ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『セレンディピティ』

2010年12月27日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
今年、気に入って、その通りだと思った言葉に、もうひとつ『セレンディピティ』が有る。

『セレンディピティ』とは、これまた、茂木健一郎さんの本に出て来た言葉で…。

意味は、“偶然の幸運に出会うこと”。

詳しくは、茂木健一郎さんのブログや本に、よく出て来る言葉ですので、そちらをご覧頂くとして…。

この『セレンディピティ』に恵まれるには、「3つのa」が大切らしい。

先ず、一つめのaは…action(行動)。
何もせずに待っているだけでは、偶然の幸運には恵まれない。
どんな理由、目的でもいいから、とにかく、行動しなければならない。

二つめのaは…awareness(気づき)。
大切なことが起きているのに、それに気付かなければ、せっかくの出会いを逃してしまう。
今、自分が注目し、向き合っているもの以外の視野の端に見えているものに、いかに気付くことが出来るかの「周辺視野」が大切。

三つめのaは…acceptance(受容)。
出会ったものが、自分の今までの価値観・世界観と相容れないものであっても、それを拒絶してはならない。
受け入れて、自分が変わらなければならない。

今年は、どんな年だったかを、漢字一文字で現すとすれば、私自身は、『偶』だと感じた。

偶然の出会いに縁を感じたり…。

今までは、全く興味も無かった世界の人(住んでる世界の違う人)と偶然に出会って、心を動かされたり…。

以前にも出会っていたんだけれど、その出会いを気にも留めずにいれば、その繋がりから、新しいことへのチャレンジの機会に巡り会えたり…。

偶然に読んだ本から、“目からウロコ”に繋がるヒントをもらったり…。

本当に、「偶然だった」と思えることから、楽しいことや嬉しいこと、新たな気づきをもらえた1年だった。

これは、茂木健一郎さんの、この『セレンディピティ』と言う言葉が、どこか頭の片隅に引っ掛かっていたからかもしれない。

『セレンディピティ』は、良い言葉だと思う。

来年からも、『偶有性の海に飛び込め』と、この『セレンディピティ』は、常に、どこか頭の片隅に置いて行動して行けたらと思う。

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