合気道鴻心館《明月会》Meigetsukai

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合気道力抜きの基本(=武術のメカニクス)その07

2018年04月17日 | 合気道
合気の技術については、

中国内家拳法、合気道、空手道、居合道といろいろなところで

25歳から武術(武道)を学んできましたが

ついにどのところでも"合氣"は(今の力抜きの技術)は直接には学ぶことはできませんでした。

実のところ

私は、一時期、武道に失望していました。

武道。武術は強い者のモノであり弱者はいつまでたっても強者にはかなわないもの。

そう、多くの人が感じる焦燥に、あきらめに襲われた時期もありました。

でもあるとき、

ある技術に出会いその失望も

もう一度希望をたくしてみようと

もう一度方向転換して武術に向き合ってみようと、かすかな希望を一筋の光をみいだしました。

それ以前では

何年も何年も武術を学んでいても関節技、突き、蹴る、斬ることは学べましたが

相手と一体化する、力を抜くという"合気"はブラックボックスの中でした。

身体操作を教えるところはどの道場でも共通して熱心です。

その後は、氣という概念に急展開します。

その中間については、ブラックボックスで、学びたくても教えていただけるところは無く

"氣"を学ぶ前に@@技術を先にやらないと100%絶対に

わからないとは教えていただけませんでした。

それが私が、いま一人で合気の術を探求しているところです。


私の武術の本当の恩人(合気の開眼のきっかけをいただけた)はおられ

私の今の合気道(合気武術)は完成していませんでした。


合気は感覚を惜しみなく伝授して頂ける師なくして

その習得は絶対に不可能です。

感覚だけが財産であり、言葉や文字での伝授・理解はありえません。

"氣"を接触で教えることができる人が武術家としての達人・名人です。

武田惣角氏・植芝盛平翁、塩田剛三氏、佐川先生・・・

合気は

いまは探究する期間としてあり

私は教えませんし教えることもありません。





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