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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 多様性(改)

 「多様性」、まさに、そんなブログの引っ越し作業の結果、

100を超える記事の画像が表示できなくなり、非公開としました。

記憶を呼び起こしつつ、漸次、復活・再生させるつもりですが、

正直、皆目見当のつかない画像も多々あります。

ダ・ヴィンチの罠 多様性 - 透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 多様性 - 透明人間たちのひとりごと

このページの画像は、故あって表示されませんが、連続性を担保する意味合いからも、そのままで公開し、別途、新しく作り直すことにしました。同じ内容ですが、画像はその限...

goo blog

 

  url『ダ・ヴィンチの罠 多様性』

 上記のように、連続性を維持することは、このシリーズの

重要なファクターですので、時間がかかっても復活・再生を

果たさなければならないのですが、漸くこれで81作目です。

 さてと、それでは、ここからが、

『ダ・ヴィンチの罠 多様性(改)』

 の記事になります。

 (以下、本文)

 

 この世界が、バーチャル・シアターにおける
仮想劇であろうとなかろうと、


      VR演劇「Typeman」の映像より www.sankei.com

 あるいは、仮に、

 何者かに 支配される誘導型のマリオネット
社会であったとしても、

コロナめぐり「陰謀論」が横行 | 独立メディア塾
       コロナによる陰謀論 mediajuku.com

 演台で舞い続ける我々には、唯一、無二の
現実でしかありません。
 
 而して、

 レオナルド・ダ・ヴィンチの『時空劇』では、



 その現実世界を以下のようにプログラム
(概説)しています。

 〇 序幕=カオス(混沌次元)

 ビックバン以前の混沌空間、すべての要素
が混然一体化している状態。

 〇 第一幕=ロゴス(宇宙論理)

 「天」としての「理性」=ロゴスの創出。
 ビックバンの衝撃と光の誕生。

 〇 第二幕=エトス(地球倫理)

 「地」としての「知性」および「品性」

 物質の出現および人類の誕生と進化。

 〇 第三幕=パトス(生命感情)

 「人」としての「感性」および「疑念」

 精神性の共感、堕落と反目、偽善と欺瞞

 改竄された歴史の闇と真実。

 〇 第四幕=エロス(憎愛感情)

 「愛」としての「肉性」および「情念」

 文明の衝突とイデオロギー(宗教)戦争。

 対立と分断、真善美(誠と仁義)の行方。

 〇 最終幕=ハデス(冥府冥界)

 復活・再生・回帰・混沌という永遠の循環
(アルファであり、オメガであるという始まり
も終わりもない状態)で大団円となる。



 以上、

 『最後の晩餐』に描かれた時空劇の
演劇プログラムや設定の詳細については、

 url『ダ・ヴィンチの罠 時空劇』
 url『ダ・ヴィンチの罠 ロゴス』
 url『ダ・ヴィンチの罠 核融合』
 url『ダ・ヴィンチの罠 真善美』

 などを参考にしてみてください。

 ところで、

 ダ・ヴィンチの考える真の救世主(メシア)は、
洗礼者ヨハネであって、ナザレのイエスでは
断じてありませんでした。

 そのことを、言外に滲ましているのが


  パリ・ルーブル版とロンドン・ナショナルギャラリー版

 イエスとヨハネを入れ替えて描いている
二枚(ルーブル版とナショナル・ギャラリー版)
の『岩窟の聖母』です。

 演目(プログラム)では、

 第二幕から第三幕の間にかけて世紀の分離
(歴史上の大事件)が起こります。

 
  『岩窟の聖母』ルーブル版部分
画像元 レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋

 それが、紀元前と西暦とに分けられることに
なるイエスの誕生劇です。

 結果として、そのことが、地球と人類の未来
における大いなる分岐点となったのですが、


   分岐点(分かれ道)イメージ pchanmama.com

 その件に関する補足および参考記事として、

 url『ダ・ヴィンチの罠 分岐点(改)』

 を参照してみてください。


 さて、その第三幕において、

 我らがレオナルド・ダ・ヴィンチが活躍して
いた舞台は後半部のイタリアで、仮託された
対象人物は顔と手だけで登場するトマス
によって部分的に暗示されていますが、

           

 トマスに隠喩されているのは、ダ・ヴィンチ
のほかにも、 斬首刑によって最期を遂げた
洗礼者ヨハネの無念の姿を首と手だけの
トマスに表象させています。


 画像:レオナルド・ダ・ヴィンチの小部屋

 左隣りの大ヤコブは、両腕を大きく左右に
広げた十字架の形で驚きを表現していますが、
その姿(形態)は、大きく左に傾いています。

 たとえば、それは、


  「最後の晩餐」(CG画像) トマス、大ヤコブ、フィリポ 部分

 キリスト教の国々においては、保守主義が
次第に廃れ、政治的に左傾化していく兆候を
予言的にあらわしているのかもしれませんし


       左傾化する世界の若者たち toyokeizai.net

 民主的な政治体制から専制的な独裁政治
への道筋がいつしか敷かれていくという恐怖
のディストピア(暗黒郷)世界への転換を
示唆しているのかもしれません。


        左傾化するキリスト教世界 news.yahoo.co.jp

 と、ここまでは、

 url『ダ・ヴィンチの罠 役不足』
 url『ダ・ヴィンチの罠 暗躍者(改)』

 の記事の中から抜粋して引用しました。

 そして、

 現在では、そこに、

 西洋占星術でいうところの2000年に一度
の「星座の移行期」が重なるわけですが、

top
       黄道12星座 weathernews.jp

 西洋占星術によれば、

 我々の世界は宇宙的規模の流れの中で、
およそ 2万6000年の周期で生まれ変わりを
繰り返しているとのことで、

黄道十二星座 誕生星座は今日からうお座に - ウェザーニュース 
       黄道12星座 1 weathernews.jp

 「黄道12星座」におけるひとつの星座には
約2000年間滞在しているわけです。

 キリスト教が始まって以降の2000余年は、
『魚座の時代』といわれ、

    
      うお座 Wikipedia

 2匹の魚が紐でつながれているシンボル
マークをご存知の方も多いと思いますが、


  黄道十二宮の一番最後の星座 greek-myth.info

 異なる方向に泳ぐ2匹の魚に象徴される
ように、これまでの2000年間は「二元性」の
世界であったわけで、「善と悪」、「聖と邪」、
「神と人間」、つまり「創造者と被造物」など

 言わば、

 「支配する側と支配される側」という二極
に分かれた社会構造のなかで存立(成立)
していました。

 また『魚座の時代』は宗教的な時代でも
あり、生きることの意味とは何かを哲学的
に求め続けた時代でもありました。

 しかし反面では、覇権主義による争いが
絶えず「戦争」と「経済」ばかりが優先され、
貧富の差などの「格差社会」と「環境破壊」
の悪循環(連鎖)から抜け出せずに、人類
はそのジレンマだけを抱えたまま、物質的
な繁栄を謳歌してしまったと言えるのです。

 その結果が、

 あらたな感染症の発生や生殖能力の
減衰など、人類の発展を阻止するかの
ような兆候としてあらわれているのかも
しれませんが、


  瀕死の地球による人口抑制のイメージ courrier.jp

 これまでの悪行を『倍返し』されては
敵いませんよね!

 url『ダ・ヴィンチの罠 倍返し』

 を参照のこと ・・・

 至近な例で言えば、前述したように、

 『最後の晩餐』における大ヤコブの驚きは、


       『最後の晩餐』 大ヤコブの習作

 主に、キリスト教国において、保守主義が
廃れ、政治的に極左化していく現代の情勢
をそのままあらわしているかのようで、


   「最後の晩餐」CG版 トマス、大ヤコブ、フィリポ 部分

 民主的な政治体制から専制的な独裁政治
を経て、さらにディストピア(暗黒郷)世界
への道筋がそこから漸次敷かれていくという
恐怖の未来を描いているのかもしれません。

最後の晩餐の12使途「イエスキリスト」「トマス」「大ヤコブ」「フィリポ」
  「最後の晩餐」イエス 、トマス、大ヤコブ、フィリポ 部分

 さらに、

 その横ではフィリポが懸命に何かを必死に
訴えながらも振り返るユダに向かって視線を
送っています。

最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)を分かりやすく解説 ... 
   「最後の晩餐』部分(ユダとフィリポ) amazing-trip.xyz

 しっかりと抱きかかえられた左腕の外套
からは容易ならぬ気配が感じられますが、

最後の晩餐』は、なぜ革新的なのか? – The DaVinci Institute
    フィリポが抱える赤い外套 davinci-inst.org 

 推察するに、本来的に、

 この外套を羽織るべき人物が、この場には
いないであるとか、羽織るべきはずの者たち
が何らかの理由で失われていくという第四幕
への布石や暗示なのかもしれません。

 たとえば、

 フィリポが裏切者ユダに目配せしたうえで、
「アナタは本当にメシア(キリスト)ですか」
と、イエスに迫っているとか ・・・

 「赤」系の色は伝統的にキリストをイメージ
させるので、ここに真のメシアはいないという
暗喩であるとすると妙に納得がいきますが!?

 そして、第四幕での

 喧々囂々、侃々諤々なる文明間の衝突劇と
イデオロギーの対立から湧き起こりうる分断
という事態を今現在において我々は、まさに
実体験しているわけです。

 ここで再度、

 url『ダ・ヴィンチの罠 暗躍者(改)』
 
 からの記事を引用すれば、

【20分で新約聖書】あらすじ・登場人物・内容を解説!

 『最後の晩餐』におけるフルキャストは、
これまでの歴史とこれから先の未来における
すべての人類を代表する者たちです。

 すなわち、

 13人の登場人物はそれぞれの時代を代表
する者たちであって、一人で何役もの役柄を
担っているというわけです。

 要するに、

 時間と空間のはざまで演じられる因果関係
による出来事に対してダ・ヴィンチが想定した
仮説が、バーチャルシアターにおける仮想劇
であって、それは、リセットが可能な模擬実験
(シミュレーション・ゲーム)のようなものである
ということでもあるのです。

 もちろん、リセットできるのは、我々ではなく、
シミュレーターを操作する者たちですが、

 ここで再び、

 url『ダ・ヴィンチの罠 暗躍者(改)』
 
 からの記事を採用すれば、
 
 仮に、シミュレーション世界の住人である
ことが真実であるとしたならば、我々には、

 この仮想世界での出来事が現実とされる
世界での出来事とシンクロナイズ(同期化)
しているということになります。

    

 小説「1984年」に代表されるディストピア
(全体主義体制下における監視社会)という
闇黒郷世界のとば口に入ってしまったような
感のする昨今ですが、

1984年 (小説) - Wikipedia 
   「1984」 www.cnn.co.jp &「真理省」を描いたイラスト ja.wikipedia.org

 権力者たちにとって都合の悪い言説などの
統制や言論封殺が当たり前になってしまった
現実を呪わずにはいられません。

 その意味からは、

 「次の2世紀はニヒリズムの時代になる」との
ニーチェの予言はものの見事に外れたとも、
半分以上は当たっているとも言えるのです。

 つまり、消極的ニヒリズムを選択するのか
積極的ニヒリズムを選ぶのか、によって、彼
の予言の的中度合いに違いが生じるのです。

ニーチェとはどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】 | 歴史上 ...
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ colorfl.net

 ニーチェは19世紀の人ですので、次の2世紀
とは、20世紀と21世紀を指しますが、ここで言う
「ニヒリズム」とは、これが絶対的に正しいとか、
これが絶対に良いとか、絶対的な価値や基準
といったものが消失して、その目的や意味合い
のすべてがなくなることを意図しています。

 確かに、各個人の価値判断や基準において
は、そうした絶対的なものが 20世紀には完全
に破壊され、21世紀になっても修復できないで
いることは事実でしょう。

 実際、21世紀を生きる我々は、誰も絶対的な
ものがあるとは基本的には思っていません。

 当然ながら、民族、歴史、文化、政治体制や
社会制度など、さまざまな形でいろいろな違い
を認め合っているわけで、すべてに共通する
これが絶対に正しい事柄など見い出すことは
できないはずなのです。

 つまり、それが、本質的な意味での 

 ダイバーシティ(Diversity)=多様性
ということなのですが ・・・


      多様性(違うからこそ価値がある)www2.deloitte.com

 ところが、

 世界中が“コロナ騒動”に揺れる中で
行われた米大統領選挙での欺瞞(虚構)に
続き、“ワクチン禍”とも言える世界同一
の価値基準としてワクチン・パスポート
が指向・推進され、それらに類する反対意見
や言説は適時に統制されて言論封殺される
という事態が発生しています。

 要は、一元的な独裁が構築されようとして
いるわけで、「多様性」は完全に無視された
一律で、一様なる社会が出現したわけです。

 そこで問題となってくるのが、ニーチェや
ヒトラーが説く「超人」という概念です。

 

 有り体に言えば、人間の理想の典型であり、
「キリスト教的な神にかわり、人類を支配する
ような存在」のことを指します。

 キリスト教が定める善悪二元論を否定して、
畜群(愚かなる民衆)を支配する権限を行使
しながら、自己の可能性を極限にまで高めて
目的の実現を可能にする理想的な人間以上
の完璧なる存在としての「超人」の育成と
出現とを彼らは未来世界に託したわけです。

 この辺りの考察については、

 url『ヒトラーの予言と福音書』
 url『ダ・ヴィンチの罠 侵略者(改)』

 などを参考にしてみてください。

 さらに、ニーチェは続けます。

 「論理は完全な虚構の見本である」と・・・

 そして、ダ・ヴィンチは、

 この世界をバーチャル・シアターにおける
「仮想劇」であると結論付けたわけです。

 然は然りながら、

 ダ・ヴィンチが傾倒するプラトン哲学では、
感覚的な存在を超越した先天的な思惟に
よってのみ認知が可能となる普遍的にして
根源的なる姿かたちをした真の本質として
のイデアなる「真実在」の存在があり、
それを絶対的真理としているのであって、

 
 『アテナイの学堂』でのプラトン

 現実世界における事象は普遍的な概念
としては「イデアの影」を分有することで
存在していると考えるわけです。

 つまり、

 すべての人間に共通する、時間や空間や
場所を超越した絶対的なるものを認めない
のがニヒリズムであり、すべての人間が
認めるような「イデア」など存在しないと
いうのがニーチェの考え方ですから、


         フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

 その意味では、「プラトン主義」への
猛烈な批判になっているわけです。

 だとすると、

 5種類に変化する正多面体パズルは、


 ニーチェ先生の批判の対象かしら?


   プラトン立体(双対多面体)watson.jp

  そうじゃな、言うなれば、基本形は、

   正十二面体 - Wikipedia
  「正十二面体」 wikipedia.org

 「桜の花びら」じゃからのぅpeace

 
 「散り際こそが、美しいんじゃ」

    桜の花びらのイラスト illust8.com


     正十二面体(展開図)xrea.com


    「水色桔梗」紋 sengoku-his.com

 これって、明智光秀の家紋よね !?

 
 「裏切者」のみが知る「真実」 じゃな!


     出典:cinefil.tokyo

 この場合、天を指さす「人差し指」は、

 「多様性」とも、「裏切者」とも、
ニーチェ先生とも、一切、何の関係も
ございません。

 
 『洗礼者聖ヨハネ』部分 smartoizu.com

  ・・・ って、そりゃあ、そう

 
  だ・よ・ね !!

 未だ、ブログの引っ越しが 完全なかたちで
は完了しないので、継ぎ接ぎのパッチワーク
仕様での投稿記事となりましたが、

 これも、

 ダイバーシティ(Diversity)「多様性」の
一環としての『緊急避難』ということで、

 何卒、ご勘弁のほどを ・・・ 

       
    ルネ・デカルト colorfl.net
      
   イマヌエル・カント colorfl.net
      
    ショーペンハウアー colorfl.net  


     「うわっ !!」 

 デカンショ・トリオだ。

 ひょとして、

 ニーチェ先生の登場に嫉妬したのかな?

 
 デカルト  カント  ショーペンハウエル

 「デカンショ、デカンショで、
 半年つなぐ」 アヨイヨイ🎵 

 なるほど、

最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ作)を分かりやすく解説 ...
   「ユダとフィリポ」 amazing-trip.xyz

  むふ

   そういうこと(パッチワーク)なのか !?

  
  『モナ・リザ』の口許 bohemegalante.com

  ふふふ ・・・ 


        『モナ・リザ』の口許 dailymail

  ふふふふふ ・・・

 やっぱ、パッチワーク(多様性)よね!

 昨今では、なにかと多様性がキーワードに
なっていますが、それらは表面的な多様性を
尊重しているだけで、思想的多様性について
は、一切許されません。

 要するに、

 左翼的な価値観にそぐわない意見を封じ
込めるポリコレの欺瞞にすぎないのです。

 ポリコレとは端的に言えば、

反差別を錦の御旗にした左翼イデオロギーの
押しつけで、その側面が「言葉狩り」です。 

 そして、「多様性の尊重」や「言葉狩り」
の先には、ディストピア(暗黒郷)なる
世界の悪夢が待っているのです。

 そうです。

 彼女は、何もかも、お見通しなのです。

 
   『モナ・リザ』の目元 meisterdrucke.jp

 だからこそ、

   怪訝そうに疑念の眼差しをこちらに
  差し向けているわけですが ・・・

 「げっ、げげっ !!」

  
     マジかょ!

 … to be continued !!

 
    (なんだかなあ ・・・)


     むむむむむ ・・・

コメント一覧

aidman
ニーチェはともかく、ヒトラーが説く〝超人〟は、「超人類」の意味で、いま流行の[チャットGPT]のような人工知能(生成AI)ではなく、生身の人間を指している。
小吉
「有り体に言えば、人間の理想の典型であり、
『キリスト教的な神にかわり、人類を支配する
ような存在』のことを指します」(本文引用)

AIかな?
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