AHABOHO

パリで過ごす日常の素敵な事を書いていきたいと思いますが、そうじゃない事も書いていきます

provins

2009-06-19 | フランス語のこと
provins(プロヴァン)の中世祭りに行きました。

パリから電車で1時間半くらいのところにあるので、朝、
駅で待ち合わせをしていたら、なんだか、コスプレというか変わった衣装を
着た人達がちらほら。。。
というのも、中世の格好をしていくと9€の入場料が4€になるということと、
そういう格好をしていった方が盛り上がれるから。。
私もそれっぽい格好をして行きましたが、“それっぽい”は全く通じませんでした。。
なので、9€・・・

ま、それはそれとして。。。

着いてみて、びっくり。。ほんとにみんなの気合いの入れ方が違う・・・
中世ってこんな感じなのねー。と感心しながら、でも、たまに変な仮装の
人もいたり。。なぜか、日本の鎧きた人が。。戦国時代・・・??
プロヴァンの街の人はおそらく毎年のことだから、衣装を着ていても、
なんだかとてもしっくり。。ほんとに中世から来た?って感じでした。
みんな、その時代の人になりきってるようでした。

お昼すぎからのパレードが目玉のイベントで、それまでは出店や昔のものの展示
とかをみて回ったり。。
街並みも昔のままの感じで、かわいい家がたくさん。庭も丁寧に手入れをしている
家が多かったです。
一緒に行ったA夫妻は、将来の家を探しつつ・・・
売り出し中の家の前で記念撮影なんかしてみたり。。
Aさんの旦那さんが、説明してくれたのだけど、この街の建物には、だいたい
地下室があり、昔はそこがお店だったらしいのです。
今は倉庫として使っている家が多いそうですが、今でも、地下にお店をだしている
ところがちょこっとありました。

そんなこんなで、パレードが始まり、様々な格好をした人が、音楽に合わせて、
踊ったりなんかして街中を練り歩き。。
貴族や農民や神父や妖怪みたいなわけの分からない色々な人がいました。
6年前に一度、訪れていたAさんは、その時に初めて士農工商を見たわ。と
言っていました 笑


次行く時は、かなり気合いをいれていかねば!!


城壁の外から。。


メインの街中への入り口


中世なんか・・・な?


いつもと違った雰囲気。売ってるものまで違うように見える。


きつねvsとりのゲームらしい。。


こんな感じで踊ってる人もちらほら。


パレードの出発地点。

le chat

2009-06-15 | フランス語のこと
先日、珍事件がありました。。

というのは。。

早朝、風呂場から物音がするので、何かと思い、ドアを開けたら、
そこに1匹の猫が・・・
え。。。
うちの風呂場には天窓があるのですが、そこから入ってきたようで。。

その猫は、最初はびっくりしていたようでしたが、人懐っこくて、毛並みも
きれいで、どうみても飼い猫。

飼い主を探さねばと思ったけど、まだ、休みの日の早朝、みんな寝てるだろうし、
とりあえず、昼くらいまでは待とうと。。

猫は私の部屋の隅から隅まで、偵察しつつ、ツナ缶があったので、それをやると
むしゃむしゃ食べ、だんだん慣れてきたのか、毛づくろいなんかしちゃったり。。
何ともかわいい猫でこのまま飼ってしまおうかと、少し思いつつ・・・

でも、飼い主もそろそろ探し始めているはず。。心配してるだろうし。。
ということで、飼い主探しをしなければ・・と。
でも、一人でアパートの住人を訪ねるのには、勇気が足りなかったので、
近所の友人に来てもらい、二人で猫の飼い主探しをスタート。

私の家は一階で、その風呂場がある場所は私のアパートと隣のアパートの壁で
囲われていて、上まで筒抜けになっているんです。
なので、外から入ってくることができず、その猫はうちのアパートか隣の
アパートの窓から抜け出してきたようでした。。
どちらのアパートも7階建てくらいなのですが、まさか5階より上はないだろうと。
もしそうだったら、足をひきづってるか、けがをしているはず。でも、この猫は
ぴんぴんしていたので、下の方の階だろうね。と話しつつ、5階くらいまでの
住人を1件ずつ訪ねてみたけど。留守も含めて、全滅。。

んーーーーー。。。隣のアパート?でも、ドアコード知らないし入れないかも。
と、二人で悩んでいると、留守かと思っていた部屋から、寝起きのおじさんが。。

さっき、部屋をノックしたのは君たちか。と言われ、事情を説明したら、おじさんが、
“隣のアパートに聞いてくる。君たちは待っていなさい。”
と、寝巻きにサンダルで、隣のアパートに聞きに行ってくれました。

30分くらいして、おじさんが戻って来て、“隣にはいなかったよ。”と。。
でも、おじさん、隣のアパートの場所を間違っていて、反対側の隣のアパートを
訪ねていたらしく・・・


もう一回行ってくると、正しい方の隣のアパートへ。。
すると、すぐ、戻ってきたおじさんは、そのアパートのドアに“猫探してます”
の張り紙があったと。。
おじさんはその人に電話をかけてくれて、確認をしてくれました。
そして、飼い主は1時間後くらいに迎えにくるから家で待ってて。と。

ということで、友人と猫と一緒にうちで飼い主を待つ事に。。
その間に、猫はうちに慣れたのか、朝から寝てなかったから、疲れたのか、
ソファーの上ですやすやと寝始めてしまい。。
すっかりうちの猫ようになっていました。

で、結局、その飼い主が迎えに来たのは、2時間後くらいたってからだったの
だけど、その飼い主を見て、友人は“待った甲斐があったわ”と。。
なぜなら、その飼い主は、髪の毛は赤色で、手に鋲のついたブレスレットをしていて
その猫を飼っているとは思えない感じのとてもロックなマダムだったから。
そのマダムは、“子供が喜ぶわ。ありがとう”と行って、猫をひょいっとだっこ
して帰っていきました。

ちゃんと飼い主の元へ帰れてよかったけど、猫がいなくなった後は、少しさびしかった。
また、窓開いてるし、また入り込んでこないかなーと、ちょっと待ちわびてたりしています。


探索中・・・


かわいい。。。


かわいい。。


かわいすぎる。。。


うちで飼おうか・・・かわいいし。。


寝ちゃったし・・・でもかわいい。。

HOME

2009-06-08 | 街のこと
エッフェル塔の下で野外映画鑑賞のようなイベントがあるということで
これはいかねば!!と。。。

映画は“Home”
監督はYann Arthus-Bertrand
プロデュースはLuc Besson

http://www.home-2009.com/us/index.html

6月5日は、どうやら地球環境の日だったそうです。
映画はまるで絵画のような噴火口や草原を猛スピードで疾走する象など、
世界各国の上空から撮影された映像がナレーションとともに映し出されて
いました。
フランス語でしかも屋外ということもあり、全く聞き取れなかったけど、
映し出された映像は、地球の危機感と美しさを両方兼ね備えてた気がしました。

この時間にならないと暗くならないので、開演は夜10時。
金曜日という事もあり、着いた時にはすでに人・人・人。。。

3か所に設置されたスクリーンで上映されたのですが、この日は
風がきつくて、上映中にスクリーンのひもが切れてしまうハプニングも。。
でも、そんな時こそ盛り上がるフランス人達。。
ブーイングには聞こえない、どうやら喜んでいる歓声が。。。

でも、人それぞれどういう思いで来ていたとしても、こういうイベントを
サラッと開催するフランスってすごいなーと思いました。
















Bercy

2009-06-04 | 季節のこと

ばらの季節


持ち主不在中につき、パシャリ。


春を通り越して、すでに夏の日差し・・・


カモ親子


エッフェル塔・・・?


Bercy公園へピクニックへ行きました。

この時期、パリの人達はやたらと、ピクニックをするようです。
なので、公園は人・人・人・・・で溢れています。
そこらじゅうでみんな寝っ転がって、本を読んだりしています。
というか、完璧にみんな日差しに当たって、ジリジリと焼いています。

というのも、夏のヴァカンス時に向けて、真白だと恥ずかしいから
焼いているそうです。。
それって見栄??なのでしょうか。。

ちなみに、7,8月のパリは、みんなヴァカンスに出かけるので、
街はとても静かだそうです。
まだ、経験してないけど、ほんとに静からしい。。
どんなんなんだろう・・・??
「静かすぎて寂しいから、“じゃあ、私も私もヴァカンスへ・・・”
 となるみたい」
と教えてくれたAさんのお弁当、おいしかった。
久しぶりにおにぎりとか食べたし。。
ごちそうさまでした。。

あと、疑問だったのが、フランス人はピクニックで何を食べるか・・・?


やっぱりサンドウィッチとからしい。
普段とそんなに変わらないような。。
でも、、
ポテトチップスはかかせない!!らしいです。。