2021年合気道演武大会

第17回鴻心館合気道演武大会
■会場　大浜体育館柔道場
■日時　10月30日㈯　12:00〜17:00

本日は、鴻心館合気道本年最後の行事
演武大会でした。

コロナ禍の令和3年
こうして演武大会を開催でき、無事に終えることが
できましたこと、生徒さん
関係者、保護者の皆様にお礼申し上げます。

▼本部席


段外受賞者記念撮影


有段者記念撮影



☆彡今大会の私の挨拶は
たぶん難しかったと思います。
武術のコンセプトの話など

しかしわかるところだけ聞くというのは
子どものすること。
大人の会話は、
大人の学び。
それは
分からないことでもメモリーに置いておくという作業をすることです。
自分の欲しいものしか、手に入れないという姿勢では
本当に技を盗めません(意識の技や身体操作でも)

私は本当は大人を教えたくないのは
自分勝手な人が多いからです。
説教すれば、拗ねる
怒れば、やめる
自分の視点でしか物事をみない、測らないからです。
先生のいうことにフィルターをかける
それじゃダメです。
学ぶ人の姿勢じゃないということなんです。

ターザンの理論というのがあります。
新しいテクニックやコンセプトを手に入れるには
いま握っている綱を手放さなくてはなりません

でも、大方の大人はそれが、怖いのかなんか知らないけれど
でき難いのです。

武道の学びというのは
何百年の歴史の積み重ねがそれを可能にしています。
歴史というのは
合戦での命のやりとり
殺害の歴史
血の流されてきた大勢の人の上に築かれものです。
それを単に習い事やちょっとかじってみようという意識では
何も得ることはなく
心理学をまなぶようにはいかない深いコンテンツがあります。
武術武道の学びは
心理学、地学、認識学、動物学、歴史学・・・
一般教養の学びができます・・・そのつもりの人に限りですが。


しかしながら、
経験は、
経験がないと、技の感じを肌でつかむことはできません。
感じをつかんでくると
次に、見えてくるものがあります。

すると、技や所作の意味が腑に落ち、わかってきます。

分かれば、
本当にできるという現象が自分の中でカチンと
音をたてて聞こえます。


また、難しいことを書いてしまいましたが
分からなくてもいいのです。
分からない人は、Inexperienced(経験不足)

圧倒的にexperienceが足らないだけです。

合気道鴻心館

堺市各区で合気道を指導しています日本合気道鴻心館です。 桃山台道場、家原寺道場、深井北町道場、鳳南道場、一休鳳道場、多治速比売神社に道場あり...

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