旭川美都

文化芸術の力で北海道旭川市と世界を繋ぐ!
文化芸術都市北海道旭川と出身アーティスト達の輝きをお届け。

安田里沙(ピアニスト・大学講師)

2018-09-05 07:41:06 | 輝く旭川人アーティスト達
文化芸術都市北海道旭川市。
そんな旭川市で生まれ育った素晴らしい才能の持ち主達を紹介する『輝く旭川人アーティスト達』
本日も素敵な方と出会う事ができました。
 
 


安田里沙(やすだりさ)さんは北海道旭川市出身のピアニストです。
そして大学等で後進の育成にあたる指導者でもあります。
世界的ピアニストでありながら生まれ故郷北海道、そして旭川への想いは忘れず、積極的に道内のホール等でコンサートやリサイタルを開催し、素晴らしい音楽を届けてくれます。

ピアノとの出会いは安田さんの家庭にありました。
ピアノの音が当たり前に流れる環境にあった事で、自然とピアノに触れ始めたのです。
北海道立旭川東高等学校卒業後、東京芸術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経て同大学の大学院に進み修了課程を修了。
大学院在学中の2年間はロータリー財団、北海道文化財団の助成を受けハンガリー国立リスト音楽院への留学を経験しました。
クラシック音楽の本場、そしてフランツ・リストの生まれ故郷でもあるハンガリーでクラシック音楽の本質を心に刻んだのでしょう。
藝大大学院修了時、優秀者として「ベーゼンドルファージョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)」に選出されます。
毎日学生音楽コンクール(全日本学生音楽コンクール北海道大会)では2年連続第1位。
摂津音楽祭リトルカメリアコンクールでは全部門総合第1位・特別賞・大阪府知事賞を獲得しました。
ウィーン国際ピアニストコンクール(オーストリア)第2位。
大阪センチュリー交響楽団、札幌交響楽団、藝大フィルハーモニア、旭川フィルハーモニー管弦楽団と共演。
藝大ピアノシリーズ、リストフェスティバルIN表参道など国内種々のコンサートに加えて、ハンガリー、イタリア、オーストリア、アメリカでのリサイタルに出演。
ソロに加え、2005年から毎秋「旭川・ウィーン国際ヴァイオリンセミナー」、2006年から毎夏「モーツァルテウム国際サマーアカデミー」(ザルツブルク)の公式ピアニストとして招かれ、ザルツブルク音楽祭の期間様々な会場で演奏。 「チェルボ音楽祭」(イタリア)、「オルフェウス音楽祭」(ウィーン)、また2010年「フリッツ・クライスラー国際ヴァイオリンコンクール」(ウィーン)では日本人初の公式ピアニストとして演奏をしました。
ペーター・シュミードル氏(元ウィーンフィル首席クラリネット奏者)とのデュオコンサート、オーストリア銀行アーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞者(ヴァイオリン、チェロ)との室内楽など、室内楽のピアニストとして積極活動。
ピアノを米澤緑夏、田代慎之介、石橋史生、渡辺健二、ラントシュ・イシュトヴァーンの各氏、合奏及び室内楽を渡辺健二、迫昭嘉、松原勝也、ミハエル・フリッシェンシュラガーの各氏、ピアノデュオを角野裕氏に師事。

 


2006年度より4年間、藤女子大学非常勤講師
2010年度より5年間、東京藝術大学ピアノ科非常勤講師
2010年度より6年間、札幌大谷大学ピアノ科非常勤講師
東京藝術大学早期教育プロジェクトin札幌にて、プレレッスン講師
2014年、CDアルバム「Lisztへのオマージュ」をリリースします。
文教大学、埼玉学園大学、東京学芸大学で非常勤講師。東京で個人レッスンもしています。

美味しいお店を探して、食べる事が好きだという安田さん。
美味しい料理とお酒を飲みながら友人たちと語り合う事が彼女の活力源になっているのでしょう。
趣味はスポーツ観戦。スポーツは全般的に好きで観戦の際は熱く(真剣に)なるタイプらしいです。
安田さんは幼い頃から旭川の雄大な自然に触れ、沢山の経験をしました。それが今の音楽家人生にとって、とても役にたっていると言います。
 
そんな安田里沙は2023年3月、旭川観光大使に就任されました。故郷旭川市のためにどんな音色をを奏でて頂けると楽しみです。

世界を股にかけ活躍するピアニスト安田里沙さんの活躍はこちらからご確認下さい♪
 
 



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