短歌に思ひを込めて

ある言葉を調べてたらたまたま短歌のホームページにたどりついたの。
見てて思ったけど・・・
短歌ってステキじゃない！
って思ってそのホームページが初心者に薦める、って本をアマゾンで購入。

やっぱ初心者は百人一首からがいいみたい。
そういや百人一首って子供の頃おじいちゃん家で正月にやったなぁ。
とか思いつつ、ぱらぱら読んでたんだけど、やっぱりステキ。
ロマンよ、ロマン。
昔も今も誰かを恋し思う気持ちは一緒なのね～。

あげはがクラクラした短歌をいくつかピックアップ。

＊君がため　惜しからざりし　命さへ
　　長くもがなと　思ひけるかな

意味：あなたのために惜しくないとは思っていた命までも、逢瀬を遂げた今となっては、長くありたいと思うようになったのだった。

うひゃ～！どうよ、これ。
鼻血ブーーッじゃない？
藤原義孝って人が逢瀬の翌朝に女性に贈ったんだって。
義孝・・・やるな、おぬし。
こんなの贈られた日にゃエガるよ、あたし。
（エガる＝興奮して江頭みたいに暴れちゃう）
大好きな人にこんなふうに思われたら、それは女としてとっても幸せだよね。


＊瀬をはやみ　岩にせかるる　滝川の
　　われても末に　あはむとぞ思ふ

意味：川瀬の流れが速いので、岩にせき止められる急流が、二つに分かれてもまた一つになるように、恋しいあの人と今は別れても、いつかはきっと逢おうと思う。

じょ、情熱的～。
これはきっと有名だよね、あげはも知ってたくらいだから。
障害を乗り越えて必ずまた逢おうっていう、崇徳院って人の恋歌だって。
障害があるとあげは燃えるぜ。
ちくしょう、負けてなるもんか、とか思っちゃう。(^_^;)
男の人は女の人に苦労をさせたくない、って思うかもしれないけど、あたしにしてみれば惚れた男の人となら苦労もまた楽しいかなって思っちゃうよ。


＊忘れじの　行く末までは　かたければ
　　今日を限りの　命ともがな

意味：いつまでも忘れまい、とおっしゃるそのお言葉が、遠い将来までは頼みにしがたいので、そのお言葉のあった今日という日を最後とする私の命であってほしいものです。

これまた熱いぜ！
儀同三司母（ぎどうさんしのはは）というひとが、結婚当初に詠んだものらしい。
恋愛って片思いは片思いで切なかったりもするけれど、いざ付き合い始めたら、それはそれでいろんなことを不安に思ったりもするよね。
嫌われたらどうしよ～とか、引かれたらどうしよう～とか、ウザがられたらどうしよう～とか、いつ心変わりしちゃうんじゃないか、ってさ不安になるよね。
幸せの絶頂が永遠に続けばいいのに、ってこの気持ち、わかるわ。


っつーことで短歌・・・素晴らしい。（単純）
時間ができたらあげはも短歌の勉強したくなっちゃった。
そしていつか恋心を短歌にしたためて贈りてぇ～。
ス・テ・キ♪
なんてロマンティックなの！！（ドリーミン）
っていうかさ、こんな昔のおっさんおばさんに負けてる場合じゃないよね。
現代人も胸がぎゅって熱くなるような、身も焦げるような恋愛をせねばな。
いやいや、お前がしろよ！って話しよね(笑)

それでは最後に、これは百人一首からじゃないんだけど、ホームページで見つけた短歌。
最近お誕生日だった、フジコさん、ともっちぃ、あくあんぬへ。

＊生ける人 遂にも死ぬるものにあれば この世にある間は楽しくをあらな

意味（超訳）：結局人間なんていつかは死んでしまうもの、だから後悔しないようにワッショイワッショイ楽しく生きようぜ～！

あたしはいつだって人生これから、って思ってるの。
ずうずうしいから。(笑)
これからもトップギアで一緒に楽しく三十路ライフを駆け抜けようね！
お誕生日おめでとう。