ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

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2017年01月30日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日のブログに載せた動画は、
ゴルフスイングの「根本的な身体の動きって、こうじゃないですか?」ってものでした。

連続写真にすると、これ。





ゴルフのボールを上手く打つには、
スイング軌道やスイングプレーン、スイング軸などが整っていることで…
それは、よく言われていることで、指導者の人なら、大抵、誰でも知っていることです。

それで、
クラブが、そのように動くための身体の動きは!?
って、そこを考えた時に、
「この動きでしょ」って思うのは、
人間の身体は、筋肉で動かされるものだから。d(^_^o)

人間の身体に付着している筋肉は、
大きくて力の強いもの。
小さくて、そんなに大きな力を発揮しないもの。
身体に対して、筋繊維が縦のもの。
横のもの。
斜めのもの。
筋繊維の短いもの。
長いもの。
など、色々です。



筋繊維が縦の筋肉を横に引っ張り過ぎても、痛みやすくなるだけで、筋出力は大きくならない。

体積や面接の大きな筋肉は、ダイナミックに動くけれど、
その筋肉の動きを助けるために関節を支えている筋肉の長さや強さは、考慮しておかなくてはいけない。

『ゴルフスイング体操(R)』には、「ゴルフスイングの体幹運動」が有りますが、
この際、身体を横に捻るのは、この位置までです。



これ以上、後方まで回さない。

それは、縦に付着している筋肉の横への捻れ過ぎや、体幹の深層で働いている筋肉の大きななどを考慮してのこと。

身体をよく捻り、
肩と腰の捻転差を生じさせるほど、
体幹からのパワーの発揮は大きくなる…
とは言っても、
筋肉のことを考えれば限度が有る。

そこをしっかりと語らないまま、
「捻れ」
「肩を廻せ」
だけではね…って思います。

しかも、
太ももの内側に付着している内転筋をしっかりと働かせて、
その上で、上半身をよく捻れ…なんてのも有る。

う〜ん…(ーー;)

スイング軸を作るための、身体の回転軸を安定させるには、
内転筋の関与が必要だけれども、
この内転筋の働きも、
どちらかと言えば、協働筋になるでしょう。

…と、
こういうことを、色々と考えていると、
『ゴルフスイング体操(R)』がどうであれ、
ゴルフスイング中の筋肉の動きのプログラミングは、「分かる人」で、やりきってしまわないといけないことのような気もします。
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