8月23日(木) 19日に日本を発ち5日目だが日本の情報が伝わらない。田舎町だからか衛星テレビが入らない。テレビでは中国に台風が来ているらしく川が氾濫している画面がながれている。中国は広いので天水は今日も天気です。天水の水は有名で桃・ざくろ・胡桃等おいしい。ざくろに袋がかけてあるのを見かけた。道端では人が集まり胡桃の皮を取っている。和やかな風景である。のんびりしていて日本のように「こせこせ」していない。しかし、観光地の販売員は、ずる賢い。日本人を見つけて「千円、千円」と寄って来て離れない。先日も「100元、100元」と言い、相手にしないと今度は「10元」と言う。10元出すと、すぐポケットに入れ、箱を開けて中の1個が10元だから5個で50元。後40元と言う。いらないと言ってもお金を出さない。はめられたと仲間は言う。また、北京での話です。人力車が駅まで10元というので友達が2人で乗ったところ着いてから、20元と言う。聞くと2人乗ったから20元と言う。だまされたと笑っていました。中国へ行くなら「気をつけて」と。
麦積山石窟
麦積山に後漢から清まで十数代の王朝にわたって蜂の巣状に開削された仏教石窟。階段を上がり近くで見るとこの高さでこの大きさの物を仕上げる苦労が思いやられる。仏像は陽の光で変色するので鉄の網で保護されている。残念ながらカメラに収められない。
麦積山全景
前写真の拡大 麦積山の反対側面
日除けの鉄網越しに 陽により変色した仏像
当時のままの階段 間近に見る巨大な三尊像のレリーフ
最上階から見渡す景色 道端で胡桃の皮をむく人々