《3月では》
鴻心館合気道では、三月・四月と変化(チェンジ)の月となります。
新年度ということで事務的な手続きもありますが
いよいよ本格的に各練習コースで合気道稽古がスタートします。
そのコースは、以下のように
・技クラス ・型クラス ・合気クラスの3大クラスになります。
初心者、入門者は技クラスに入っていただき、合気道の基本をそれこそ立ち方・構え・受け身から指導させていただきます。
技というのは勘違いや認識違いの人が多いものですが、初心者のものとか、初めだけやるモノだとかの
いわゆる簡単なこと、単純なモノではもちろんありません。
スポーツであるテニスや卓球でも、例えばフォームを学び、素振りを行いして、フォワーハンドという「技」を身に付ける
ことをしますよね。
合気道でも、足運びも技にしないといけないし
受け身もそうですが技になるまで仕上げていかないといけません。
その中で大切な事が、その技をする心(創るココロ)、つまり意識がとても重要になってきます。
強烈に意識を働かせて創る技は強烈に自分に返ってきます。所謂、血と肉になります。
あそび半分、楽しいなーの意識で技を創れば、いわゆる自我が技をゆがめる形、干渉しすぎてしまい、自己流レベルの技が身につく
事となりかねません。
いろいろちょっと書きましたが「技クラス」というのはとても大切な稽古の生命線です。
そう断言します。
これから合気道に入門したいと考えておられる方は是非鴻心館も一考して頂ければと願います。
鴻心館の三級は、他の流派の初段レベルを基にしていて、
鴻心館二級レベルは他流の二段として位置付けています。(二段というのは一般的な目線でのことです。)
週1回の稽古では、鴻心館初段は3年や4年では無理です。6年~8年はかかりますよ。
それぐらい黒帯(ブラックベルト)を大切に考えています。
権威として、実力もともなって、一生懸命向き合ってきて、それで取得できた。
ホントに嬉しい!
それを感じてもらったときこそ、私たちも心から指導してきたよろこびも湧き上がってくるもの。
ですから、おまけ初段というのも、お情け初段というのもありません。
(世間ではあると申しているわけではありません)
今までの経験から、昇段しても「あまり嬉しくないー」といった言葉を聞いたことも実際あります。が、しかし
その時、正直私もいろいろ昇段審査ってなんだろ-って考えていたものでした。
例えば、黒帯の初段からが本格的な武道がスタートする。
そういう考え、もちろんあります。
でも私は何か違うんじゃないと思ったりもします。
それはともかくも
鴻心館では、初段からが合気道のスタートとは思っていないのです。
黒帯となったときの誇り、それを見極めて初段を与えるという
与える側こちらも、初段取得した人もともに嬉しい(納得できる)というようにしたいということです。
三級の茶帯の時点で(仮初段)と考えてもらいたいものです。運転免許の仮免とおなじですね。
茶帯の時期に、技はもちろん品性も見ています。
品のない人、言葉遣いももちろんそこが大事なんです。
一言でいえば、ズバリ「姿勢」です。
《3月1日は休館日です》
三国丘道場、高倉台西道場はお休みとなります。
《4月5日は第三回少年合気道大会》
各練習場では、熱のはいった練習が始まっています。
一年は早いもので、昨年の少年大会も終わったばかりだと勘違いするほどです。
幼児~大学生まで参加します今回の大会も
盛り上げていきたく思いますし、みなさんの練習の成果を見られるのがとても楽しみです。