合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道鴻心館15周年記念🌸ブログ第53号は "実体・意識"

2017年04月22日 | 合気道
グッジョブ合気道のヒント接触⑧






「気、意識」と「身体」のバランス
 
合気道では、心身統一(心身一如)というところもありますし、

また統一体という言葉も使っています。

鴻心館合気道でもそういう言葉を使ったりもします。

ある空手も「統一体」という言葉を使っているのを

手にして読んだことがあります。

心と身体バラバラじゃないよ

と聞くことはあったり、言ってる人は多いかと思いますが、

現実的にみていると、世間では、

氣は、氣の教室で教えられており

意識は意識の教室、

体は身体を扱う専門の教室というふうに案外バラバラが多いです。

是非はともかく

この世界には100%意識だけの世界、100%身体操作だけの世界というのはありません。

物理の世界は100%物質ですが、(窮理)

高等な生物の世界では"意識"なし

"心"なし

"氣"なしは有り得ないことです。

という事で、雑(概要だけ)に書きますが

まず、身体の動きにフォーカスするのが「身体操作」。

対して、

意識、心にフォーカスをあてるのが「意識操作」。

これはどちらかに偏っても拙いですよということを教えています。

身体操作(現実または実態[体])にばかり目を向けて合気道をやっていれば

つまり

現実に向きあいすぎると"意識・気"を軽視するようになります。

反対に

"意識・気"ばかりだと現実離れがおきます。

だから結果として

「こういう意識で体を使いましょう。」ということになるし

「身体をこういう風に動かすのにはこんな事由があるんだよ」と

意識や氣で説明していくことにもなります。

身体を鍛える(筋トレ・ランニング・腕立て)大事です。

意識・氣を軽視せず、実態とともに捉えるのが大事です。

先人の口伝を理解して、自身の身体にその先人たちの経験を体現させるには

意識・氣そして身体の両方でやります。




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