アグリ通信.ACERA 第55巻 通刊618
|||||| スマートフォン用アプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」 ||||||
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スマートフォンの世帯保有率は2010年9.7%から2020年86.8%(総務省「通信利用動向調査」より)が示すように各世代の方がスマートフォンを利用されています。
そのスマートフォンアプリで病害虫雑草診断が可能となるのが「レイミーのAI病害虫雑草診断」です。
「レイミーのAI病害虫雑草診断」は、日本農薬株式会社と株式会社NTTデータCCSが共同で開発した防除支援ツールです。
スマートフォンのカメラで撮影した作物や田畑に発生する病害虫や雑草の画像に対してAIによる診断を行い、利用者が防除に有用な薬剤情報を提供する仕組みとなっています。
本アプリはiOS、Androidに対応しており、ダウンロード・利用共に無料です
(お客様は通信料のみご負担となります)。
薬剤情報は日本農薬株式会社製品の他、日産化学株式会社、日本曹達株式会社、三井化学アグロ株式会社、株式会社エス・ディー・エス バイオテック、丸和バイオケミカル株式会社の製品も掲載されおります。
多くの薬剤情報を提供することで、防除場面におけるユーザーの選択肢を広げることができるようになりました。
今後も機能充実や診断対象作物追加など、本アプリの改善を行い、スマート農業を通じて生産者の利便性を向上させるソリューションの開発に取り組んでいます。
2022年3月から、これまでの診断対象作物(水稲、キャベツ、はくさい、レタス、ブロッコリー、ねぎ)に加えて、トマト、きゅうり、なす、いちごの4作物が追加されました。また6月よりこまつな、チンゲンサイ、9月からだいこん、かぶ、カリフラワーが追加されました。
アプリ使用上の注意事項
似ている病害虫雑草間の誤診断する場合があります。AI診断時表示されるパーセンテージ(%)は診断結果に対するAIの自信度です。
本アプリはあくまで防除の支援のためのツールであり、最終的な診断と農薬使用に関する責任はご利用者様となります。
カルテ式診断は、AI診断より広範囲の病害虫雑草を診断することができます。
電波状況によって診断に適さない場合がありますので、撮影後に電波良好な環境で診断してください。
その他アプリ使用に関する注意事項は、利用規約(下記ダウンロードサイト)をご確認ください。
アプリを使用してみました。
少し害虫は写真撮影、ピントが悪かったか確率が低かったものの、病害は適した診断でした。
レイミーAI診断使用
ダウンロードはhttps://www.nichino.co.jp/products/aiapp/
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