ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

怪我の予防のためにも…

2011年10月12日 | ゴルフ理論…私の見解
『グリップの指体操』をよく行なうことで、しっかりと出来るようになって頂きたいのが、「親指を伸ばして持つ」こと。

感覚的には、添付イラストの、末節骨・基節骨・第1中手骨を、一直線にし、さらに、親指付け根の小菱形骨に向かって、“ギュッと押し込む”くらいの感じにしても良い。


末節骨・基節骨・第1中手骨に、赤いテープを貼ってみました。
ここが、一直線になるように…。

何故、このように握った方が良いかと言うと…。
親指の根元は、よく動く関節だからです。

ちなみに、ご自身の親指の指先を持って、グルグルと回してみて下さい。
手首に繋がる関節のところで、180°回るのが分かります。

他の4本の指も同じように回してみて下さい。
他の指と比べてみても、親指が、一番よく動きませんか?

こうして比べてみると、親指は一番太くて、力の有る指のようにも思うのですが、実は、その根元は、結構、不安定な関節とも言えるのがお分かり頂けると思います。

この箇所が不安定なままグリップを握ったり、ショットを行なったりすると、しっくり握れない他、手首に関与する関節がぐらつきやすくなるため、手首を痛めてしまう原因ともなりやすいです。

また、ゴルファーの痛めてしまいやすい手の箇所は、ここ…。
↓↓↓

(赤のテープで×印を付けた箇所)

基節骨の根元で、第1中手骨との間の関節。

ここを痛める原因となりやすいのが…、
親指を曲げて、グリップを握っていること、
ここが固定されていないこと、
手首を親指側に曲げてコッキングのやり過ぎ、
…だと思います。

これらのことからも、やはり、『グリップ体操』は、よく行なって頂いて(^^)
特に親指は、しっかりと伸ばしてグリップできるように、練習してみて下さいね。

…レッスンの時、親指を伸ばして、“固定感”の有るグリップにしただけで、スイング、ショット共に、良くなった方がいらっしゃいましたよ(^^)v

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