ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ゴルフスイング中の手首の動き

2018年06月30日 | ゴルフ理論…私の見解
…今朝、今年、初めてセミの鳴き声を聞きました。

そろそろ梅雨も明けて、
本格的な夏に突入…なのでしょうか?…



…さて、本日もゴルフネタです。(^^)

ゴルフスイングの動きとして、
「一般的によく言われること」の中で、
私が、
「それって!?…(・・;)」と疑問に思っていることを、いくつか、拙著にも載せています。

まず、これ。



「手首を親指側に曲げて、コッキング」ですね。

バックスイングでは、手首を親指側に曲げてコック、
ダウンスイングからインパクトにかけては、手首を伸ばしてアンコック、
そして、フォロースルーでは再び手首を曲げて、リコック。

これ、ホントに、手首の意図的な操作によっておこなうものなのだろうか?…と思っています。

そこで、
「こういうことを初めて言った人って、ベン・ホーガンさん?
それとも、違う誰かなのかな!?」と思い、『モダン・ゴルフ』で確かめてみました。

「コック」という言葉は載っていましたが、
こういう書き方でした。



「意識せずに、自然にコック」。

この書き方って、「意識して曲げる、角度を作る」ってことではないですよね。

「ゴルフの神様」は、このようにお書きになっていたのに、
ゴルフレッスンの歴史の中では、
ベン・ホーガンさん以降に…(^^;;
「蕎麦屋の出前持ちの形にする」って言われたことも有りました。( ̄▽ ̄;)

「コック、リコック、アンコック」も
「蕎麦屋の出前持ち」も、
これを言ったの、一体、だぁれ!?…(^^;;

ゴルフスイングで、一般的に「コック」と呼ばれる形って、この動きのことのはずです。





肩甲骨の内転に伴う上肢の回旋運動+肘関節の屈曲…ですね。
手関節の意図的な動きではないはずです。
でないと、全身の筋肉の連鎖運動は、上手くいきません。

『モダン・ゴルフ』には、
このようなイラストも載っていて、
この動きのことを
「左手首の外転」と書いておられますが、





これは、
「左肩甲骨の内転に伴う上肢の回旋運動」のことです。

手首のみの動きで、ボールを強く叩くことは出来ないですから、、、
と言うより、
肩甲骨の動きのパワーも使った方が、
より強く叩くことが出来ますし、
骨盤の動きとの運動連鎖も上手くいくはずです。




ですから、
このあたりは、
「先人の知恵」をお借りして、
どうすれば、
「両手で、できるだけ強く叩けるのか?」
それには「肩甲骨パワー」を活かすことだ…と付け加えれば良い…になりますね。

…しかし、
ゴルフスイングにおける「手首のコック」って、いつ頃から言われるようになったんだろう?

そう言えば、
「ノーコック打法」とか、
「アーリーコック」とか、
「コックのタイミングは、プロによって様々」とか、
色々有りましたね。

嗚呼…(;´д`)





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