ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

比べてみよう…パンチ編

2010年11月21日 | ゴルフ理論…私の見解
スイング中に、上腕骨につれて肩甲骨も動くようになれば、脚もひとりでに動き始めるはず。
だから、あえて、今は、脚や股関節の動きに関しては、何も言わないでおこう。

と、そう思っている理由を説明するために、下記のようなことを行って頂いた。

先ず、このような体勢を作り…


この体勢から、ボクシングをするような感じで、前にパンチを出してもらった。

こちらは、上腕骨から先が腕だと言う感じでのパンチ


そして、こちらが、肩甲骨から先が腕だと言う感じでのパンチ


これをご覧下さっている方々も、実際に、このモデルになってくれた彼女の真似をしてみてください。

上腕骨から先が腕だと言う感じでのパンチと、肩甲骨から先が腕だと言う感じでのパンチ。

この両方のパンチを比べてみれば…。

肩甲骨から先が腕と言う感じでのパンチを行った後は、無意識のうちにも、重心が前に突き出した腕の方側に乗っていることに気づけましたでしょうか?

写真の彼女の場合は、右腕を突き出していますが、肩甲骨から先が腕と言う感じでパンチを行った後は、勝手に、重心も右足側に移っていたはずです。

単純な動作のように見えますが、上腕骨から先が腕と言う感じでパンチを出している人に、そのパンチ力をアップさせたいと思って、重心移動のことを言ったとしても、上腕骨から先でしか腕を振り出せていなければ、下半身と上半身の動きは、ちぐはぐになりやすい。

(重心移動によっての、肩甲骨の動きは引き出しやすくなるかもしれないが…)

それより、肩甲骨から先が腕と言う感じで腕を前に振り出せば、勝手に、いつの間にか、重心も移動していたという風に感じられた方が、身体全体の動きもなめらかで、スムーズになりやすい。
下半身の動きと上半身の動きを別々にイメージしながら練習するよりも、動き方のイメージもシンプルだし、パンチ力も容易にアップしやすいと思う。

現在行なっているレッスンでは、肩甲骨の動きは、さかんに言っているけれども、重心移動や股関節のことに関しては、ほとんど、何も言っていない。

ゴルフスイングにおいては、もちろん、重心移動や股関節の動きも大事だけれど、あえて言わずにいるのは、こういうスムーズな連動を引き出せないか…と思っているため。

肩甲骨が動けば、それにつられて、背骨も動くし、股関節も動く。
さらには、脚も動く。
重心も移動する。

肩のゼロポジションの位置で、上腕骨と肩甲骨を一致させて、そこから、”円月殺法素振り”。

スムーズなスイングのためには、肩甲骨と上腕骨の動きを、ぜひとも、一致させて行きたいですね。

*掲載写真のモデルさん、ご協力、ありがとうございました!(^_^)v

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2 コメント

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Unknown (おーさん)
2010-11-22 08:09:38
blogのお手伝いができて光栄です

先生のレッスンを受けて約5ヶ月。

ほんとに全くのド素人の私がそれらしくクラブを振りボールが飛ぶようになったのは『肩甲骨から腕理論』のおかげです
確かに全く体の重心移動が掴めなかったけど、気づけば勝手に動いてます

これからもでの素振り&簡単腕立てで、もっと上達できるよう頑張ります〓
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おーさんへ ()
2010-11-22 11:01:42
モデルさん、ありがとうございました(^_^)v

ご協力、嬉しかったです

脚と腕は、“離れた箇所”にあっても、肩甲骨が動くことによって“繋がる”んですよね。

それを、シンプルに理解して頂くために、モデルさんをお願いしました

…これからも、“円月殺法素振り”&“簡単腕立て”で、スイング上達ゴルフ上達を目標に頑張って参りましょう
返信する

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