2020年中山グランドジャンプの結果、払い戻し、レース振り返り

1着：オジュウチョウサン
勝ちタイム：5:02.9
中山競馬倶楽部理事長・肥田金一郎（当時）が、日本ダービーに匹敵するような中山競馬場の名物レースを開催するために1934年12月に創設された「大障害特別」が中山グランドジャンプの前身です。
2020年の1着賞金は6600万円、2着2600万円、3着1700万円、4着990万円、5着660万円と賞金も高く、競馬ファンが大きな盛り上がりを見せるレースの一つでもあります。
2020年のレースで注目を集めたのはやはり障害の絶対王者に君臨する、オジュウチョウサン！
オジュウチョウサンは2016年に初めて中山グランドジャンプに出走し制覇してから4連覇と、もはや敵なしの状態です。
そんなオジュウチョウサンが2020年もまた出走するということで大きな注目が集まりました。平地ではなかなか良い結果が残すことができずにいたオジュウチョウサンですが、中山グランドジャンプはどうなるか…

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結果

2020年に開催された中山グランドジャンプのレース結果は以下のようになりました。
1着：オジュウチョウサン（石神深一）
2着：メイショウダッサイ （森一馬）
3着：ブライトクォーツ（西谷誠）
4着：シンキングダンサー（五十嵐雄）
5着：アズマタックン（小坂忠士）
6着：高田潤（高田潤）
7着：コスモロブロイ（草野太郎）
8着：ユイノシンドバッド（大江原圭）
中止：シングンマイケル（金子光希）
中止：メドウラーク（北沢伸也）
中止：(地)セガールフォンテン（上野翔）
障害の春のチャンピオンを決める中山グランドジャンプ。単勝オッズ1.1と圧倒的な人気に支持されたオジュウチョウサンが見事勝利を収めました！
オジュウチョウサンは2016年、2017年、2018年、2019年と中山グランドジャンプを連覇しており、2020年の勝利で5連覇を果たしました。
JRAにグレード制が導入されてから、同じ馬が同一G1を5連覇するというのはなんと史上初！さすが障害王者！しかも障害重賞は13連勝中の記録更新中。
オジュウチョウサンももう9歳ですが、それでもあんな圧倒的な走りを見せてくれるのだからすごいですよね。
当日は芝コースは不良で、競走馬にかかる負担も大きな状態でした。しかも、いくつもの障害を飛び越えなくてはならない障害競走は平地競走に比べるとただでさえ事故が多いレースです。
オジュウチョウサンもなんとか躓いているように見えた場面もありましたが、そんな中でもこんな偉業を成し遂げました。

払い戻し

圧倒的一番人気のオジュウチョウサンが見事1着となったことで配当金もかなり控えめなものになりました。
単勝：6（110円）
複勝：6（110円）、11（160円）、5（190円）
枠連：6−8（450円）
馬連：6−11（460円）
馬単：6−11（510円）
ワイド：6−11（220円）、5−6（270円）、5−11（710円）
3連複：5−6−11（1,470円）
3連単：6−11−5（2,710円）
単勝110円、3連単でも2,710円の払い戻しという結果になりました。ちなみに去年も単勝は110円でしたが、3連単は7,200円の払い戻しとなっていました。
今年はオジュウチョウサンだけじゃなく、2着が3番人気のメイショウダッサイ 、3着が4番人気のブライトクォーツだったので3連単の配当もかなり低いものになりましたね！

レース振り返り

オジュウチョウサンが見事5連覇を達成した2020年の中山グランドジャンプを振り返っていきましょう。
レースは不良馬場だった影響があり、特にコーナーは滑りやすかったとオジュウチョウサンに騎乗していた石神深一騎手はレース後に語っています。
ノメりつつも何とかこなしたのはやはり力があるオジュウチョウサンだからこそかもしれませんね！
「ホッとしています。凄い、素晴らしい馬だと思います。５連覇という偉業を達成させてくれて本当にありがたく思っています。」
引用元：お見事！中山グランドジャンプ５連覇のオジュウチョウサンが青年から中年まで障害王者として君臨する凄さ
と、石神深一騎手はオジュウチョウサンへの感謝を言葉にしています。
そして更に、記者の「これからまた更に連勝をのばしてくれるか？という質問にも「負けないと思います」と力強く返答。まだまだこれからもオジュウチョウサンと石神深一騎手のコンビを見られるのかと思うと楽しみですね！
オジュウチョウサンはかなりタフな競走馬ですが、もう年も年なので今後どうするのかが気になるところですね。間違いなく歴史に残る名馬であり競馬ファンから愛されるアイドルホースですし、怪我だけは気をつけてほしいと願うばかりです。

まとめ

以上、2020年に開催された中山グランドジャンプの結果や払い戻し、レース振り返りについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？
障害レースである中山グランドジャンプは平地競走とはまた違った魅力を持ったレースです。
2020年はオジュウチョウサンが5連覇を達成。堅い結果となりましたが2021年のレースがどのような展開になるのか今から楽しみですね。

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