ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ゴルフだけは別?…そんなはずは無いでしょ…

2013年06月05日 | ゴルフ理論…私の見解
先日のブログ「使わなくなった言葉」に、「体重移動」と言う言葉は使わなくなった…と書きました。

その代わりに、言っているのが、仙骨を軸にして腸骨を前後させる…です。

この動きですね…。





何故、体重移動って言葉を使わなくなったかと言えば、スイング中の体重移動をイメージしてみて、「じゃぁ、この動きをする時に働く筋肉は?」と思って、筋肉の図を見ると「あれれ???こんな動きをしても、上手く働いてくれる筋肉なんて無いんじゃないかな…」って思ったからです。
ボールに自分の重さをかけろって意味で、体重移動って言葉をとらえたとしても、身体を動かせているのは実際は筋肉なんだから…。
ドーンと何かを踏みしめる際に、自分の体重をかけろって言うなら、重さによって凹むパワーを生かせるけれど、ゴルフの場合は、何かを凹ませるのですか?
クラブの円運動を作るんですよね?
だったら、やっぱり体幹は回転やん…体重よりも筋肉で身体を動かせなきゃ…って思ったんですよね。

で、レッスン中に受講下さっている方々と、色んなお話をさせていただいていて、伺った話…。
テニスも、「昔は、体重移動」って言っていたそうですが、「今は、回転」…と言われるようになったそうです。
「やっぱり、そうですか…そうでしょうね…」と言う印象を受けましたけど、
ゴルフは、「今も、体重移動」が主流ですよね…。

また、ハンドボールでも、「今は、肩甲骨からの動き(肩甲胸郭関節からの動き)」が、「そんなの当たり前」のように、指導の中で取り入れられているそうですが(私が、お話を伺ったハンドボールのコーチは…ですが…)、
ゴルフは、それを言わずに、脇にタオルを挟んだり、ヘッドカバーを挟んだりして…それで、この部分(肩甲胸郭関節)が上手く動く人は良いけれど、先にこっち(肩甲胸郭関節からの動き)のことを言わなきゃ、本末転倒の結果になると思うよ…なんて思えるドリルが、あたかも「できなきゃいけないドリル」のように紹介されていたりする。

身体に付着している筋肉は、どの競技を行なっている人も同じなのに、「ゴルフだけが、なんか違うぞ」って感じのままで良いのでしょうか?…なんて思う。

「ゴルフスイングについて知りたい」って人に、私たちが勉強したテキストをお貸しすると、リニアモーターカーの作り方が知りたかったのに、蒸気機関車の作り方について書いてある本を見せられたような感覚に陥った人もいました…(/x_x)/

これ、笑うに笑えない話です…。

そして、こういう「隔たり」も有る現状。

この現状を、どう見るか…。

「ゴルフだけは別…」なんですかね?
「そんなことは無いでしょ…」って思うから「どうにかしましょうよ」って思うんですけどね…(~_~;)
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