【坂戸市の整体】専門誌にも紹介されたカイロプラクティックアイダ

【坂戸市の整体】専門誌にも紹介されたカイロプラクティックオフィスアイダのブログです。

1歳6ヶ月の患者さん・・・2

2011年07月28日 | 症例報告



前回の続き・・・

今回の検査は、まだ言葉も話せない子どもなので、ご両親に協力していただき代理検査という方法で行いました。
お父さんに子どもを抱いてもらい、その状態でお父さんの身体を通じて子どもの生体反応を検査し異常個所を見つけてきます。

検査の結果、左膝部内側・骨盤・L4・T8・C1、において神経機能の異常反応が見られました。
ここをアクティベータによる振動刺激にて矯正し反応を切り替えていきます。

矯正と聞くと「ボキッ」という矯正音がするような刺激の強いアジャストメントをイメージする方もいらっしゃいますが、アクティベータの振動刺激は骨を動かすというイメージではなく、身体の各所に存在する受容器を刺激し神経の機能異常を矯正することを目的としてます。
このため非常に弱い力で矯正することができるので危険性がなく、幼児やお年寄りまで幅広い年齢に安全で的確な治療することができます。

治療後、反応のあった場所を神経反射にて再検査しましたが反応がとれていたのでハード面の治療は終了となります。

続いて事故を受けたときのショックや、それに関係するストレスが身体に影響していないかをPCRTで検査していきます。
しかし、ここで子どもがぐずってしまったので、代理検査をお母さんに変え検査していく事にしました。

検査をしていくと、聴覚からの情報で身体の緊張反応がみられます。
さらに詳細を検査していくと、事故の時の衝突音とその時のお母さんの声に反応を示します。
突然の出来事でびっくりして泣いていたようですが、無意識的にも身体が緊張していることがわかりました。
これを身体に影響が出ないようPCRTで治療していきます。

他にもまだ緊張反応が残っていたので検査していくと、動作というカテゴリーで反応が出ます。
事故の時に子どもがしていた動作・・・??
私にはピンとこなかったので、お母さんにその時の子どもの動作を思い出してもらうと、車から出た時にお母さんにしがみつくという動作で反応していることがわかりました。
この反応を切り替えて、確認のため再検査を行います。

しかし、しがみつく動作でまだ緊張反応があります。
さらに検査を進めると、この動作には潜在的な感情ストレスが関係していることがわかりました。
「嫉妬」というキーワードで反応が出ます。
「嫉妬」・・・なんでしょうか??私には見当がつかなかったので。
「お母さんにしがみついている動作と嫉妬という感情が繋がっているようなのですが、なにか心当たりはありますか?」と聞きました。
すると。
「車から降りた時に、事故の相手が心配でその人に声をかけていたのでそれですかね?」
とのこと。
そのイメージで検査をすると緊張反応が出たので、これを子どもの身体に影響が出ないように治療していきました。

思いもよらない突然の出来事で精神的に不安定な状態になり、自分の事に関心をもってほしいという時に、親の意識が違うことに向けられたため子どもながらにその事に対する「嫉妬」という感情が高まり、自律神経にも影響を与え身体の緊張反応が出たと考えます。
子どもは親の意識や行動にとても敏感です。言葉は伝わらなくとも、そこから様々な情報をキャッチし常に影響を受けているのです。
それによるストレスが身体に影響を与え、自律神経系の症状に繋がっていることも少なくありません。

今回のようにまだ言葉が話せなくても、生体反応を通じた神経の反射を検査することで、外見的には見つからない異常な状態を見つけることができます。
そして、それは交通事故のように物理的に身体が受けたダメージの他にも、その時に受けた無意識の潜在的な感情ストレスにも同じことが言えます。
それら、身体に影響を与える原因をいち早く見つけ治療することが、症状の予防や早期の回復に繋がることは臨床上確かなことです。

今回は子どものご両親がそういった問題に理解があり、単に骨が歪んでいるというような構造的な問題ではなく、神経的な機能異常といった有機的な問題に目を向けられていた為、来院していただけたと思います。
そして外見的な目に見える症状だけではなく、神経機能の異常が改善され身体の緊張反応が切り替わることが症状の回復が繋がっている、という事に治療の価値を見出して下さったことに感謝しています。

ちなみにレントゲンが撮れなったお母さんの背部痛も改善し、安心していただけました。
これから先が楽しみなまだ小さなお子さんですから、今後の経過にも注意してこれからも診させていただきたいと思います。

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com


1歳6ヶ月の患者さん・・・1

2011年07月25日 | 症例報告


今日の患者さんは1歳6ヶ月の女の子です。
3日前にお母さんと乗っていた車が交通事故に遭ってしまい、心配なので診てほしいということでした。

出会い頭の衝突事故だったようで、直進しようとしたところ右側から来た車に運転席の前方に衝突されたようです。
体に大きな外傷はないとのことでしたが、車は運転席のドアが開かないほどの衝撃を受け、お母さんも打撲と打ち身で、背・下肢に痛みがあります。
事故後、病院には行かれたようでしたが、妊娠の可能性があるためレントゲンは撮影していないとのこと。
子どもはチャイルドシートに座っていた為、特に外傷やあざなど外見的な所見での異常はありませんでした。

しかし、外見的な異常がなくてもまだ言葉が話せないので、どこかおかしくても分からない為、大丈夫なのか心配されて電話をいただきました。

まずは治療の前に見落としがないよう丁寧に検査を行っていきます。
当オフィスでは交通事故や、慢性肩こりや腰痛など症状を問わず、全てにおいて治療の前に必ず入念な検査を行います。
検査もなしにいきなり矯正を始めたり、治療を進めていく事は絶対にありません。

なぜなら、検査なしでは異常と正常の判断もできませんし、異常があったとしてもどの方向に矯正すれば良いのか、本当にそこが症状に繋がる異常で矯正が必要なのかを知ることはできません。

単純に骨がずれているや歪んでいるといった、構造的な見方で機械を治すような治療であれば、見た目で判断することもあるのでしょうが、人間は機械ではありません。
仮に構造的にずれているのであれば、その原因を見つけそれが機能的に身体にどう影響しているのかを、検査により見極め治療をすることが大事な事であり、ただ歪んでいるからと言って、検査もなしに矯正することほど危険なことはないと考えます。

以上の考えから、矯正の前には必ず神経反射を使った検査により、身体の生体反応を通じて神経の機能異常を見つけていきます。
そしてそれが身体にどのような影響を与え反応するのかを調べていき、治療前と治療後の状態を比較し症状の改善に繋げます。

話を元に戻します。
今回の検査は、まだ言葉も話せない子どもなので、両親に協力していただき代理検査という方法で行いました。
お父さんに子どもを抱いてもらい、その状態でお父さんの身体を通じて子どもの生体反応を検査していきます。

検査結果はまた次回のブログで・・・

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com/






外出先での突然のぎっくり腰-2

2011年07月22日 | 症例報告
前回の治療から2日後に来院していただき経過を聞くと、朝起きたらだいぶ楽になっていましたとのこと。
仕事でも動けたようです。

今回の治療では、前回残っていた反応と痛みを取り除いていきます。

まず治療前に状態を確認の為、検査をしていきます。
来院時、自動運動不能な状態だった腰部の回旋運動は痛みも8~9割消失し可動域もほぼ正常に戻っていました。
神経反射の検査では、右の股関節屈筋群と右の腰部回旋筋群に反応あり。
前回筋力低下を起こしていた、それ以外の筋肉に関しては反応は消えていました。

治療はアクティベータ・メソッドで全身を対象に筋肉の緊張に繋がる神経の機能異常を見つけ、それを正常な状態に切り替えていきます。
その後、可動域と痛みの状態を確認しながら、神経反射にて取り残しや隠れている反応を見つけていきます。

アクティベータ終了後、立位の状態で腰部の回旋運動を行ってもらうと、まだ若干の痛みと違和感がある様子。
そこで症状を確認するため仰臥位で動的な関節運動の検査を行うと、右の股関節をさらに深く曲げた状態で回旋させた時に、腰部に痛みが出現しました。
これをPCRTにて治療します。

治療と検査を繰り返していくと、股関節をより深い角度に屈曲した状態で回旋した時に痛みが出るので、これを繰り返し治療して反応を切り替えていきます。
角度を変え繰り返し確認を行うことで、隠れている反応を見つけ反応を取り残すことなく治療していきます。
可動域を広げた状態で検査をしても痛みと反応が出なくなったので、実際に立位で回旋運動をしてみると、動きに制限をかけなくてもスムーズに痛みなく動けるとのことでした。
これで動きを制限することなく、日常動作を行うことができるようになりました。

ぎっくり腰は起こした動作や姿勢そのものに問題があるわけではありません。
動作や姿勢そのものに問題があるとすれば、その動作を行うたびに症状を繰り返すはずです。
しかし、過去に同じ動作や姿勢で重い物を持っても、ぎっくり腰にならないときがあったはずです。
つまり、症状が出た時の動きに原因があるわけではなく、それ以前の身体の状態に原因があるという事です。
症状が出る前には必ず神経の機能異常が発生し、筋肉が緊張を起こし、積み重なったその状態に耐えられなくなったために、普段では何でもない動作がきっかけで痛みを引き起こすのです。

日々積み重なっていく神経の機能異常には普段なかなか気づかないものです。
機械と違って人間の体は、壊れた部品を交換して元通りというわけにはいきません。
中には痛みが出ている状態でないと治療に行きにくいという方もいらっしゃいますが、健康の自己管理という面からも、定期的なメンテナンスは重要なポイントになります。
この患者さんも普段から体を酷使する仕事に就いているので、その重要性はより高いものだと思います。

いつもお世話になっている自分の体をもう少し気にかけて、いたわってあげることも大事なことかもしれません。

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com/




夏の高校野球から見る、心と身体の関係性

2011年07月21日 | 日記


仕事の前に自宅の近所で、母校の試合があったので観に行ってきました!
結果は最終回に逆転され負けてしまいましたが、見応えのあるとてもいい試合でした。

最終回まで2-0とリードしていたのですが、9回表の相手の攻撃で高めに浮いた球を連続ヒットされ無死二・三塁。
ここでベンチは好投していた背番号11番の先発ピッチャーに代え、背番号1を付けた投手に交代します。

交代後、先頭バッターに犠牲フライを打たれ1点入ります。
次のバッターには初球の甘い変化球をセンター前に打たれタイムリーで同点とされます。

続くバッターは送りバントでしたが、捕球に行く際足を滑らせて転倒し一死一・二塁。
そして後続に2点タイムリーを打たれて逆転されてしまいます。
そのまま裏の攻撃も抑えられ結果2-4と逆転負けをしてしまいました。

最終回までは安定したコントロールで好投を続けていただけに、勝利まであと一歩というところでの逆転はとても残念で、最後の整列では見ているこちらにも選手たちの悔しい気持ちが伝わってきました。

ここで考えるのは、好投していた先発ピッチャーは最終回なぜ突然打たれたのでしょうか?ということです。
結果的には前の回よりも明らかにボールが高くコースも甘く、そこを打たれたという形になります。
よくスポーツでは、勝ちを意識すると思いもよらないミスをしたり、本来の力が出ないという事が度々言われます。
最終回に入り勝ちを意識したことにより無意識的に身体が緊張を起こし、普段の感覚とのズレから思ったようなコントロールができなかったと考えます。また力みが投球フォームにも影響し球威も本来の力ではなかったはずです。

そして、交代したピッチャーも最終回のピンチの場面での登板で、身体に影響が出るほど心が乱れ本来の力が出せる状況ではありませんでした。
普段ならミスをするはずのないバント処理で足を滑らせて転倒してしまったのです。

緊張やプレッシャーといった見えない心のストレスにより無意識的に脳が影響を受け、様々な神経系の機能異常を起こさせます。
通常の状態なら足を滑らせても、転倒せずバランスを取りすぐに体勢を立て直すことができたと思います。
しかし脳は緊張というストレスの影響を受け、神経系のエラーから筋肉が緊張を起こし、足を滑らせバランスを崩したことに対しての対応が遅れ転倒してしまいました。
その後の投球にもそれが影響し、本来の力が出せずに打たれてしまったという結果に繋がったと考えます。

しかし、そこを見逃さずに普段の力を発揮して打った相手選手も立派なものです。
もし相手が、この回に逆転しなければ負けという状況に緊張し身体に影響するほどのストレスを感じていたら、勝負の結果は変わっていたかもしれません。

高校野球ではドラマのような奇跡的な逆転劇が起こることが多々あります。
その背景には、このような心と身体の関係性が深く関わっていることが考えられます。
特に高校生のように心も身体も完成されていない若い世代には、その影響はとても大きいのです。

野球に関わらずスポーツにおいて、心と身体の関係は切っても切れないものです。
技術的な指導も大事ですが、心に対するコーチングもとても大切です。
なぜならせっかく厳しい練習で身につけた技術も本番で活かされなければ意味がないからです。
心と身体をバランスよく鍛えることがチームとしても個人としても一番のスキルアップに繋がることは間違いありません。

私自身も学生時代からずっと野球をしていたので、どうにか悩んでいる選手の力になりたいと思っています。
このブログを読んだ選手や監督にはぜひ一度PCRTによる治療を体験して頂きたいです。
間違いなく悩みの解決やパフォーマンス向上のお手伝いができると思います。

母校のピッチャーは二人ともまだ2年生だったので、この先の成長に期待しています!
敗れた各チームはもう新チームがスタートしていることと思います。
この夏敗れた悔しさをバネに頑張ってください!
カイロプラクティックオフィスアイダでは頑張る球児たちを応援しています!

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com



坂戸八坂神社夏祭り PART2

2011年07月19日 | 日記
昨日に引き続き坂戸八坂神社夏祭りの様子を写真でどうぞ(^o^)丿



こんな雰囲気で毎年7月に賑やかに開催されています。
ちなみに私が町内の四丁目囃子連で踊っている写真もUPしておきますが、お面を被っているため誰だかわからないと思います(笑)

子どもから大人まで一緒になって地域の伝統を守れるということは、とても素晴らしいことです。
こういった日本らしい行事が、これから先も代々受け継がれていけるよう今後も協力していこうと思います。

ではまた来年!

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com


坂戸八坂神社夏祭り PART1

2011年07月18日 | 日記


土日に坂戸八坂神社の夏祭りが行われました。
当日は暑すぎるくらいの晴天に恵まれ、多くの人で賑わい盛り上がりを見せていました。

今年は東日本大震災復興支援として、各町内の会所に義援金の募金箱を設置したり、山車に「がんばろう日本」のメッセージを飾り付けたりと、例年とは違った試みで特別な祭りとなりました。

治療院のある町内の四丁目囃子連でも、お囃子で祭りを盛り上げる以外にも、義援金を贈るなど少しでも被災地の力になれるよう積極的な取り組みを行いました。

梅雨も明けこれから各地で夏祭りのシーズンを迎えますが、それぞれが元気な日本を取り戻せるよう盛大に開催してほしいと思います。
連日の猛暑で大変ですが、熱中症など健康に気を付けて全国各地から被災地の応援ができればと願います。

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com

外出先での突然のぎっくり腰-1

2011年07月13日 | 症例報告
29歳の男性の患者さんが急性の腰痛でいらっしゃいました。

仕事が休みでパチンコをしていて、落ちたライターを拾おうとしたところその瞬間に痛みが走り動けなくなってしまったとのこと。
なんとか自力で車を運転して治療院にたどり着きました。

状態を確認すると、立位での腰部回旋運動は両側共ほぼ不能、前屈と背屈は20~30°程度。
T10~T12にかけて痛みがあるとのこと。

症状に関係していると思われる、背・腰部から下肢の筋力検査を行うと。
腰部左右回旋筋群、右腰方形筋、左中臀筋、両股関節の屈筋群に著しい筋力の低下が見られた。

治療は、アクティベータ・メソッドを行い全身を対象に、神経の異常反応を見つけ正常な状態に切り替える。
終了後に筋力低下の見られた筋肉を再検査すると、筋力に改善が見られた。
筋力に改善が見られたため、実際の動きで痛みを確認すると、治療前より良いがまだ痛みが残っているとのこと。

残った痛みに関してはPCRTで治療を行った。

仰臥位にて膝を軽度屈曲した状態から左右に倒すと、膝を左に約30°倒した時に右腰部に痛みが出るので、痛みを取りながら可動域を広げていくように治療を行った。
徐々に膝を倒す角度を大きくし、出てきた痛みをPCRTにて治療していくと約80°までは痛みがなく動かすことができるようになった。

治療前の確認で回旋運動はほぼ不可能な状態だったので、この時点でかなりの改善が見られたことがわかった。
実際に立位でも動いてもらい最初の状態と比較してもらうと、動きも痛みも7~8割程度良くなっているとのこと。

なんとか翌日の仕事ができる程度には治したいとのことだったので、最後にセルフイメージの検査を行い、反応が出たのでこれを切り替えたところで治療を終わりにした。

一度目の治療である程度動ける状態にはなったが、まだ反応も痛みも取りきれない部分が残ったので、2日後に来院してもらい治療を行うことなった・・・

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com/








辛いものが夏においしいワケ

2011年07月10日 | 日記
辛みで得られる涼しさと爽快感

 暑い日に辛いものを食べることにはメリットがあります。発汗が促されることで涼しさを感じることができ、また脳内麻薬の作用で爽快感が得られるためです。

 そもそも、運動をしたわけでもないのに、辛いものを食べただけで身体が一時的に暑くなり、汗が出てくるのはなぜでしょう? 例えば辛味の代表選手である唐辛子。辛味の正体はおなじみのカプサイシンです。

 カプサイシンには様々な薬理作用があると考えられ調査されていますが、実は神経毒の一種。吸収されることで体からアドレナリンが放出されます。身体を動かしたときと同様、一度身体が暑くなるとともに発汗が始まり、結果的に身体を涼しく冷やすことができるのです。これら一連の作用で、カプサイシンを含む物を食べると体感的には熱を持ちながらも、その後涼しさが得られるのです。

 慢性疼痛に対しても、カプサイシンの効果が研究されています。ネズミの実験ではカプサイシン投与により脳内麻薬量が変化することがわかっています。辛い物好き、カプサイシン好きに、脳内麻薬が関係している可能性は大です。

■夏バテ防止にカレーが好まれるわけ

 日本の家庭で最も一般的に食べられている欧風カレー。旧海軍が考案した海軍カレーが元です(余談ですが、海上自衛隊では金曜日の昼食をカレーライスにすることで、海上での曜日の感覚が薄れるのを予防していると言われています)。具が多いカレーライスは栄養素のバランスも良く、夏バテ予防に最適な食べ物。

 西洋医学とは哲学が違い過ぎるため「医学」と呼んでいいか判断できませんが、インドのアーユルヴェーダとスパイスには密接な関係があります。アーユルヴェーダは漢方とも関係があるとされており、もともとインドでは食事を作る際、個人の体調に合わせてスパイスを調合していたため、カレー粉というものはなかったそうです。

 辛さで発汗しながら栄養もしっかり摂れるカレーは、夏の暑さに疲れた身体が求める食べ物なのかもしれません。

■辛さを中和したい場合は水ではなく薄い砂糖水を

 辛い物を食べていると辛さを和らげるために水を飲みたくなりますが、水を飲んでも飲んでも辛さが取れないことがあります。カプサイシンは水に溶けないので、いくら水を飲んでも口の中の辛さは軽減しません。

 辛味は砂糖水で希釈することができます。砂糖やブドウ糖、果糖を摂ると、残った辛さを軽減することができるのです。少量の砂糖を入れた水も有効ですし、辛いものが中心のお店に行ったときは、合間にちょっとだけ飴などをなめ口を落ち着かせるのもよいでしょう。

■爽快に汗をかきたい人にオススメ! 真夏の激辛料理

 一般的なカレーや唐辛子の料理だけでは飽きてしまいそうなので、最後に各国の代表的な激辛料理をご紹介します。

 ペッパースープ……アフリカ料理とされているペッパースープは、最も辛い料理の一つ。食材は唐辛子(乾燥唐辛子)だけで作られています

 ソムタム(青パパイヤ)のサラダ……赤くない緑のプリッキーヌを使用したタイ料理

 チリコンカルネ……辛いチリソースを使った米国料理


だそうです。
激辛までいくとちょっと抵抗ありますが、確かに夏ってカレー食べたくなりますね。
関東も梅雨明けしてこれからますます暑くなっていくので、元気に夏を乗り切るためにも食事は大切です。
幸い私は夏バテというものを経験したことないのですが、世間では夏バテ対策として様々な対策があるので、
興味があるものは試してみようと思います。

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com/




なぜストレスが体に影響するのか?

2011年07月05日 | 日記
大災害や大きな環境の変化などにより、胃が痛む、おなかの調子が悪い、けん怠感が激しい、ドキドキする、頭痛がひどい……など、体調不良を訴える人が増えると言います。「睡眠と食欲の状態に気を配ってください」という内科医で大阪府内科医会副会長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、ストレスと体調の変化への対応についてお話をうかがいました。

■自律神経がバランスを崩すことで不調になる

――不安感が大きくなると体調が崩れるのはなぜでしょうか。

泉岡先生 大きな環境の変化があって心配ごとにつながるとき、自律神経がバランスを崩してしまいます。自律神経とは、体温、血圧、汗、胃腸の動き、脈拍、心臓の動き、食欲など、全身の機能を調節する神経の総称です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つが正常に働いているときは体調がいい。自然に快適な状態で過ごせます。が、自律神経は自分の意志でコントロールすることができないので、ショックや不安など精神的にマイナスな要素があるとすぐに体調に影響を与えてしまいます。

――交感神経と副交感神経はどのような働きがあるのでしょうか。

泉岡先生 緊張度が高いときは交感神経が働いています。交感神経とはいわゆる「戦闘モード」に入ったときに働く神経です。例えば、試験中や面談のとき、重要な会議のときなどは目前の状況に集中して、緊張しているでしょう。その間、眠くなる、トイレに行きたくなる、おなかがすくなどということはありません。

反対に、「リラックスモード」の働きを担うのが副交感神経です。緊張から解放されると、急に空腹感を覚えるとか、あくびが出ることがあるでしょう。そんなときは、副交感神経が働いています。

■長く続く緊張や不安が睡眠障害を招く

――不安なことがあると、リラックスできないのですが……。

泉岡先生 不安が続く間は、ずっと交感神経が働いている状態で、副交感神経が働かない。するとどうなるか。ここが重要ですが、睡眠障害が起こります。多くの体調不良は、これが原因です。

誰しも「緊張して眠れない」ということがときどきはあると思いますが、健康であればその状態が長く続くことはありません。でも、災害発生時など、命や生活にかかわる大きな不安を抱えると、交感神経が優位に立ったままとなって不眠が続くことになります。


という記事を見つけました。
人間が生きていくうえで、生命活動を担っている自律神経の働きはとても重要です。
これが正常に働かなくなると、身体に様々な影響を及ぼします。

上記の記事では睡眠障害に触れていますが、その影響は実に多岐にわたり幅の広いものです。
実際に臨床の現場でも、思いもよらない症状の原因がストレスからくる自律神経の影響を受けていたということもよくある話です。
なぜ思いもよらないかというと、身体に影響しているストレスは脳の中の無意識の部分が感じていることが多いからです。
それは認識しているストレスとは別の問題や、その陰に隠れている潜在的に抑圧している感情だからです。

緊張や不安といった様々な感情のストレスについては、人それぞれ身体に影響する感じ方や受け止め方が違うので、それをご自身でしっかりと把握することが大切でしょう。
その中で緊張に代わる、リラックスした感じ方が見つけられるようになります。
もし、身体に影響が出ていそうなストレスを抱えていらっしゃる方は、一度PCRTの検査を受けられることを是非ともお勧めします。

カイロプラクティックオフィスアイダ HP → http://aida-chiro.com/