ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

こだわりたい箇所

2011年06月28日 | ゴルフ全般
レッスン中に、「肩甲骨は、腕の骨だと思っていた方は?」とお尋ねすると…。

「腕の骨だとは思っていなかった。肩(背中)の骨だと思っていて、腕と肩は、別々だと思っていた。そして、動きが繋がるとは思っていなかった」とおっしゃる方が多かった。

…これが正直な感想なんだろうと思う。

でも、ダンスでも、ダイエットでも、肩コリ予防、腰痛予防の体操でも、さらに免疫力アップの体操でも、肩甲骨の動きは、重要視されている…はず。

スポーツのパフォーマンスにおいても、肩甲骨と上腕骨を連結させて動かせるようになることは、絶対!大事。

そして、肩甲骨を動きの起点として、腕を振れるようになることも、さらに大事。

運動のセンスが良いとか、運動神経が良いと言われる人は、“ここ”の使い方が、上手い人のことなのだ。

女子プロが、あれだけ飛距離を出せるのも、結局、“ここ”を上手く使っているから。

ゴルフだけではなく、トップアスリートと言われる人で、ここの使い方の下手な人はいないと思う。

だから、どうにかして、“ここ”の動きを良くして行きたい。

“ここ”に、運動のセンスと言われるものが潜んでいるから…。

「トップアスリートを目指すわけではないから…」とおっしゃる方でも、その人の潜在能力は、“ここ”の動きを良くして行くことで、引き出すことができるのだ。

さらに、肩甲骨がスムーズに動くようになれば…。

姿勢が良くなる→肩コリや腰痛を解消できる。

身体が螺旋状に動く→ウエストをはじめ、身体が全体的に引き締まる。

など、ゴルフの練習を行ないながら、二次的な効果も期待できる。

“肩のゼロポジション”を知って頂いた上での“円月殺法素振り”で、肩甲骨と上腕骨の動きが連動する方は多くなったと思う。

ここからは、肩甲骨の動きを腕の振りの起点として行けるように…である。

現時点では、私が皆さまの肩甲骨を押すことで、肩甲骨から動く感じを体感して頂こうとしているが、もっと、他に方法は無いかな?と、現在、考え中…。
腕の振り方そのものを、ゴルフスイングの形にとらわれず、色んな方法で練習してみるのも、さらなる手法かな?とも思ってる。

この“肩甲骨の動きを腕の振りの起点とする”に関しては、たとえ、プロでも、微妙な違いを感じ取りながら追求して練習しても良い箇所。

なので、ゴルフを練習しながらの二次的な効果も狙いながら、“肩甲骨の動きを腕の振りの起点とする”レッスンに、私自身も、もっとこだわってみたいな…。
どういう練習法が良いだろう??

「現状維持では、後退する」

この辺りのことを、私自身のレッスンの改善点として、今後、さらに考えて行きたいと思います。

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