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株式会社アセラ 農薬部

農薬通信 Web版

農薬通信果樹2015年5月号「モモせん孔細菌病防除」

2015-09-17 16:26:25 | 記事

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 昨年、山梨県内各地で被害が発生したモモせん孔細菌病の防除方法は、果実収穫後9月下旬から10月上旬の2~3回、春先花弁が見え始める前までの銅水和剤の休眠期防除及び、生育期防除として抗生物質または予防殺菌剤散布が一般的な防除体系となっています。治療効果のある抗生物質は収穫前日数(使用回数)がアグレプト水和剤:60日(2回以内)、マイコシールド:21日(5回以内)となっており収穫直前では使用できません。予防殺菌剤ではスターナ水和剤:7日(3回以内)、チオノックフロアブル:7日(5回以内)、デランフロアブル:7日(4回以内)などとなっています。本県ではその年の気象(風、雨)や立地条件が、この病害の多少に大きく関係しています。病害発生園では休眠期防除を実施していると思われますが、未実施園では生育期散布も重要です。

 

※ 登録内容を守り、注意事項を確認するとともに周辺作物へ飛散させないよう、正しくご使用ください。



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