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なぜストレスが体に影響するのか?

2011年07月05日 | 日記
大災害や大きな環境の変化などにより、胃が痛む、おなかの調子が悪い、けん怠感が激しい、ドキドキする、頭痛がひどい……など、体調不良を訴える人が増えると言います。「睡眠と食欲の状態に気を配ってください」という内科医で大阪府内科医会副会長の泉岡利於(いずおか・としお)先生に、ストレスと体調の変化への対応についてお話をうかがいました。

■自律神経がバランスを崩すことで不調になる

――不安感が大きくなると体調が崩れるのはなぜでしょうか。

泉岡先生 大きな環境の変化があって心配ごとにつながるとき、自律神経がバランスを崩してしまいます。自律神経とは、体温、血圧、汗、胃腸の動き、脈拍、心臓の動き、食欲など、全身の機能を調節する神経の総称です。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、この二つが正常に働いているときは体調がいい。自然に快適な状態で過ごせます。が、自律神経は自分の意志でコントロールすることができないので、ショックや不安など精神的にマイナスな要素があるとすぐに体調に影響を与えてしまいます。

――交感神経と副交感神経はどのような働きがあるのでしょうか。

泉岡先生 緊張度が高いときは交感神経が働いています。交感神経とはいわゆる「戦闘モード」に入ったときに働く神経です。例えば、試験中や面談のとき、重要な会議のときなどは目前の状況に集中して、緊張しているでしょう。その間、眠くなる、トイレに行きたくなる、おなかがすくなどということはありません。

反対に、「リラックスモード」の働きを担うのが副交感神経です。緊張から解放されると、急に空腹感を覚えるとか、あくびが出ることがあるでしょう。そんなときは、副交感神経が働いています。

■長く続く緊張や不安が睡眠障害を招く

――不安なことがあると、リラックスできないのですが……。

泉岡先生 不安が続く間は、ずっと交感神経が働いている状態で、副交感神経が働かない。するとどうなるか。ここが重要ですが、睡眠障害が起こります。多くの体調不良は、これが原因です。

誰しも「緊張して眠れない」ということがときどきはあると思いますが、健康であればその状態が長く続くことはありません。でも、災害発生時など、命や生活にかかわる大きな不安を抱えると、交感神経が優位に立ったままとなって不眠が続くことになります。


という記事を見つけました。
人間が生きていくうえで、生命活動を担っている自律神経の働きはとても重要です。
これが正常に働かなくなると、身体に様々な影響を及ぼします。

上記の記事では睡眠障害に触れていますが、その影響は実に多岐にわたり幅の広いものです。
実際に臨床の現場でも、思いもよらない症状の原因がストレスからくる自律神経の影響を受けていたということもよくある話です。
なぜ思いもよらないかというと、身体に影響しているストレスは脳の中の無意識の部分が感じていることが多いからです。
それは認識しているストレスとは別の問題や、その陰に隠れている潜在的に抑圧している感情だからです。

緊張や不安といった様々な感情のストレスについては、人それぞれ身体に影響する感じ方や受け止め方が違うので、それをご自身でしっかりと把握することが大切でしょう。
その中で緊張に代わる、リラックスした感じ方が見つけられるようになります。
もし、身体に影響が出ていそうなストレスを抱えていらっしゃる方は、一度PCRTの検査を受けられることを是非ともお勧めします。

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