ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

電気の有難さ

2011年03月22日 | 人として思うこと
関西でも、今、夜の街は、少し暗くないですか?

今日、買い物に行ったスーパーでは、「店内の照明を10%落としています」とアナウンスしていた。

また、ファミリーレストランや大手のドラッグストアーでも、表の看板のライトは付けていなかった。
看板のライトが付いていないので、遠くから見ると一瞬「定休日なの?」って感じなのだが、店内に灯かりが付いていることで、営業していると分かるようなお店も有る。

電気…これまでは、充分な供給が有ることを当たり前のように思ってきた。
お金さえ出せば、いくらでも使えるものと思ってきた。

しかし、今回の首都圏の計画停電で、電気が無ければ、電車も走れなくなること、冷蔵庫も使えなくなることに、改めて気付かされた。

冷蔵庫が使えなくなると、中の食品が痛む。氷が溶けてしまう。
…当たり前なんだけど、今、計画停電が実施されている首都圏の方々は、関西で想像しているより、ご家庭でも大変な思いをなさっているのではないかと思う。
2~3時間の停電でも、きっと、想像しているより大変だと思う。

首都圏に住んでいる私の知り合いは、「それでも、被災地の方々のことを思うと、私たちは、これくらいのこと頑張らなきゃ!」と、気丈に言っていたり、中には「携帯を充電するのもできるだけ控えて、節電する」と、健気なことを言っている人もいる。

…今、首都圏での生活は、関西で想像しているより、ずっと大変なんじゃないか、と思いますが…。
このblogを読んでくださっている首都圏にお住まいの方々、どうぞ、今を乗り越えてくださいね。
「乗り越えてください」と言うより他に無いのが、申し訳ないくらいですが…。
節電しようと思う気持ちは、関西も同じです。

また、その電気を供給するために作られた福島の第一原発が、大変なことになっている。
「放射性物質は大丈夫か?」
「使命とは言え、命の危険も省みず放水を行ってくださっている方々は、本当に大丈夫なのか?」
と固唾を飲むような気持ちで、私たちは、今、祈るより他に無い。

放射性物質が放出してしまったことは、自然災害がもたらした悲し過ぎる結果であって…その原子力からの供給で、電気を使っていたのは、我々、人間。

私は、阪神淡路大震災の後、水道の蛇口をひねると水が出ることが、どれだけ有難いことだったのかを知った。

この度の東北関東大震災では、それが、電気なのかもしれない。
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