前回のブログ更新から約3か月が経ちました。
その間、コロナウイルス感染症が世界に激震をもたらし、私たちの日常生活を一変させました。
緊急事態宣言の拡大を受けて、日本各地で礼拝の休止が相次いでいます。
あいの里チャペルでも現在、礼拝と集会を休止しており、来月の再開の時期を検討しています。
そのような中で、教会員を日々励ましているのが「ディボーション」です。
チャペルでは伝統的に毎日のディボーションを奨励し、各人が聖書に親しみ、み言葉を読み、祈り、神様と交わりを持つことを大切にしてきました。
そして、このような状況に置かれるとは思いもしなかった2020年の初め、今年の教会標語は『みことばを学び、みことばに養われる』に決定し、
今年は改めて一人ひとりが真摯にディボーションに取り組もうという目標が掲げられていたのでした。

チャペルでは、帰納的聖書研究を用いて教会員が自分でも聖書を学ぶことができ、聖書箇所からメッセージを受け取ることができるように、
幾つかの学びのテキストが作成され、用意されています。
そして、それらを用いてどのように学ぶかについて、山口先生から指導を受け、多くの研修の時を持ってきました。
ここでは、一例として、教会員に配布されているディボーション・ガイド「ディボーション・ノートの書き方」を紹介します。
日々のディボーションでは、このガイドに従ってディボーション・ノートを書いていきます。
テキストは、主に『日々のみことば』という聖書日課を用いています。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
やり方としては、最初に「今日の聖書箇所」を読み「内容の要約」をした後で・・・
① その聖書箇所から「神様(御父、御子、御霊)はどのようなお方ですか?」ということについて、思い巡らします。
発見したことを1行にまとめ、その中心聖句(聖書箇所)を書き留めます。
そして、そこから自分が教えられたこと、発見したこと、示されたことがあれば、短くまとめます。
これを「適用」といいます。
注意点としては、聖句の説明・解釈ではなく、「その聖句を通して、神様について何を教えられたか、示されたか」を書くということです。
「今後、自分がどのように神様に従っていくべきか」「与えられた恵みに、どのように応えていくべきか」等を書きます。

次に② 「今日の聖書箇所から何を教えられましたか?」をSPACE方式で書いていきます。
SPACEとは・・・
S=示された罪(S)
P=神の約束・慰め(P)
A=避けるべき行動(A)
C=従うべき命令(C)
E=模範(E)
以上、英単語の頭文字が由来になっています。
このS・P・A・C・Eの5つから1つ、多くても2つを選び、
「今日の私に、神様はこの箇所から何を教えようとされているのか」を黙想し、教えられたことを書きます。
そして、それを「適用」します。
「その内容が、なぜ自分に示されたのか。この箇所で神様は私に何を教えておられるのか。
神様は私に何を願っておられるのか」を書きます。
具体的な事柄について、継続すべきこと、変革すべきこと、悔い改めること、模範とすべきこと、示された命令等を書きます。
そして最後に重要なのが「実践」です。
適用の中から、祈りつつ絞り込みます。
観念的・抽象的なものではなく「実際に・具体的に、自分が行うこと、取り組むこと」等を書きます。
教会の中で、兄弟姉妹の中で、家族の中で、地域の中で、取り組むことを書きます。
* * * * * * *
以上、ディボーションの方法についていろいろ書きましたが、最初から完璧にできる人はいないので、まずはやってみることが大切です!
ポイントは、適用も実践も①②の教えられたことや聖句の流れに沿って書いていくことです。
反省ノート、自己分析ノート、自己流解釈ノートにならないように注意します。
チャペルでは山口先生が添削してくださるので、教会員たちはディボーション・ノートを続けていく中で少しずつ学んでいきます。
でも、やっぱり聖書の内容で理解が難しいところがある・・・。
実は、そんなディボーション生活に大きな助けとなるものがあります♪

それが、上の写真の『BIBLE navi(バイブル・ナビ)』(いのちのことば社)。
B5版サイズの大きさながら、厚さは6cmもあり、重い重い!
それもそのはず、聖書の言葉に加えて注解や聖書地図、コラムなど、非常に充実した内容になっているのです。
例えば「創世記」を開いてみると・・・

創世記の舞台として、イスラエルやエジプト、イラン・イラク等が描かれた地図があり、「ベテル」や「バベル」など地名の説明があります。
そして、創世記1章1節~について「天地創造の物語」として、聖書のみ言葉と共に要所要所で解説が加えられていきます。
この『バイブル・ナビ』があると、聖書を理解するのにとても便利です。
ただ、聖書プラス解説書ということで大きく重い本になるため、
後に解説部分のみでよりコンパクトになった『ディボーショナル聖書注解』が出版され、教会員の多くはこちらを用いています。
この聖書注解の他にも、教会員の中には幾つかの翻訳が異なる聖書を用いている方々、聖書辞典や注解書を用いている方々もいて、
皆さん本当によく学んでおられます!
注解書と共に、何よりも主なる神様の助けをいただきながら、「みことばを学び、みことばに養われて」前進していきたいと思います。

先行きが見えない状況にあって、聖書の言葉が私たちに慰めと励まし、そして希望を与えてくれます。
人知をはるかに超えた助けが与えられることもあります。
そのことを、これまで多くの信仰者たちが経験してきました!
これまでも、そしてこれからも永遠に変わらない「神のことば」に耳を傾けてみませんか?

「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。」(聖書・詩篇)
その間、コロナウイルス感染症が世界に激震をもたらし、私たちの日常生活を一変させました。
緊急事態宣言の拡大を受けて、日本各地で礼拝の休止が相次いでいます。
あいの里チャペルでも現在、礼拝と集会を休止しており、来月の再開の時期を検討しています。
そのような中で、教会員を日々励ましているのが「ディボーション」です。
チャペルでは伝統的に毎日のディボーションを奨励し、各人が聖書に親しみ、み言葉を読み、祈り、神様と交わりを持つことを大切にしてきました。
そして、このような状況に置かれるとは思いもしなかった2020年の初め、今年の教会標語は『みことばを学び、みことばに養われる』に決定し、
今年は改めて一人ひとりが真摯にディボーションに取り組もうという目標が掲げられていたのでした。

チャペルでは、帰納的聖書研究を用いて教会員が自分でも聖書を学ぶことができ、聖書箇所からメッセージを受け取ることができるように、
幾つかの学びのテキストが作成され、用意されています。
そして、それらを用いてどのように学ぶかについて、山口先生から指導を受け、多くの研修の時を持ってきました。
ここでは、一例として、教会員に配布されているディボーション・ガイド「ディボーション・ノートの書き方」を紹介します。
日々のディボーションでは、このガイドに従ってディボーション・ノートを書いていきます。
テキストは、主に『日々のみことば』という聖書日課を用いています。
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
やり方としては、最初に「今日の聖書箇所」を読み「内容の要約」をした後で・・・
① その聖書箇所から「神様(御父、御子、御霊)はどのようなお方ですか?」ということについて、思い巡らします。
発見したことを1行にまとめ、その中心聖句(聖書箇所)を書き留めます。
そして、そこから自分が教えられたこと、発見したこと、示されたことがあれば、短くまとめます。
これを「適用」といいます。
注意点としては、聖句の説明・解釈ではなく、「その聖句を通して、神様について何を教えられたか、示されたか」を書くということです。
「今後、自分がどのように神様に従っていくべきか」「与えられた恵みに、どのように応えていくべきか」等を書きます。

次に② 「今日の聖書箇所から何を教えられましたか?」をSPACE方式で書いていきます。
SPACEとは・・・
S=示された罪(S)
P=神の約束・慰め(P)
A=避けるべき行動(A)
C=従うべき命令(C)
E=模範(E)
以上、英単語の頭文字が由来になっています。
このS・P・A・C・Eの5つから1つ、多くても2つを選び、
「今日の私に、神様はこの箇所から何を教えようとされているのか」を黙想し、教えられたことを書きます。
そして、それを「適用」します。
「その内容が、なぜ自分に示されたのか。この箇所で神様は私に何を教えておられるのか。
神様は私に何を願っておられるのか」を書きます。
具体的な事柄について、継続すべきこと、変革すべきこと、悔い改めること、模範とすべきこと、示された命令等を書きます。

そして最後に重要なのが「実践」です。
適用の中から、祈りつつ絞り込みます。
観念的・抽象的なものではなく「実際に・具体的に、自分が行うこと、取り組むこと」等を書きます。
教会の中で、兄弟姉妹の中で、家族の中で、地域の中で、取り組むことを書きます。
* * * * * * *
以上、ディボーションの方法についていろいろ書きましたが、最初から完璧にできる人はいないので、まずはやってみることが大切です!
ポイントは、適用も実践も①②の教えられたことや聖句の流れに沿って書いていくことです。
反省ノート、自己分析ノート、自己流解釈ノートにならないように注意します。
チャペルでは山口先生が添削してくださるので、教会員たちはディボーション・ノートを続けていく中で少しずつ学んでいきます。
でも、やっぱり聖書の内容で理解が難しいところがある・・・。
実は、そんなディボーション生活に大きな助けとなるものがあります♪

それが、上の写真の『BIBLE navi(バイブル・ナビ)』(いのちのことば社)。
B5版サイズの大きさながら、厚さは6cmもあり、重い重い!
それもそのはず、聖書の言葉に加えて注解や聖書地図、コラムなど、非常に充実した内容になっているのです。
例えば「創世記」を開いてみると・・・

創世記の舞台として、イスラエルやエジプト、イラン・イラク等が描かれた地図があり、「ベテル」や「バベル」など地名の説明があります。
そして、創世記1章1節~について「天地創造の物語」として、聖書のみ言葉と共に要所要所で解説が加えられていきます。
この『バイブル・ナビ』があると、聖書を理解するのにとても便利です。
ただ、聖書プラス解説書ということで大きく重い本になるため、
後に解説部分のみでよりコンパクトになった『ディボーショナル聖書注解』が出版され、教会員の多くはこちらを用いています。
この聖書注解の他にも、教会員の中には幾つかの翻訳が異なる聖書を用いている方々、聖書辞典や注解書を用いている方々もいて、
皆さん本当によく学んでおられます!
注解書と共に、何よりも主なる神様の助けをいただきながら、「みことばを学び、みことばに養われて」前進していきたいと思います。

先行きが見えない状況にあって、聖書の言葉が私たちに慰めと励まし、そして希望を与えてくれます。
人知をはるかに超えた助けが与えられることもあります。
そのことを、これまで多くの信仰者たちが経験してきました!
これまでも、そしてこれからも永遠に変わらない「神のことば」に耳を傾けてみませんか?

「あなたのみことばは 私の足のともしび 私の道の光です。」(聖書・詩篇)