(文責 : 防災士 田澤六三)
わが家は新耐震基準で建っているので安心していたのですが、少しショックな調査報告を見つけました。
先月のWeb記事ですが、NHK 2024年6月25日 17時30分 掲載によると、能登半島地震での全壊・半壊家屋の調査で、新耐震基準の建物でもかなりの被害が出ていることが分かりました。
「日本建築学会北陸支部は、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市と珠洲市、穴水町の合わせて7000棟を対象に調査していて、これまでに分析を終えた5705棟について25日に結果を公表しました。」
それによると、全壊・半壊の建物の割合は、
旧耐震基準 (1981) 以前の建物 5割余り
新耐震基準 (1981~2000) の建物 3割余り
耐震基準大改正 (2000) 以後の建物 1割未満
ということで、新耐震基準以後の建物も予想外に多く壊れていることになります。
また、「地域別では珠洲市正院で全壊や半壊が5割余りだったのに対して、同じように揺れが強かった穴水町では2割でした。珠洲市では去年5月にも震度6強の揺れを観測していて過去の地震のダメージが蓄積し被害が増えた可能性がある」 としています。
そうだとすると、上尾を含め関東~東北方面の家屋は2011年の東日本大震災やその後の余震などでだいぶ揺さぶられており、経年劣化もあるので要注意ということになるかもしれません。
自治体の補助金もありますから、旧耐震基準の家屋だけでなく新耐震基準建物でも耐震診断と、必要な場合の耐震補強工事を検討したいものです。
上尾市耐震診断補助制度 (10万円を限度) はこちら
わが家は新耐震基準で建っているので安心していたのですが、少しショックな調査報告を見つけました。
先月のWeb記事ですが、NHK 2024年6月25日 17時30分 掲載によると、能登半島地震での全壊・半壊家屋の調査で、新耐震基準の建物でもかなりの被害が出ていることが分かりました。
「日本建築学会北陸支部は、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市と珠洲市、穴水町の合わせて7000棟を対象に調査していて、これまでに分析を終えた5705棟について25日に結果を公表しました。」
それによると、全壊・半壊の建物の割合は、
旧耐震基準 (1981) 以前の建物 5割余り
新耐震基準 (1981~2000) の建物 3割余り
耐震基準大改正 (2000) 以後の建物 1割未満
ということで、新耐震基準以後の建物も予想外に多く壊れていることになります。
また、「地域別では珠洲市正院で全壊や半壊が5割余りだったのに対して、同じように揺れが強かった穴水町では2割でした。珠洲市では去年5月にも震度6強の揺れを観測していて過去の地震のダメージが蓄積し被害が増えた可能性がある」 としています。
そうだとすると、上尾を含め関東~東北方面の家屋は2011年の東日本大震災やその後の余震などでだいぶ揺さぶられており、経年劣化もあるので要注意ということになるかもしれません。
自治体の補助金もありますから、旧耐震基準の家屋だけでなく新耐震基準建物でも耐震診断と、必要な場合の耐震補強工事を検討したいものです。
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