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アコール カウンセラー日記

カウンセラーのブログです。

制御できない怒り

2009-02-22 23:46:40 | Weblog
暴れ馬に乗っていたら
いつの間にか振り落とされてしまった

騎手は取り残され
馬はどんどん走る 柵を越えてどこまでも走る
まるで馬自身が主人公のように
自由に楽しく解放されて走る

かつては、
その暴れ馬はおとなしかった
むしろ暴れることすら知らなかった

ある日、気付く
エー!私の乗っている馬って暴れ馬?と
そういやー、だんだん乗り心地が悪くなってきたなー

そのうちどこまで暴れるか見てみたくなる
この暴れ馬は周りに迷惑をかけるから言えなかったが
暴れて良いよーと耳元でささやき、「行け!」

言ってみたらそれはそれは・・・彼方まで走っていった

しばらくするとスッキリして帰ってきた
本当に気持ちいい顔をして

制御していたのは自分の気持ち

走らせてあげるのは怖かったけど
走らせたら満足する

制御しようとするほうが傲慢なのだろう
なぜなら鬼のような怒りの顔も
根が切れたら素敵な顔になるのだから








岡山、大阪

2009-02-15 23:17:55 | Weblog
グループでのベィビーブレスのセミナーがあった

自分の中に傷ついた赤ちゃんがいる
親にも分かって貰えず
寂しい赤ちゃんがいる
不安で怯えている赤ちゃんがいる

泣くこともできず、ダダをこねることもできず
ただじっと我慢してきた赤ちゃんや子ども時代

知らず知らず、そのまま大人になると
自分の本当に言いたいことが言えない
どうせダメだろうと諦めてしまう
生き生きしないが物分りよさそうな大人になる

やがて、育てる側の親になるとき、
やっぱり同じ我慢をさせてしまう親になる

子供の寂しさを一番分かる人なのに一番分からない人になる
そうして傷の連鎖がある

ただ赤ちゃんになって泣いてみる
駄々をこねて足をバタバタさせてごねてみる

やりたいことだった、やれないことだった

ちょっとした勇気があって、本当にやりたかったことに挑戦気持ちと
遣り残しに踏み出す覚悟があったらやれる

岡山のネエチャンたちはそれはそれは自由に解放する
気持ち良いほど出せる
そして、子供に心から詫び、抱きしめる
「親になりたい」と泣く姿は惚れ惚れする

大阪のおばちゃんも負けじと駄々っ子をやる
見事にやれる

この人たちが隣にいる人の話を聞けないはずはない
聴いて欲しい人はかつてのあなただから
その気持ちをただ聞いてもらえたら
人はその奥に進むことができる
今のあなたのように

自分が気持ちよかったら、その力を試すためにも
おすそ分けのつもりでも、人と共有できるじゃないか

ケチケチ生きるなよー
これからが本番の人生だから


カウンセリング研修5

2009-02-11 22:55:52 | Weblog
今日の企業研修は初めての参加は少なかった
アコールのメンバーが参加して
大体良い感じのカウンセリング研修になった

初めて自分の生い立ちを語る人
秘密を話すようにそっと話す(放つ)
それをじっと聞く人がいる
聞かれているとまた話す人は更に進む

自分の問題のポイントを語ると
不思議なものでまた次の課題に自然に進むようだ

昼食後、一生の振り返りをして
自分で自分の気持ちを探っていくセッションがある

「今日初めて自分を振り返りました」という青年がいた
父親の気持ちに触れていく 避けていた父の抱えていた寂しさ

自分の父親へのイメージが変わっていく
偉大な尊敬する父親が血の通った人間に変わる瞬間
怖くて厳しい父の膝の中を思い出す・・・

父の言いたかったことは何だったんだろう
自分は何を求めていたのだろう

思い込みが外れて、疑問が温かく解けてくる
熱い涙が止まらない

アコールのメンバーはその瞬間に立会うことを
その醍醐味に、身が震えるほどの感動を覚えるという
かつて、自分が開いたときに味わった瞬間を思い出すから

良いなー、人が自由になれて自分を生きられるって
今日も良かったぜぃ!








どんな親でも親は親

2009-01-30 00:01:30 | Weblog
子供の行動が分からない
子供の気持ちが分からない

そんな親が親になったら子供にとっては不幸だ
誰もが分かる親が親になって欲しいと望む

でもそんな親の生い立ちを見ていくと
そうならざる得ない問題を抱えているのが見えてくる

自分の問題を解明しなければ
子供の代に出てくるのは当然かもしれない

親が育っていないと「幼さ」が残る
その「幼さ」が分からなさとなって子供が分からなくなる

そんな自覚があれば子供は産まないだろうが
その自覚がなければ
年が来て結婚したら家庭を作るために子供を作ったりする

分からないことをそのままにした付けが子供の問題として出てくる

それでも親は親なりに子供に幸せになって欲しいと願う面も当然ある
「幼さ」と言う穴が開いたままで、親が親として子供を思う

そのバランスがいつか崩れる
なぜなら子供はみんな見抜いているから

親は覚悟して子供と向き合うときが来る
自分から逃げないで、子供から逃げないで向き合って欲しい

その時点から親は親になる資格が出てくるのだから

どんな親でも健気に慕う子供のために
頑張れる親になりたいと思う

子供に鍛えられて「幼さ」が取れて親になれますように



人生の後半を迎えるために

2009-01-26 23:00:42 | Weblog
高校時代の友人が今日からしばらく滞在することになった

私が「子、夫、母」を亡くして失望していた若い頃、
彼女は仕事を休んで半月くらい私の傍にいたことがある
若い頃のお返しでないが、お互い様だ

今は子供なし、離婚して夫なしの一人身
体調を崩して仕事を辞めた 仕事ができないとまだ困る
年金生活になるまでは仕事をしなければ・・

50代後半になると車で言えば点検、車検時を迎える
上手に手入れすれば、80、90代まで走ることができる

更年期から60になるこの辺りに体の見直しや治療を
しておく必要があるのだろう
この時点を丁寧に過ごしたいものだ

人生の見直しもしないと重すぎる
どこかでリセットできるチャンスなのかもしれない

私のお勧めの治療を受けるためにやってきたが
どこまで修正できるかが楽しみだ

取り急ぎ一番興奮しているのは我が家のお小さいお方(孫)
お客様がいる、バーバが二人になったようで夜遅くまで
キャーキャーして落ち着かない

カーブスで「筋トレ」ができるくらいまで治して欲しい!