ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

短期間で上達する理由は?

2012年12月02日 | ゴルフ全般
ブログを読んで下さった方から、
「大学で授業を受けている学生さんは、何故、短期間で上手くなれるのですか?」との、ご質問をいただきました。

スイングの動作作りは、グランドにて行なっておいて、
その後、打ちっ放しの練習場に行って、実際に“本物のボール”を打って、どれくらい飛ぶか?を試してみた。

そうすると、ドライバーを生まれてはじめて持った学生さんが、
(グランドでの授業の時は、だいたい7番アイアンを使用しています)
いきなり200ヤードくらいも「飛ばしてしまった」。

生まれてはじめてクラブを握ってから、まだ2ヶ月ほどしか経っていないのに…?

って、そりゃ、そんな話を耳にすると、ビックリなさるかもしれませんね。

私自身も、びっくりでした…w(゜o゜)w

でも、私なりに、学生さんたちが、短期間で上手くなる理由を、
質問されてみて、少し考えてみました。

授業では、1週目はグリップのみ教えています。
2週目は、スイング体操のみです。
これは、ガイダンスや、その他の座学も行なうため、ボールを打てる時間が無いから…なんですが、
私は、ちょっと意図的に、グリップ(グリップ体操)を教えて、2週間くらいは、まだ、ボールを打たせないでおこうと思っています…

「グリップ体操を、まず、よく練習してみてね…」と言っておいて、
「グリップを正しく握るための指の動作に、少しは慣れたかな?」と思える
3週目から、実際に、クラブを持って振ってみてもらっています。

そして、最初は、フェースの芯にボールが当たらなくても痛くないように、プラスチックのボールを打ってみてもらっています。

この辺りが、「短期間で…」に繋がる大きな理由かも…と思います。

グリップの握り方は、本当に大事。
だから、「ここでつまづかないように…」。

それと、学生さんたちにとっては、「実技テストが有るから…」も、程良いプレッシャーになっているかもしれませんね。

実技テストは、「スイング体操の正しさ」+「セットアップの手順」が主です。

この二つだけは、キチンと行おうと、習ったように行おうと、一生懸命に練習してくれているのも、短期間で、ボールが打てるようになる、その要因になっていると思います。

だから、大学の授業だからと言って、特別に「短期間でボールが打てるようになる、とっておきの方法」を用いているわけでもないんですよ。

ただ、ボールを打てるようになるための「大事なポイント」を、「注意深く」練習してもらっているだけです。

「グリップ」、「スイング体操」、「セットアップの手順」…やっぱり、これ、大事です…(@^^@)/
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