free soul

学生の頃
夏休みの間に
『歌詞を30曲書いて来い』
って言う課題を出されたことがあって
私は一曲も書けなかった。
その時に教務のヤツに言った
私は歌詞がなくても歌える人になる、って
その時は鼻で笑われたけど
今なおその思いは強くて

音は世の中に溢れてて
一人一人に物語があって
時間は風が流れるように過ぎてゆくし
空を見上げればこんなに広い
雲は時として同じ形を残さないし
それを見上げてる人間がいる
どんなに夜更かししても
人は力尽きて眠りに落ちる
目が覚めた時はまた太陽は世の中を照らしてる
光と影は常に場所を変えてゆく

音楽を作るなんて快楽だ
それでいいじゃない
快楽だもの
音を奏でて
そこにリズムが生まれて
グルーブが生まれて
歌う
最高に自由！

悩む人もノリにノってる人も自由
何かに守られてる人も
それに守られずひたすら頑張って
希望を見出してる人も自由

地平線の街灯から光が空へゆっくりと離れてゆく
行く先は帯広か博多か
はたまた想像もつかない遠い場所か

今の私には
目に映るもの
感じるものが全てだ
それでいいじゃない！



ai saito

空は広い 宇宙は広い！

自由に生きてるやつが
一番かっこいい！


ai saito

まただ

サロン行って汗もかいた。
緑の中も歩いた。
掃除もした。
しっかり休息もとって
学びもやった。
満月でも新月でもない。

なのに嫌な予感が止まらない・・・



ai saito

見捨てられTiger

何度つないでも同期しない理由が分かった。
うすうす勘付いてはいたけれど・・・

最近買ったiPhoneと我が家のmac先生。

いい加減新しいmac欲しいなー、
と思ってた矢先に理由あって購入したWindows７。
Windowsでは音楽作業したくなかったんだけど
もしやと思ってiTunesをDL。
わざわざ無線子機買いに行ってさ。
そこにiPhone同期。
できるじゃない。
あぁなるほどね、やっぱりね。

os10.4は駄目なんだって。
Tigerは見捨てられたんだって。
Leopard以降じゃないと同期出来ないんだって。

そうか、もう購入して7年くらい経つのか。
思い返してみると、色々な事があったけど
時間が経つのは早いなぁ。
このmacを買った時の思い出が蘇る。
ずっとデスクトップだったから、
真っ白なMac Bookを買った時は本当に嬉しくて、
音楽作業も外でできるんだ！
お洒落なcafeでパソコン開いて作業するんだ！
なんてみんなに豪語してたっけ。

あと今でもトラウマなのは、
Boot Campソフトを業務タイプ簡易版で安く買って、
やったー！macでwindowsも使える！
なんてウキウキしながら外装を破り捨て
インストール作業がよくわかんないなぁ、なんて思いつつ
ゴミをきちんとゴミ箱へ、ゴミはまとめて夜中のうちに集積所へ。
操作がわかんなくて、翌日keyのDr.青木へ相談。
『シリアルキーは何？』
『・・・』
業務用の簡易版は、何が簡易かって、包装が簡易なんだって初めて知りました。
まさか外装のフィルムにそんな大事なキーが直接載ってるなんて思わないし、
捨てたね、買って帰って来て即ゴミ箱へ。
１時間以内に15,000円を捨てました。
気付いた時には集積所も綺麗に片付けられた後で、
みんなに笑われ、慰められ。
ショックで、悲しい、アホな思い出。

あれから７年か。
流れるように時は過ぎて行くんだね。
常に大きな変革を求めて、
思い取りに行かない事に不安だったりイライラしたり
変われない自分が自分を押しつぶして行くような感覚がずっとあったけど、
物事は自分が思っている以上に勝手に変わって行くんだね。

あの頃よりずっと髪も伸びたし、
住んでる家だって違う。
私はもう熱帯魚水槽は全部やめちゃったし
小さかったスッポンもどきのヨシキも、とっても大きくなって死んじゃった。
エンジニアの酒井さんはラーメン屋を始めたし
音楽のメンバーもあの頃とは変わった。
完全夜型の生活から、昼型の生活に変わった。
なにより、自分の気持ちが変わった、と思う。

なんか、感慨深い思いがこみ上げて来たら、
この古macが愛おしくなってきちゃった。

iPhoneとの同期はできないけど
力尽きるまでこのmacは使おう。
だって、WindowsのiTunes画面とか変だよ。
色のない感じでなんか暗いし、フォントとかもカクカクしてるし。

やっぱり私、mac派です！






ai saito

early summer

眼前に薄い雲が等間隔で浮かび合間から爽やかな青空を覗かせてる。
地平線をなぞる遠くの建物の上には、
重厚な、輪郭の鮮明な真っ白な雲が、初夏の訪れを予感させる。

その景色が窓枠のフレームに収まる。
時折、その中をゆっくりと鳥が流れて行く。
遠くで子供達が野球の試合をしている声が聞こえる。
盛んに応援をしたり、小さな声が交差したり、笛の音が響いたり、
ランダムな音の抑揚が試合の流れを感じさせる。
その向こうからは、第三京浜を走る車の音が空気いっぱいに振動している。
タイヤと路面が擦れる乾いた音、
たまに聞こえる唸るようなエンジン音。
全てが心地よく耳に入ってくる。
私の横を爽やかな風が通り過ぎる。
ゆるやかな午後の時間が流れて行く。
そしてふと気が付くと、
目の前の自然の絵画は先程とは全く違った表情に様変わりしてる。

ずっと前に教えてもらった、人との繋がり。
『仕事が仲間を呼び、友となるんだよ』
私はまだまだ未熟だ。
出会う人、交わす言葉、行動、
理解を超えることばかりで嫌になる。

仕事とは生きる糧、生きる業。
結局いつも思う事、真髄は変わらない。
自分に正直に
真剣に
貪欲に。



ai saito