノが嫌いだから泣くのではなくて、

ピアノが好きなのに、なかなか弾けないから泣くの


家族の中の誰よりも早起きして朝6時からピアノを弾いて、

絶対にレッスンまでにはその子なりの完璧な状態に仕上げてくる


教本1冊を「不合格」なしでやり切りました

だから難しい曲を出しても、

根性で最後まで譜読みしてくる。

それが小学校に上がる前の子なんだから驚くでしょう?


他にも、

「これまで自分で譜読みをしたことがなかったのに、今回ベートーヴェンのソナタを自力で譜読みした子」

「難病を持ちながら、宿題を毎週、暗譜する程弾きまくってくる子」

「ピアノ歴半年で発表会に出る子」

・・・


とにかく私の生徒たちは、

伸び伸びしているけど、とんでもない努力家


だからね、私自身のコンサートとはまた違うけれど、

子どもたちの一生懸命な姿を大勢の人に見てもらいたい、

努力を称える拍手をたくさん送ってほしい、

と思って広報課の方にお世話になることになったわけです


もちろん私も最後に演奏します

7月と11月にコンサートでご一緒するギタリストの方をゲストにお招きして、

二人で演奏します。


去年はエレピアでドカンとポピュラー音楽、

今年はジャズかな(笑)


クラシックの先生ではなくてピアノの先生だからね、

子どもたちにはピアノの可能性について広い視野を持ってもらいたくて


なにはともあれ楽しみですね

みんな、一緒にがんばりましょう

涙出そう

2010-03-06 00:12:09 | レッスン
実はずーーーっと、

どう扱っていいか解らないでいた生徒さんがいました


「問題児」と言って片付けてしまえばそこまでだけど、

大学時代からの私のポリシーは、

「問題児なんていない」ということで、

それは今も変わっていない。


ただ、たった1人のレッスンだけがど~しても上手くいかなくて、

私の何がいけないのか、

私は何をしたらいいのか、

2年間、髪の毛が抜けそうなくらい考え続けた(笑)


どんなに頭が痛くても胃が痛くても、

「絶対に、この子自身が問題なのではない」と信じて、

広い視野でその子を観察してきました


それでついに問題の根源がどこにあるのかを見極めることができたので、

少しやり方を変えてみることに。


すると・・・

突如レッスンらしいレッスンができるようになってきた!


一番レッスンが困難だったけど、

最初のころ少し見えていた「才能」が、

花を開き始めました

この子・・・天才かもしれない。


こうなってくると、

私の肩からも、

重い石が下ろされたような気持ちです


もう、前を塞ぐ壁に向かって頭を押し付けて考え込むこともない。

絶望のあまり声を上げて1人で泣いてしまうことも何度もありました。


他にも大勢の大好きな生徒たちがいて、

自分がやらなければいけないのは教師業だけではないのに、

1人の生徒のことを考えて、

どうしてこんなに悲しまないといけないんだろうって、

正直自分はバカだと思いました


でも、

どなったりわめいたりせず、

生徒を信じていれば、

必ずこういう日がやってくるんですね。


生徒さんのお母様からも、

「最近ピアノを突然がんばりだして、母親としてもびっくり

というお言葉をいただいて、

嬉しい。・・・

嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しいよ


ついこの間までは悲しくて涙していましたが、

今は嬉しくて涙が出そうです


それからね、

「クールあやこをそのまま持ってくる作戦」、

大成功(笑)


レッスンがスムーズに進む。


ぐずって関係のない話でごまかそうとする子に、

「そのお話はレッスンが終わってから聞かせてくれるかな?」と優しく言っていたところを、

完全無視して、「はい、弾いて」(爆)


それでも話してきたら、

以前は「レッスン中はピアノに関係のないお話はしてはいけないってお約束だったよね?」とか言ってたが、

「そう、じゃあ続きはあとでね」。


楽になった

子どものレッスンは、

レッスン中は「バシっと」というか「冷ややかに」(笑)、

レッスン後は一緒に遊んだり騒いだり笑ったり…

けじめをしっかりつけると、みんなも安心みたいだね。


はぁ~今はまた一皮むけた感じがして、

清清しいです

ようやく自分の演奏にも集中できる。


こうして教師は成長してゆくのかなぁ。

お手本って大事

2010-03-05 11:36:28 | レッスン
相方から「アライグマに似ている」と言われているんですが、

やっぱり私、

毎日なにかしら洗っている(そこ)


昨日も今日も、

手洗いしなきゃいけない服を朝っぱらから洗っててたんだけど、

お天気がいい日は洗濯も気持ちがいいねぇ!


掃除洗濯大好き

私が掃除をしなくなったら、

それは精神的に追い込まれている証拠です


さてさて、しっかり発表会の会場もおさえたところで、

ちょっと難しい曲を弾く子たちは、

発表会用の曲選びを始めました


だけどね、最近の子達って、

クラシックのピアノ曲を知らないの。


私の場合、

母がよく「母と子のクラシック」みたいなCDを聴かせてくれていたので、

5歳のころから、

「あやちゃんは何が弾きたいの?」と聞かれればすぐ、

「エリーゼのために」って答えてました。


「エリーゼのために」と「アルプスの夕映え」と「小犬のワルツ」が好きだったの。


でもここ数ヶ月で別の先生から引き受けた子たちは、

「何が弾きたい?」って聞いても、

「んーわかんない」。

曲を知らないんだよね~


昨日レッスンだった小学2年生の子には、

「先生が何曲か弾こうか」と尋ねると、

「うん!聴きたい


ということで、

「お人形の夢と目覚め」とか「エリーゼのために」とか、

その子が聴きたがった曲を片っ端から演奏。


すると…

目をまんまるくして、

私の手、私の顔をジロジロ見る

足をパタパタさせて大喜び


「エリーゼのために、弾きたい


うーん。生徒は教師に似るのか(笑)


お手本を見せただけで、意欲が湧きました。


その子にとって、あと少し手を伸ばせば届きそうなところにある、

少し難しい曲を聴かせてあげると、

ほとんどの子はやる気を出すみたい。


「ほとんどの子」と言うのは、

逆に圧倒されて弾きたくなくなる子もいるから。

そこんとこは性格の違い。


曲を選ぶときもそうだけど、

普段のレッスンで、

細かいタッチの違いを教えるとき等も、

お手本は非常~に大事


あーだこーだ説明するより、

「手首をこーやって動かすよ」などと言って弾いてみせれば、

すぐにできるようになります。

口での説明は必要に応じて、付加的に。


よく、

「ピアノ教師になってからは、自分が舞台で弾くことはほとんどなくなった」とか、

逆に「ピアニストとして忙しいから、ピアノを教えることはできない」という人がいますが、

ピアノ教師こそ、

ピアニストであるべきだと思うのです。


教え手こそ、

自分の教える内容を、実践していなければいけません


教育は最も重んじられるべき仕事だと言っても過言ではないかもしれない。

その辺の道に空き缶が落ちていたら、

自分で拾うことも大事だけれど、

100人の人に空き缶を拾うことの大切さを教えることの方が、

結果は大きなものになるから


だけど100人の人に教えた自分がゴミを拾わないなら、

誰も従おうと思わない


人を教え、

教えたことか、それ以上のことを行うことは、

何においても大切なことなのですね

素で叱ってみたらどうかと

2010-03-04 13:04:15 | レッスン
大学時代に始めた教師としての仕事。

まだ数年しか経っていませんが、

よほど失礼なことをした子以外に、

怒ったことがありません。


まぁ毎週でも叱る子もいるんだけど、

叱り方が完全大人になってしまっていて、

例えるなら大阪のおばちゃんか、

ジブリに出てくる女の人みたいな・・・(笑)


褒めて褒めて一緒に笑って、

どんなに弾けてなくても全部ユーモアでカバーして、

みんな成長してきました


だけどよく考えたら・・・

私大学時代、

そんなに怒らない人だったかしら?と(笑)


本番前になって遅刻ばっかりしてくる友達がいれば言うべきことを言ったし、

自分もピリピリしているリハ中に、舞台の上でダラダラしている人がいれば、

「話し合うんだったら楽屋でやって」とか冷たく言い放ってたし。


そう考えると、

今は穏やかすぎるのかもしれない。

生徒の中で超クールな私を見たことがある子はいない。


だからねぇ・・・←企み中


大学時代の、バシっとものを言うクールあやこを、

そのままレッスンに持っていったらどうなるのか、

次に悪さをした子には試してみようと思います


「相手は子ども」だと思わないってことね


そしたらまぁ・・・

私自身は楽だろうなぁ(笑)

子どもの「時に対する感覚」

2010-03-03 19:09:06 | レッスン
5歳とか6歳くらいの子どもたちって、

私たちには考えられないくらい、

時を長く感じているようです。


ある生徒さんは、

「これ、塗り絵してもいいの?

前にも先生に塗り絵していいか聞いたんだけど、

その時まだ○○ちゃん小さかったから、

もう一度聞かないとと思ったの

と、丁寧に確認してきました。


「その時は小さかった」とは言うものの、

ピアノを習い始めたのが半年前。

「小さかった時」って、いつだぁ?


今日のレッスンの中で一番ちびっこの生徒さん、

「私ね、昔、新体操習ってたの

・・・

「昔」っていつ??


「4歳から5歳までだったんだけどさ」

・・・

あなたまだ6歳でしょ(笑)


信じられないよね


私なんて1年前のことを最近のことのように感じます

去年の今頃はというと、

第一回「ContrAst&HarMony」が終わったばかりで、

もぬけの殻になり、

意味もなく毎日泣いていました


だけど、今の自分を去年の自分と比べると、

全然違う。

確実に老けてる(笑)

できないことも生じたけど、できることも増えた。


それを考えると、1年って短いようで長いのかもしれない・・・


だからだよね!

子どもたちの成長を見て、

「そりゃあ私も年取るわけだ」って納得するのは(笑)


あ~あ、私の小さな生徒たち、

どんな大人になるのかな


大人になったら、

「○○ちゃん、1年前のことを「昔」って言ってたよ

って言ってやりたいよ(笑)

嫌な気分を捨てるための日記

2010-02-24 23:00:37 | レッスン
んむむむむ・・・

今あやこ先生、

非常にモヤモヤな気分です


原因は本日のレッスンにあり。


私だって叱りたくないよ。

怒るのって、すごく嫌な気分だよ。


だけど教師って、

時には叱らなきゃいけない。


はぁ~今日レッスンだったある子、

20年くらい前の教師だったら、

トルコ石の指輪でゲンコツくらってるレベルだと思う


子どもって一定のルールがあると、

「どこまで許されるかを試そうとする」自然の衝動があるんですってね


それをしつこいくらいやってくる子には、

毎度毎度「ボーダーラインはここ」って示さないといけない。


30分レッスンの間に何度も何度も、

「その座り方はいけないって前にも話したね?」、

「ピアノを叩いたり、人を叩いたりしてはいけないんだったよね?」、

「先生がお話をしている時は、関係ないことをしてはいけないんだったよね?」、

・・・・・・

「もう先生、あなたにピアノは教えられません!


はぁ…


しかしいくらあるレッスンで怒ったとしても、

次の生徒さんにまで影響が及んではいけないですから、

カシューナッツボリボリ食べてストレス発散←こゆとこ地味


あ゛~すっきりしたー!!


ということで、

反動だか何だか、

その後のレッスンはやたら楽しんでしまいました


これで全ての生徒さんに叱っていたら相当悲しくなっちゃうけど

そうではないので救われます。


もう。

これからやらなきゃいかんことがたくさんあるので、

今日の嫌な気持ちはここでスッパリ忘れるわ!!


明日も朝からレッスン三昧ですが、

いい日であることを祈っています…

同じことを違った思考回路で

2010-02-21 16:48:18 | レッスン
「ヤ○ハで習ってて、ピアノ嫌になっちゃって~」とか

「ヤ○ハにいたけど、指が弱くて~」っていう生徒さん、

複数引き受けています。


そして私より年上のお友達も、

「ヤ○ハで習ってたんだけど、みんなで遊んでるときは楽しかったのに、

そのうち落ちこぼれて嫌になった」からやめたらしい


その友達の妹さんと今日は一緒にいたんだけど、

ヤ○ハを滅多切りしてしまった


だってさぁ~そもそも楽器屋さんがやっている音楽教室っていうのは、

その楽器屋さんの商品を売るための教室なわけでしょう←大学の音楽教育法のノートに書いてあった(笑)


しかもヤ○ハにはエレク●ーンという楽器があるわけですよ

当然だけど、ある楽器が普及するためには、

その楽器のための楽曲と、それを演奏するプレーヤーが必要です。


ピアノがこんなに普及し定着したのは、

山ほどのピアノのための楽曲があることと、

それを弾く大勢のピアニストがいるおかげ。


だからエレク●ーン(既に伏字にする意味なし・笑)を普及させるためにも、

大勢子どもを集めて、その中から才能のある子を発掘して、

新しい楽器のための楽曲を書かせて名曲を作らなければならないのだ。


だから落ちこぼれが出るのも当然だし、

その子を拾う必要もない。

だって子どもを育てたり、ピアニストを育成したりすることにではなく、

商品を売ることに目標があるんだもの。


や~なの


とはいっても、ヤ○ハにはお世話になっているんです(笑)

エレク●ーンないと私も相方さんとの演奏活動はできないし、

うちのピアノも浜松の工場で購入したものですから

一概に悪いと言い切ることはできません。


教育に関しては教育者として納得いかないことだらけだけどねー

と、斬るのはここまでにして


最近ね、同じことをやっていても、

人それぞれ思考回路が全然違うなぁ~って痛感しています。


なんでかってね、

別の先生から生徒さんを引き受けると、

「楽譜を読んでピアノを弾く」という同じ動作であっても、

頭を使う順序が違うんだよね。人によって


だけど、私は私でクラシックの回路とジャズの回路、

一つずつしか持ってないのよ。

生徒の頭の中を理解するのって大変


でねぇ、問題のある思考回路を身につけちゃってる子もいる。

例えば、楽譜を見るのは最初の一回だけで、すぐに耳で覚えちゃって、もう楽譜は見ないとか。

そうすると、音を間違えて覚えたまま弾き続けてしまったり、

一度忘れてしまった曲は、楽譜を見ても弾くことができなかったり・・・


そういう子は、

いつかは私のもとを巣立つことを考慮して、

ちゃんと楽譜を見て弾けるように正していますが。


よく男性と女性が同じ問題を解くと、

答えは同じになるのに、脳の働いている部分が違うって言うけれど、

男性と女性という性別による違いはもちろん、

人それぞれ違いがあると思う


ピアノ弾いている人も歌っている人もそうだし、

今やってるオリンピックなんかも


結果さえ良ければそれぞれの思考回路に優劣はないかもしれないけれど、

無駄がなくて必要なものが揃った綺麗な回路を使っている人は、

安定していると思う


うーん・・・

と、やっぱり私脳みそ好きだね(笑)


脳みそを創った神の知恵は偉大です。