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シロガネの草子

愛される菊の花


高畠華宵 『清香』
11月になりました。寒いというよりは、まだ暖かい日が続いている感じです。当ブログを読まれている方々は如何お過ごしでしょうか?

今回は、“菊„をテーマにした、絵を載せる事にしました。その前にシロガネの愚痴愚痴文章を読むというペナルティーを・・・・。(*^.^*)


大河内夜江 『白菊』


本当はこの記事を文化の日に公開する予定でしたが、間に合いませんでした。相変わらずのノロノロの進行です。菊だけに絞らず、紅葉もテーマに入れれば良かったと後悔しております。( ;∀;)

シロガネ自身はそう変わらない日常を送っておりますが、世の中は事に、秋篠宮皇嗣家は大きな動きが続いております

ご新婚を過ごされている眞子夫人には、今のこの現状は想像出来ていたのでしょうか?


上村松園 『蜃気楼』


連日マスコミに追い掛けられて、こちらから見たら、もう、そっとしてあげれば良いのに・・・・と思っております。

いくらあの会見で、マスコミに対して半ばケンカを仕掛けたとは故、


蕗谷虹児 『芙蓉咲く園』

眞子夫人がドンドンやつれていく姿を見ますと、皇室を敬愛する身(以外と思うでしょう?)とすれば矢張辛いですし、病気がどんどん悪い方へと進行するのではと、心配です。


高畠華宵・挿し絵

しかしご本人は、もう皇族ではなく、民間人に成られましたが、皇室の人間であるのは、変わりありません。米国へ行こうと皇室の象徴である“菊の花„は、付いて来ます。

例えばこんな感じに・・・・。

「ゴロゴロゴロ・・・・」


橘小夢(たちばな・こさめ)『花車』

今が辛くても、きっと米国へ行ったら私は自由だと思われていたのでしょうが、K氏があんな事になって、計画が狂って、苦悩されていらっしゃるか、これも計算のうちと、今は只、亡きお祖父様を偲んでいらっしゃるかは、アレコレと想像するのは失礼というものでしょう。


眞子夫人は、ご自分達にとって生きていく選択に、不必要なものは、文字通り“ふよう・不用„であると、断ち切りました。日本・国民・皇室(ご家族以外)しかし、


皇室という鳥籠から出られて、外から皇室を見つめて、その鳥籠というものにどれ程守られてきたのかと、実感されている筈です。しかし菊の花の権威は手放されないでしょう。

これから先の人生、生きていくのに必要ですからね。非難される人達もいるでしょうが、これは致し方無い事です。

だから多くの人達が反対したのです。


警護されて移動している小室夫妻を見ると、矢張先行きは不安です。ニューヨークでは、ゴミ収集が、コロナの影響で、出来ていないとか・・・・。汚い町になっているのですね。

先週以来の、結婚のゴタゴタの最中に皇嗣妃殿下の父君の川嶋氏が入院そして死去とは、妃殿下のご心痛、深いお悲しみでいらっしゃる事は、お察しします。


鏑木清方 『流るる雲』

慎んで、川嶋氏のご冥福をお祈り致します。

三十余年前のご成婚の際、卯の花襲の唐衣を召された妃殿下を川嶋氏は、こう表現されました。

「静かな水面(みなも)に映えます、虹の七色にも似た一つの厳かさと、それに重なるような美しさに心の静かな、動きと漂いを覚えたような気がします」

紀子妃殿下の唐衣裳の装束をこのような学者らしい言葉で表現するなんて、なんて素晴らしいと改めて思います。妃殿下にピッタリです。( ^ω^ )


広川操一 『鉢かつぎ姫』


令和の御大礼の妃殿下の唐衣裳のあのお姿を今度はどう表現されたのでしょうか?


織田観湖 『かぐや姫』


長々書いてしまいました。取り敢えず、菊を描いた衣装の文様等絵をまとめて載せました。


上村松園 『つれづれ』

◆こちらからです◆


門井麹水(かどい・きくすい)『活ける』



門井麹水 『楽屋』


門井麹水 『秋情』



門井麹水

門井麹水



冨田千秋 『孝女白菊』表紙絵


冨田千秋 『孝女白菊』








高畠華宵


高畠華宵 『菊咲く日』


高畠華宵

高畠華宵 『菊の秋』

高畠華宵

高畠華宵 『中秋の庭』

高畠華宵


高畠華宵 『菊咲く頃』


蕗谷虹児(ふきや・こうじ)『日本女性・・・・秋』


蕗谷虹児 『菊のたより』




安田靫彦 『菊慈童』


木村斯光(きむら・しこう)『傾く日ざし』




中村大三郎 『婦女弄花』



中村大三郎 『名月』


中村大三郎 『慶長麗人』


益田玉城 『羽子板』



千島華洋


山川秀峰(やまかわ・しゅうほう)『序の舞』



石立春美 『梅薫る頃』


岡本大更 『静秋読書の図』



岡本大更 『初秋』


菊池華秋 『夕月』



菊池華秋




栗原玉葉 『美人画』


栗原玉葉 『お染』


栗原玉葉 『美人画』



池田焦園(いけだ・しょうえん)『秋の想い出』 



池田焦園 『美人』



池田焦園 『蝶の横笛』


池田焦園 『秋思』



池田輝方(いけだ・てるかた)



鏑木清方 『高尾ざんげ』



鏑木清方 『鏡獅子』


鏑木清方 『蛍』



鏑木清方


鏑木清方 『砧』


鏑木清方 『秋の錦』



鏑木清方 『落葉時雨』


鏑木清方 『秋の錦』


鏑木清方 『菊花節』


鏑木清方 『秋の夜』



伊藤小波(いとう・しょうは)『落葉志具れ』



伊藤小波 『初夏の頃』



伊藤小波 『初秋の夕』

伊藤小波 『観菊の図』


伊藤小波 『秋の夜長』



島成園(しま・せいえん)『重陽』


横尾芳月(よこお・よしつき)『涼風』


上村松園 『賞秋』



上村松園 『舞支度』



上村松園 『紅葉可里・・・・い』



上村松園 『楠公夫人』



上村松園 『菊寿』



上村松園 『花がたみ』


上村松園 『しぐれ』



上村松園 『艶容』



上村松園 『虹を見る』



菊池契月 『重陽』



菊池契月 『麗人』


菊池契月 『麗人』




寺崎広業(てらさき・こうぎょう)『秋草美人』


寺崎広業 『秋苑』



村田泥牛 『手まり』



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コメント一覧

山田太郎
シロガネ様

返信いただきまして、本当にありがとうございます。
横尾芳月美人画集等々も教えていただき、感謝申し上げます。
雅叙園美術館から、散らばってしまったんですね。
いつか実物を見てみたいものです。
本当に素敵な着物と、その立ち姿だなと。
数十年ぶりに画像を見て、改めて思いました。
abcdefghij
山田太郎さん、横尾芳月の『涼風』ですが、この絵は“横尾芳月美人画集„に載っていたので、実物は目黒の雅叙園美術館にあったのです。しかし雅叙園美術館が閉鎖した後は、所蔵していた、たくさんの絵は、あちらこちらの美術館や個人の元へ散らばってしまったようです。

恐らく、横尾芳月の『涼風』も同様かと。現在何処に所蔵されているかは、分かりません。

“近代の美人画~目黒雅叙園コレクション~という大型の本にも掲載されております。

シロガネが知る情報は以上です。お役に立てなくて申し訳ありません。
山田太郎
横尾芳月(よこお・よしつき)『涼風』

昔、高校の資料集で見たとき以来、数十年ぶりに
インターネットで見ることができました。感動しております。
この現物は、どこで見ることができますでしょうか。
どうか、教えていただけないでしょうか。
お願いします。
81sasayuri1018
初めまして。

素晴らしい画像の数々、見たことのないものも多く堪能致しました。
以前は日本画を描き(人物画は皆無)展覧会も見てまいりました。
上村松園さんのものはもちろんのこと、松篁さん敦之さんとの三代展も。

今般の真子さんのこと。
もう、そっとしておいてあげればと思います。
ご自身が、どんなに守られてたか気づいていかれると思いますので・・・
でも、時代の変わりを思います・・・
いちご
眞子夫人は、ご自分の品あるお祖父様達と小室の爺さんとのギャップはどのように感じられているのでしょうか?

川嶋さんのお人柄と表現される文章が好きでした。
川嶋さんもゾウリムシの事は間違った選択と思われていたようですね。

ご冥福をお祈りします。
春日野
秩父宮妃殿下勢津子さまのお印は菊であったことを思い起こしながら、拝見いたしました。鏑木清方、上村松園の絵が好きなので、嵐山の秋七草と紅葉とともに楽しませて頂きました。
和服と言えば、高松宮妃殿下喜久子さまの御召しも美しかったです。
和蘭
シロガネさん、こんばんは。
たくさんのUP大変でしたでしょう!
菊の花とともに、美しい女性の顔にも目がいってしまいます。
香淳皇后、紀宮様、愛子様、真子様の面影のあるお顔もあり、山田五十鈴や京マチ子、波野久里子が思い浮かぶ様なお顔もあり、自然な日本女性の美しさってこんなんなんだなぁって思いました。素敵。
こんなに感染者が減ってくるなら正倉院展のチケット取っておけばよかった、なんて思っていたところでしたので、美しい画像楽しませてもらいました。ありがとうございます!
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