|
【あらすじ】
三ツ矢・田所コンビ第二弾
クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルで、50代女性と思われる身元不明の遺体が発見された。
着衣が乱れていることから、事故死ではなく殺害されたものと断定される。
後に、亡くなった女性の名前は松波郁子。ホームレスで、記憶喪失だったことが判明。
また、捜査の過程で、遡ること1年前に、生活保護課担当の職員が、何者かに刃物で刺され死亡する事件が発生し、その指紋から松波郁子と一致する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三ツ矢と田所視点(田所メインですが)と、生前の松波郁子視点。
夫を殺害された妻の視点で物語が進みます。
〝あの日、君は何をした″同様、特につながりがあるように思えない2つの事件ですが、松波郁子が殺害されたことで、2人の接点が明らかになります。
登場人物が多く、想像を膨らませながら物語を読み進めていくうちに、どうやら私の想像とは違う展開に、いよいよ犯人が誰だかわからなくなりました💦
正確言えば、松波郁子を殺害した犯人は最後まで気が付かず、1年前に殺害された男性の犯人は予想できても、犯行動機が、予想とは全く違い、「そっちか!」な展開😅
今回もタイトルが気になって、読む手が止まらず寝不足になりました。