ジムダンロップの現行版ファズフェイスのリイッシュJD‐F2。オリジナルダラス・アービターの復刻だがいたるところがアメリカン風にアレンジされている。
ジャックはスイッチクラフト、ポットはCTSでスイッチに直接つけられたプリント基板が何ともコストカットの匂いがするがしっかりゲルマニウムのNKT‐275を搭載している。
サウンドは大変使い安く、ディストーションの匂いも残しつつファズトーンもキープしている。最近のリアルモディファイハイエンドファズよりどんなアンプにも合わせやすい。GS風なジージートーンやヘンドリックス風なブーストサウンドも出せる。何もハイエンドにしなくてもいいくらいだ。ローエンドもしっかりあるしトレブルも申し分ない。ハイエンドのようなターゲットを絞ったトーンじゃない分滑らかだ。ギターのボリュームポットを絞ったときの歪の取れ具合が若干遅いくらいで逆に使いやすいかもしれない。
ケースは以前のプリント基板を固定するネジ穴があることから流用しているのであろう。しかし、最近のジムダンロップはひじょうにレベルの高いモノをリリースする。最近だとゴールドにペイントされたJB‐F3という新しいファズフェイスが出たようだ。ファズ好きにはたまらないアイテムだ。ハンドワイヤードらしく拘っているモノだろうがルックスにヤラレてしまう。音よりもルックス!見た瞬間欲しくなる。ほんと大手メーカーはギタリスト市場を研究していて困る。
詳しくはHPをご覧あれ。