【坂戸市の整体】専門誌にも紹介されたカイロプラクティックアイダ

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辛いものが夏においしいワケ

2011年07月10日 | 日記
辛みで得られる涼しさと爽快感

 暑い日に辛いものを食べることにはメリットがあります。発汗が促されることで涼しさを感じることができ、また脳内麻薬の作用で爽快感が得られるためです。

 そもそも、運動をしたわけでもないのに、辛いものを食べただけで身体が一時的に暑くなり、汗が出てくるのはなぜでしょう? 例えば辛味の代表選手である唐辛子。辛味の正体はおなじみのカプサイシンです。

 カプサイシンには様々な薬理作用があると考えられ調査されていますが、実は神経毒の一種。吸収されることで体からアドレナリンが放出されます。身体を動かしたときと同様、一度身体が暑くなるとともに発汗が始まり、結果的に身体を涼しく冷やすことができるのです。これら一連の作用で、カプサイシンを含む物を食べると体感的には熱を持ちながらも、その後涼しさが得られるのです。

 慢性疼痛に対しても、カプサイシンの効果が研究されています。ネズミの実験ではカプサイシン投与により脳内麻薬量が変化することがわかっています。辛い物好き、カプサイシン好きに、脳内麻薬が関係している可能性は大です。

■夏バテ防止にカレーが好まれるわけ

 日本の家庭で最も一般的に食べられている欧風カレー。旧海軍が考案した海軍カレーが元です(余談ですが、海上自衛隊では金曜日の昼食をカレーライスにすることで、海上での曜日の感覚が薄れるのを予防していると言われています)。具が多いカレーライスは栄養素のバランスも良く、夏バテ予防に最適な食べ物。

 西洋医学とは哲学が違い過ぎるため「医学」と呼んでいいか判断できませんが、インドのアーユルヴェーダとスパイスには密接な関係があります。アーユルヴェーダは漢方とも関係があるとされており、もともとインドでは食事を作る際、個人の体調に合わせてスパイスを調合していたため、カレー粉というものはなかったそうです。

 辛さで発汗しながら栄養もしっかり摂れるカレーは、夏の暑さに疲れた身体が求める食べ物なのかもしれません。

■辛さを中和したい場合は水ではなく薄い砂糖水を

 辛い物を食べていると辛さを和らげるために水を飲みたくなりますが、水を飲んでも飲んでも辛さが取れないことがあります。カプサイシンは水に溶けないので、いくら水を飲んでも口の中の辛さは軽減しません。

 辛味は砂糖水で希釈することができます。砂糖やブドウ糖、果糖を摂ると、残った辛さを軽減することができるのです。少量の砂糖を入れた水も有効ですし、辛いものが中心のお店に行ったときは、合間にちょっとだけ飴などをなめ口を落ち着かせるのもよいでしょう。

■爽快に汗をかきたい人にオススメ! 真夏の激辛料理

 一般的なカレーや唐辛子の料理だけでは飽きてしまいそうなので、最後に各国の代表的な激辛料理をご紹介します。

 ペッパースープ……アフリカ料理とされているペッパースープは、最も辛い料理の一つ。食材は唐辛子(乾燥唐辛子)だけで作られています

 ソムタム(青パパイヤ)のサラダ……赤くない緑のプリッキーヌを使用したタイ料理

 チリコンカルネ……辛いチリソースを使った米国料理


だそうです。
激辛までいくとちょっと抵抗ありますが、確かに夏ってカレー食べたくなりますね。
関東も梅雨明けしてこれからますます暑くなっていくので、元気に夏を乗り切るためにも食事は大切です。
幸い私は夏バテというものを経験したことないのですが、世間では夏バテ対策として様々な対策があるので、
興味があるものは試してみようと思います。

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